Movies

David Bowie



1
地球に落ちてきた男
The Man Who Fell to the Earth
1976年 イギリス
カラー 133 min
★★★★
監督:ニコラス・ローグ
製作:マイケル・ディーリー/バリー・スパイキングス
製作総指揮:サイ・リトヴィノフ
原作:ウォルター・デヴィス
脚本:ポール・メイヤーズ・バーグ
音楽:ジョン・フィリップス/ツトム・ヤマシタ
撮影:アンソニー・B・リッチモンド
編集:グレイム・クリフォード
出演:デヴィッド・ボウイー/リップ・トーン/キャンディ・クラーク/バック・ヘンリー/バーニー・ケイシー
 主演第1作.この役柄,ボウイーさんがはまってるというより,ボウイーさんが ROCK の世界で演じ続けてきた役柄そのままなので,まさにボウイーさんのために作られたキャラクターであり,映画だったといえます.ですからはまっているのは当然で,逆にこの作品以降別のキャラクターを演じるのが難しくなってしまうのでは,という危惧を感じさせられましたが, ボウイーさん自身は苦も無くその難題をクリアーしていきます.俳優としても一流の人だったと思います.この作品自体は,少々ストーリーがわかりにくいのが難点ですが,ボウイーさんとキャンディ・クラークさんの好演が,その難点をほとんど感じさせないものにしています.
2
ジャスト・ア・ジゴロ
Just a Gigolo
1978年 西ドイツ
カラー 95 min
★★★★★
監督:デヴィッド・ヘミングス
脚本:ジュシュア・シンクレア
撮影:チャーリー・ステインバーガー
衣装:イングリット・ツォーレ
メイク:アンソニー・クラベット
出演:デヴィッド・ボウイー/シドニー・ローム/キム・ノヴァク/デヴィッド・ヘミングス/マリア・シェル/クルト・ユルゲンス/マレーネ・ディートリッヒ
 ボウイーさんにとってほとんど反則技だった前作以上のはまり役で,前作を観た後に感じた危惧が嬉しい誤算であったことを証明させてくれた作品であるともいえます.ただ,初のボウイーさん映画として騒がれてロードショー公開された前作と異なって,地味な印象の作品であったせいか,なかなか日本では上映されている映画館が見つからなかった記憶があるのです. DVD も早々に入手困難になっていて,結構いいお値段で入手しました.
3
クリスチーネ・F
Christine F.
1981年 西ドイツ
カラー 126 min
★★★
監督:ウルリッヒ・エデル
原作:カイ・ヘルマン/ホルスト・リーク
脚本:ヘルマン・ヴァイゲル
音楽:デヴィッド・ボウイー
撮影:ユストゥス・パンカウ
出演:ナーチャ・ブルンクホルスト/トーマス・ハウシュスタイン/イェンス・ターバル/イアン・ゲオルグ・エフレル/クリスチーヌ・ライヒェルト/デヴィッド・ボウイー(カメオ出演)
 公開当時実話をもとにした衝撃的な内容がセンセーショナルな話題を呼んだ作品ですが,30余年を過ぎた現在ではそれほどのものではないのです.ボウイーさんは音楽を担当している他,コンサート・シーンに本人役でカメオ出演, "Station to Station" を歌っています.
4
ハンガー
The Hunger
1983年 イギリス
カラー 96 min
★★★★
監督:トニー・スコット
製作:リチャード・A・シェファード
原作:ホイットリー・ストリーバー
脚本:ジェームズ・コスティガン/アイヴァン・デイヴィス/マイケル・トーマス
音楽:デニー・ジャガー/デヴィッド・ウィルソン/ミシェル・ルビー二
撮影:スティーヴン・ゴールドプラット
編集:パメラ・パワー
出演:カトリーヌ・ドヌーブ/デヴィッド・ボウイー/スーザン・サランドン/クリフ・デ・ヤング ベス・エラーズ/ダン・ヘダヤ/ルーファス・コリンズ/スザンヌ・バーティッシュ/シェーン・リマー/ダグラス・ランバート/ベッシー・ラヴ/ジョン・パンコウ/ウィレム・デフォー
 カトリーヌ・ドヌーブさん演じる,休息も自由も得られない永遠の生命を持つ哀しい吸血鬼の物語.ドヌーブさんの伴侶役のボウイーさんの老人化していくメイクが見事ですが,ストーリー前半で姿を消してしまったのは残念でした.後半は,新たな伴侶として狙われるスーザン・サランドンさんとのレズビアン・シーンが見どころですが,生殖を必要としない吸血鬼がバイセクシュアルであるというのは確かに理屈に合っていて感心してしまいました.ラストはゾンビと化したボウイーさんも再登場して,この手の映画のお約束の結末を迎えるのでした.
5
戦場のメリークリスマス
Merry Christmas, Mr. Lawrence
1983年 日本・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド
カラー 123 min
★★★★★
監督:大島 渚
脚本:大島 渚/ポール・メイヤーズバーグ
原作:ローレンス・ヴァン・デル・ポスト
製作:ジェレミー・トーマス
音楽:坂本 龍一
撮影:杉村 博章
撮影監督:成島 東一郎
編集:大島 ともよ
出演:デヴィッド・ボウイー/トム・コンティ/坂本 龍一/ビートたけし/ジャック・トンプソン/内田 裕也/三上 寛/ジョニー大倉/アリステア・ブラウニング/飯島 大介/本間 優二/室田 日出男/戸浦 六宏/金田 龍之介/内藤 剛志/石倉 民雄/三上 博史/車 邦秀/ジェイムズ・マルコム
 登場人物がすべて男性で,しかも戦闘シーンがないという異色の戦争映画.筒井康隆先生が「この映画の凄さを本当にわかるのか?」というようなことを描いておりましたが,凄さはともかく,戦争映画嫌いのでらちゃんでも画面に引き込まれるような魅力を感じた作品です.
6
ビギナーズ
Beginners
1986年 イギリス
カラー 107min
★★★
監督:ジュリアン・テンプル
音楽監督:ギル・エヴァンス
出演:エディ・オコーネル/パッツィ・ケンジット/デヴィッド・ボウイー/レイ・デイヴィス/シャーデー/ジェームズ・フォックス
 こちらは1950年代のティーンエイジャーを描いたミュージカル仕立ての青春映画.ボウイーさんは広告業界のやり手という役柄で出演している他,主題歌を歌っています.
7
ラビリンス/魔王の迷宮
Labyrinth
1986年 アメリカ
カラー 101 min
★★★★
監督:ジム・ヘンソン
脚本:テリー・ジョーンズ
製作:エリック・ラトリー
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
音楽:トレヴァ―・ジョーンズ
撮影:アレックス・トムソン
SFX:ジョージ・ギブス
特殊メイク:ウォリー・シュネイダーマン
美術:ロジャー・ゲイン/マイケル・ホワイト/ピーター・ハウィット
編集:ジョン・グローヴァ―
出演:デヴィッド・ボウイー/ジェニファー・コネリー/ブライアン・ヘンソン/ロン・ミュエク/デヴィッド・ショーネシー/トビ―・フラウド/シェリー・トンプソン/フランク・オズ/ナタリー・フィンランド
 誰が言い出したのか知らないけれど,この映画でゴブリンの王ジャレスを演じているボウイーさんは『妖怪しっとるけ』に似ているというので,ファンの間では評判の良くない作品です.でも,ファンタジーとしてよくできた作品だと思います.お人形さんたちもかわいいし.
8
ニューヨーク恋泥棒
The Linguini Incident
1991年 アメリカ
カラー 98 min
★★★★
監督:リチャード・シェパード
脚本:タマ―ル・ブロット/リチャード・シェパード
製作:アーノルド・オルゴリーニ
製作総指揮:リチャード・J・ギャグノン
音楽:トーマス・ニューマン
撮影:ロバート・ヨーマン
編集:ソーニャ・ポロンスキー
出演:ロザンナ・アークエット/デヴィッド・ボウイー/エスター・バリント/マーリー・マトリン/バック・ヘンリー/アンドレ・グレゴリー/キャシー・キニ―/ヴィヴィカ・リンドフォース
 ニューヨークを舞台にしたコメディー・タッチのラブ・ロマンス.ボウイーさんの歯並びの悪さが目立つ作品ですが,異なるタイプの作品で異なるタイプの役柄にチャレンジしているのはすごいと思まいます.個人的には,相手役のロザンナ・アークエットさん(実はこの人の方がトップ・クレジット)よりも,エスター・バリントさんの方が存在感大きかったと思います.



9
バスキア
Basquiat
1996年 アメリカ
カラー 108 min
★★★★★
監督:ジュリアン・シュナーベル
脚本:マイケル・トーマス・ホルマン/ジュリアン・シュナーベル
製作:ジョン・キリク/ランディ・オストロウ/シガージョン・サイヴァッツォン
製作総指揮:ジョセフ・アレン/ピーター・ブラント/ミチヨ・ヨシザキ
音楽:ジョン・ケイル
撮影:ロン・フォーチュナト
編集:マイケル・バレンバウム
出演:ジェフリー・ライト/クレア・フォーラ二/ベ二チオ・デル・トロ/マイケル・ウィンコット/デヴィッド・ボウイー/デニス・ホッパー/ゲイリー・オールドマン/パーカー・ポージー/ウィレム・デフォー/コートニー・ラブ/クリストファー・ウォーケン/エレナ・レーヴェンソン/ポール・バーテル/テータム・オニール/マイケル・チャウ/マイケル・バダルコ/サム・ロックウェル
 27歳で夭折したニューヨークの天才画家ジャン=ミシェル・バスキアの生涯を描いた実話ですが,アンディ・ウォーホル役でボウイーさんが助演していると知ったとき,「ああやっぱり」と思いました.まさにはまり役で,この人を除いてこの役を演じられる人はいなかったと思います.あとは,画商役でデニス・ホッパーさん,チョイ役でテイタム・オニールさんが出演しています,