Alcoholism



でらちゃんは,1985年,25歳のときに『アルコール依存症』の診断を受けました.

2006年9月2日に最後の入院,12月25日に退院してからは飲まない生活を継続中です.



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アルコール中毒 社会的人間としての病気
なだ いなだ 著 1966年7月30日 第1刷発行 紀伊國屋書店
 実は性同一性障害者だったでらちゃんは,子供の頃から自分の考え方や生き方を周りから否定されて育ってきたため,いつの間にか自分の人生に対して,漠然とした無力感と不自由さを感じるようになり,自分に残された唯一の自由がお酒を飲む自由だと思うようになりましたが,これはお酒の巧妙さで,実は自由を失っていたことに気づくのは,いわゆる『底つき』を迎えた2006年のことでした.
2 無名のアルコール中毒者たち アルコール中毒からの回復
AA文書委員会 編訳 1979年8月1日 第1刷発行 AA J. G. S. O.
 アメリカで1935年に発生し,日本では1975年から活動を行っているアルコール障害者のための自助グループ・AAにおける書籍 "Alcoholics Anonymous" (通称:ビッグ・ブック)の初の日本語版.この書籍,AAにおけるバイブルのような存在であったわけですが,現在ではタイトルが『アルコホーリクス・アノニマス』,サブ・タイトルが『無名のアルコホーリクたち』に改められています.AAからは他にもいろんな書籍が発行されていますが,他の書籍については割愛します.また,内容についてもコメントはここでは省略させていただきます.
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アルコール依存症 あなたの飲み方は大丈夫か
斎藤 学・柳田 知司・島田 一男 編 1979年11月30日 初版第1刷発行 有斐閣
 でらちゃんがまだ学生だった頃発行され,大学生協に山積みになっていたこの本で初めて『アルコール依存症』という病名を知りました.でらちゃん自身自分のお酒に問題があることを自覚していたので早速読んでみたところ思い当たることばかり(笑).でも『アルコール依存症』であることは認めましたが,『アル中』と呼ばれる事には抵抗を感じてました.
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三言でいえば
なだ いなだ 著 1980年12月5日 発行 毎日新聞社
 でらちゃんは,『アル中』という言葉は『気ちがい』,『かたわ』,『おかま』,『おなべ』等の言葉同様,差別用語というより侮蔑的表現として嫌う人も多いので,最近できるだけ使用しないように気をつけようと思っています.でもときどき使っちゃいますけどね.
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アルコール中毒 社会的人間としての病気 <改訂版>
なだ いなだ 著 1981年12月25日 第1刷発行 紀伊國屋書店
 でらちゃんがお酒を飲み始めたのは寮生活をしていた中学生の頃で,高校に進学して一人暮らしを始めるとともに習慣的に飲むようになり,この頃すでに若年性アルコール依存症にかかっていた可能性があると,10年後にアルコール依存症の診断を受けたときに指摘されました.大学生になった頃には身体的依存が始まり,社会人になった頃にはアルコール抜きでは何もできない完全な依存症状態でした.
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ほんものの酒を! あなたはニセモノを飲んでいる
日本消費者連盟 編著 1982年2月28日 第1版第1刷発行 三一書房
 でらちゃんは1985年に急性肝炎で入院していたのですが,その間も飲酒を続けていたため『アルコール依存症』および『不安神経症』の診断を受け,T医大付属病院神経科,翌1986年5月には当時少なかったアルコール専門病院の国立療養所K病院に入院しました.この本はそれ以前に読んでいましたが, K病院の売店に山積みになっていたのが印象に残っています.
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現代思想 1982年10月号 vol.10-13
特集=アルコール中毒
1982年10月1日 発行 青土社
執筆:大原 健士郎/田所 作太郎/栗原 久/小田 晋/斎藤 学/池上 直己/餅田 彰子/山田 耕一/波田 あい子/喜安 朗/堀内 勝/米倉 育男/別役 実/内田 隆三/服部 銈二郎/多田井 吉之介/竹中 和郎
対談<アルコール中毒の人間学>:なだ いなだ/荻野 恒一
8 酒神バッカスの十階
河野 裕明 著 1983年7月25日 初版発行 河出書房新社
 でらちゃんが国立療養所K病院に入院していた頃,同病院の院長さんをやっていたのがこの先生でした.というわけでこの本に名前が出てくる看護師さんやケースワーカーさんは知っている方多いです.でも,この病院に入院していた頃のでらちゃんは全くお酒やめる気がなかったので,いま思うととても失礼なことしてたと思います.ごめんなさい.



9 女性とアルコール依存症
斎藤 学 著 1984年8月25日 第1刷発行 海鳴社
 でらちゃんのアルコール依存症が表面化した1985年は1度目の結婚生活が破綻した年,いわゆる『底つき』を迎えた2006年は2度目の結婚生活が破綻した年でした.ああはずかしい.
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アルコール依存症の精神病理
斎藤 学 著 1985年6月30日 第1刷発行 金剛出版
 この斎藤学っていう先生,日本におけるアルコール依存症の権威みたいな人らしく,何冊も依存症関連の本を出していますが,書かれた年代によって結構ころころ考え方が変わっていたりして面白いのです.これはその時代時代におけるアルコール依存症に関する精神病学界の考え方の変遷を示しているような感じでもあるのです.
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飲酒症 「アルコール中毒」の本態
田中 孝雄 著 1986年5月25日 発行 中央公論社
 "Alcoholism"(アルコール症)の訳語として,あえて『アルコール依存症』ではなく『アルコール中毒』を使用しています.でらちゃんは個人的には『アルコール中毒』という言葉は病気の本質を表現してはいないし,また『アルコール依存症』という言葉も病気の本質が『依存』のみにあるような誤った印象を与えられるのであまり好きではないのですが,入院した2つのアルコール病院の特に年輩の患者さんには,「自分はアル中であることは認めるが,アルコール依存症と言われるのは我慢できない」という人が多かったように記憶しています.でらちゃんはどちらかというと,アル中と言われるよりはアルコール依存症と言われる方がまだましのような気がしていたのですが,やはり,年輩の方には『精神病=狂人』という図式があり,精神病者と言われるのは耐えられなかったのではないかと推測してます.また,著者はいわゆるアル中現象の本態は飲酒システムに生じたカタストロフィーであることを指摘し,新たに『飲酒症』と呼ぶことを提案し,以下の定義を行っていますが,これはアルコホリズムのほんの一部の症例に限定してしまっていると思うので賛成できません.
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アルコール依存症に関する12章 自立へ ステップ・バイ・ステップ
斎藤 学 編 1986年11月30日 発行 初版第1刷発行 有斐閣
 依存症者にとってアルコールは単なる引き金にすぎず,アルコール依存症はその人の考え方・生き方を徹底的におかしくする病気であるのですが,決して完全に治癒することはないので,回復の道を進んでいても,この傾向は依然として自分の中に残っているのです.
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ヘルスクエスト選書3 アルコール依存症とは何か
斎藤 学 著 1988年2月15日 第1刷発行 IFF 出版部 ヘルスワーク協会
 後にお酒を飲まなくなってから解ったことですが,アルコールに対するソブラエティ(覚醒)よりも感情のソブラエティの方がよっぽど難しいと思います.特にでらちゃんの怒りは恨みに変わりやすいので,タチが悪いです.
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アル中地獄(クライシス) アルコール依存症の不思議なデフォルメ世界
邦山 照彦 著 1989年3月1日 初版発行 第三書館
 患者の立場から『アルコール依存症』について書かれた本は実際のところ凄く少なかったのですが,それだけに読んだ後,大きな希望を与えられた感じががしました.この作者は精神病院入院36回の日本最多記録を持つ『日本一のアル中男』らしいです.ちなみにでらちゃんの入院歴は6回です(恥).
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アルコール依存症を知る! 回復のためのテキスト
森岡 洋 著 1989年3月20日 初版発行 アルコール薬物問題全国市民教会(ASK)
 25歳のときに『アルコール依存症』の診断を受けたでらちゃんは,病気から回復するためにお酒を止めるのではなく,回復しなくてもいいから一生飲み続ける道を選択し,以後長い隠れアル中生活を続けることになりました.
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HONE DOCTOR BOOKS アルコール依存症 あなたのその飲み方が危ない
斎藤 学 監修 1989年8月3日 第1刷発行 立風書房
 現在では,アルコール依存症は病気であって,本人の意志や道徳性とは無関係であるというのが通説となっていますが,でらちゃんが診断を受けた1980年代頃はまだ,アルコール依存症は本人の意志の問題であるという片付けられ方をしていて,まともな治療をしている病院も少なく,回復を遅らせる一因となっていました.この斎藤学っていう先生,やっぱりちょっとヘンだとでらちゃんは思います.



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夫婦で読むテキスト あなたが変わる 家族が変わる アルコール依存症からの回復
猪野 亜朗 著 1992年3月10日 第1刷発行 アルコール薬物問題全国市民教会(ASK)
 でらちゃんの発病した1985年は最初の結婚生活が破綻した年,底をついた2006年は2度目の結婚生活が破綻した時で,でらちゃんのアルコホリズムはセクシュアリティーの問題と密接な関連があることがわかるわけですが,結局家族をなくしてひとりになったしまったでらちゃんは,自助グループに繋がることによって回復が始まりました.
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新装版 アルコール中毒 物語風
なだ いなだ 著 1992年9月28日 第1刷発行 五月書房
 精神病院への入院には最初はもちろんとても抵抗がありましたが,いざ入院してしまうと非常に便利なところで,入院中に身体的には治療によって回復させてくれるし,社会的には入院期間にほとぼりがさめるし,経済的には保険や傷病手当等で下手すると働いているときよりも収入があったりするので,そういうわけで今度は病院依存という新たなアディクションが身についてしまったりもするのです.
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テキストブック アルコール依存症
榎本 稔・安田 美弥子 編 1996年1月15日 第1刷発行 太陽出版
 でらちゃんは2006年9月2日,それまで繋がっていた普通の(?)精神病院を追い出されて,富士山の麓にあるアルコール・薬物専門のS病院に転院し,主治医から性同一性障害の合併症であるとの診断を受け,それが最後の入院となりました.12月25日に退院してからは自助グループに繋がると共に,性同一性障害の治療を開始し,以来お酒のない生活を続けています.この本は,S病院でテキストとして使われていました.
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やさしいアメリカ人 ミニー神父とアルコール依存症者たち
宮下 忠子 著 1996年1月25日 初版第1刷発行 東峰出版
 AA(アルコホーリクス・アノニマス)のプログラムを日本に導入したミニー神父の思い出の記.でらちゃんは,1986年にK病院,2006年にS病院と,2度アルコール専門病院に入院,AAのメッセージを受け取りましたが,1度目は自身がお酒をやめる気がなかったので全く無関心だったのに対し,2度目は底をついて何とかしてお酒をやめたいと思っていたので,メッセンジャーのスピーチにとても共感することができました.
21 りぶらりあ選書 アルコール中毒の歴史
ジャン=シャルル・スールニア 著 本多 文彦 監訳 星野 徹・江島 宏隆 訳
1996年9月30日 初版第1刷発行 法政大学出版局
 美徳よりも悪徳に魅かれることの多かったでらちゃんは,長い目で見た自殺をしようとしていたのかもしれません.
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メディコピア35 アルコール ~上手につきあうために~
山中 學・亀田 治男・川合 忠・石井 裕正 編 1997年2月5日 初版発行 富士レビオ
 性同一性障害の診断を受けたでらちゃんは,アルコール依存症の原因となった自分の生き辛さが,本当は女性でありながら男性として生きることを周囲から強要されていたことにあったことに気づき,今後は女性として生きていく決心ができたため,以来深刻な飲酒欲求に襲われることなく,飲まない生活を続けさせていただいています.でらちゃんは女性として生きて行ける限り,お酒は必要ないのです.
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アルコール・ラヴァー ある女性アルコール依存症者の告白
DRINKING : A LOVE STORY
キャロライン・ナップ 著 小西 敦子 訳 1997年6月30日 初版発行 早川書房
 この本の作者はでらちゃんと同じ年に生まれて,同じ頃父親を失っているので,親近感を持っておりましたが,一読してみて,あまりにもでらちゃんと同じようなことをやっているので吃驚しました.やっぱりでらちゃんも女性のアル中の典型的な生き方してたのね.
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アルコール問答
なだ いなだ 著 1998年3月20日 第1刷発行 岩波書店
 国立療養所K病院でアルコール専門治療に従事した堀内秀医師=作家なだ・いなだ氏著.医師と患者のカウンセリングを通して,アルコール治療がわかり易く書かれていますが,これは,患者がその飲酒によってまだ仕事も家族も失っていない,比較的軽症のケースであることに留意する必要があると思います.深刻なアルコール依存症患者にとっては,患者の意志の問題など云々している場合ではないのです.



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生まれかわるまで -摂食障害とアルコール依存症からの回復記-
尾崎 弥生 著 2000年4月25日 初版第1刷発行 星和書店
 でらちゃんもアルコール依存症の合併症として摂食障害持っていましたが,この本の著者のような過食嘔吐ではなく拒食症だったので,最初に急性肝炎で入院したとき,身長168cm に対して体重が42kg まで減少してしまっていました.また,睡眠障害も持っていたので,長い間繋がっていた地元の普通の(?)精神病院では,入院中,睡眠薬・精神安定剤・向精神薬等の薬漬けにされていました.
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ともにつくる物語 アルコール依存症回復女性とフェミニストカウンセラーとの対話
井上 摩耶子 著/松下 美江子 語り 2000年9月15日 第1刷発行 ユック舎
 アルコール依存症回復女性とフェミニスト・カウンセラーとの対話を通じて,とくに依存症女性の回復の難しさについての考察がなされています.但し,でらちゃんの周囲を見回す限り,一旦回復への道に入った場合,男性より女性の方が回復は早いような気がしてます.
第1部 松下美江子物語
第2部 フェミニストカウンセリングの視点から
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ホーム・メディカ安心ガイド アルコール依存症 治療・回復の手引き
高木 敏・猪野 亜朗 監修 2002年6月20日 初版第1刷発行 小学館
 でらちゃんは2006年12月25日の最後の退院とともに自助グループにつながって以来,どういうわけかお酒が止まっていますが,いわゆる『断酒』をしているわけではありません.飲みたくないから飲んでいないだけです.アル中が集まって酒の話をしているミーティングに出席していると,どういうわけか飲酒欲求が取り除かれていくのです.不思議です?
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読本アルコール依存症 アルコール依存症の治療と回復 ―慈友クリニックの実践―
新貝 憲利 監修/世良 守行・米 沢宏 編著 2002年7月10日 改訂新版第1刷発行 東峰書房
 病院依存していたでらちゃんは,1985年にT医大付属病院神経科,1986年に国立療養所K病院,1987年・2000年・2005年に地元のいわゆる普通の精神病院,2006年にS病院と6回の入院をしましたが,クリニック受診や通院治療の経験はありません.ただ言えることは,普通の精神病院の中には,アルコール治療に関する知識が全くないため,ほとんど治療も行わず患者に対して精神論を振り回したり,いたずらに長い期間入院させるだけのところもありますので,治療に関してはまず専門医のいる病院・クリニックへの受診をお勧めします.
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失踪日記 DISAPPEARANCE DIARY
吾妻 ひでお 著 2005年3月8日 第1刷発行 イースト・プレス
 不条理漫画・ロリコン漫画の第1人者として名高い著者が,自身の2度の失踪・アル中・入院体験を綴ったノン・フィクション.『アル中病棟』に描かれているアル中体験・強制入院・自助グループ等については,当然の事ながら描写が柔らかいのにはちょっと不満が残りますが,それはアル中のみが体験すれば良いことなので,やはりこの程度が妥当なんでしょうね?
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逃亡日記 ESCAPE DIARY
吾妻 ひでお 著 2007年1月30日 第1刷発行 日本文芸社
 第34回日本漫画家協会賞大賞ほか数々の賞を受賞した『失踪日記』の,本人によれば,「別冊漫画ゴラクに連載してたインタビューコラムにおまけをつけ適当にまとめた」便乗本.
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酒害者と回復活動
松下 武志 著 2007年3月20日 第1版第1刷発行 學文社
 でらちゃんの生きづらさは,社会の中での「男性役割」を要求されていたことにあったのですが,それは「女性役割」を演じることのできる家庭・家族の不在でもありました.それはでらちゃんにとっては,家庭・家族というものに対する「恨み」を引き起こし,性依存を呼び起こす原因にもなりました.
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今日も飲み続けた私 プチ・アルコール依存症からの生還
衿野 未矢 著 2008年7月20日 第1刷発行 講談社
 『プチ・アルコール依存症』いわゆる『アル中予備軍』を自覚した筆者が『プチ禁酒』によって,飲み続けるという.... 確かにこういう事ができるって事は『アルコール依存症』ではないって事でしょうね? こ~ゆ~事ができないからみんなアル中になっちゃうんだよ.



33 通院でケアする!アルコール依存症の早期発見とケアの仕方
世良 守行 著 2010年3月25日 初版第1刷発行 日東書院
 でらちゃんは最終的に底をついたときに,『性同一性障害』という自分の生きづらさの原因が明らかになったので,自助グループで自分のアルコールの問題と共にセクシュアリティの問題に取り組むことができるようになり,『性同一性障害』の治療を開始することができました.
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失踪入門 人生はやりなおせる!
吾妻 ひでお/中塚 圭骸 著 2010年3月31日 第1刷発行 徳間書店
 どちらかと言うと,われらがアル中吾妻先生よりジャンキー圭骸氏の方が目立っている感じですが,でらちゃんの経験としてもアルコールとハルシオンの相性は最悪で,依存性はそれほどでもありませんが,ブラックアウト時にかなり恥ずかしい思いをすることになります.
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西原理恵子×月乃光司のおサケについてのマジメな話 アルコール依存症という病気
西原 理恵子/月乃 光司 著 2010年7月6日 初版第1刷発行 小学館
 でらちゃんが最終的に底をついて,回復への道を歩きはじめることができたのは,残った家族がさっさとでらちゃんを見放してくれたからでした.ほっといてくれてありがとう.
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アルコール依存症は治らない 《治らない》の意味
なだ いなだ/吉岡 隆 著 2013年3月10日 初版第1刷発行 中央法規出版
 ここに紹介している本の何冊かはでらちゃんの母親にも読ませたのですが,この本が一番わかりやすかったそうです.
37 実録!アルコール白書
吾妻 ひでお/西原 理恵子 著 2013年3月31日 第1刷発行 徳間書店
 アル中本人とアル中の家族の赤裸々な対談を収録.でらちゃん家では,2006年12月25日にでらちゃんが最後の退院をして自助グループにつながり,依存症からの回復と並行して性同一性障害の治療を行い,性別適合手術を終了した翌年,家を出ていた母親が猫を連れて帰ってきました.
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失踪日記2 アル中病棟
吾妻 ひでお 著 2013年10月10日 第1刷発行 イースト・プレス
 2006年12月25日,アルコール専門のS病院を退院したでらちゃんも,およそ30年ぶりに素面の生活を始めたわけですが,やはりものすごく不安だったので,病院に迎えに来てくれた家族にそのまま自助グループのミーティングに連れて行ってもらいました.以来,スリップも入院もしていません.
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アル中ワンダーランド
まんしゅう きつこ 著 2015年4月9日 初版第1刷発行 扶桑社
 仲井戸麗市さん流に言うと,でらちゃんはアル中さんや性同一性障害者は好きですが,それを売り物にする人はそうでもないので,最近この手の作品には食傷気味なのであります.あと巻末に掲載されている鼎談を読むと,この方どうもアルコール依存症という病気を甘く見ているような気がして共感できませんでした.もうそろそろアル本読むのやめよっと.
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酔うと化け物になる父がつらい,,
菊池 真理子 著 2017年9月30日 初版発行 秋田書店
 ACの作者によるノンフィクション.でらちゃんのようなアルコホーリク当事者の目から見ても,この作者のお父さんのケースは一応仕事はしているし,酔って暴力をふるうわけではないので「それほどひどい依存症ではない」ように思えてしまうのですが,実はこういう『呑めないアル中』って性質悪いのです.世間的には本人よりも家族,このケースで言えば,新興宗教にはまった挙句自殺してしまう母親や,高校卒業後定職にもつかない作者の方に問題があるように,アルコホーリク本人の方が同情的に見られがちなので,とても困るのです.