阪之下宿

藤の茶屋からの
筆捨山の眺めは
素晴らしい。
絵師も思わず
絵筆を捨てるという。


まったく、ひょうばん
だけあって、良い眺めだ。

絵師というものは
たんきだからな。

絵筆まで
捨てなくても
よさそうなもの。



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