ますむら ひろし

作品3(2001年頃〜)




惑星ミマナ 全3巻

2002 ポプラ社 オススメ度:★★★★

 『アンダルシア姫』に続いて,少女ミマナを主人公にした作品ですが,前者が少年・時蔵の眼を通しての織部の物語だったのに対し,ここではミマナが文字通り主役をはっていて,どちらかというと『ペンギン草子』『オーロラ放送局』の『カリン島シリーズ』の美優に近い感じです.

カリン島見聞記 全2巻

2003 ポプラ社 オススメ度:  ―

 『ペンギン草子』『オーロラ放送局』の『カリン島シリーズ』のルーツとなった,イラストに小文という形で発表されたものの,これまで出版されていなかったもので,「<イラスト+童話>で描く ますむらひろしの新境地」と帯に記載されてます.『アタゴオル』時代からイラスト・ブックや絵本等,コミックとはちょっと異なった表現法もとっていた作者が,本格的に『童話』にチャレンジした作品で,もともと得意とするメルヘンですし,文章力も『ゴロナオ通信』等で証明済みなので,卒なくこなしているといった感じです.

ますむらひろしの
「ゴッホ型猫の目時計」

2005 小学館 オススメ度:  ―

 『あとがき』に書いてあるように,当初ゴッホの『はね橋』が嫌いだったという作者が,「ゴッホへの嫌悪まじりの時間は,20歳過ぎにぶちっと切れ」,「『ビンセント計画』と仮称して,ゴッホの絵をアタゴオル的に書いてみると,彼の気持ちが少し伝わって来た気がする」そうです.よかったです.

アタゴオルコンプリートブック
ヒデヨシのおもちゃ箱

2006 メディアファクトリー オススメ度:  ―

  3DCG アニメ映画『アタゴオルは猫の森』公開にあわせて出版された,カラー・イラスト,未発表スケッチから貴重な資料までを満載した『アタゴオル』データブック.特別付録として『アタゴオル・オリジナル便箋10点』もついています.




アタゴオル 全7巻

2006 メディアファクトリー オススメ度:  ―

 新作ではなく,従来の『アタゴオル物語』6巻(1981年)に『ギルドマ』(1999年)を追加した形の全7巻.



アタゴオルは猫の森
既刊11巻

2000〜 メディアファクトリー オススメ度:  ―

 こちらは,月刊コミックフラッパー連載中の『アタゴオル』新作ですが,未完の作品につきコメントは控えさせていただきます.