1 | アンダルシアの犬 Un Chien Andalou |
★★★ |
1929年 フランス モノクロ 21 min | ||
STAFF 監督:ルイス・ブニュエル 脚本:ルイス・ブニュエル/サルバドール・ダリ 製作:ルイス・ブニュエル 撮影:アルベール・デュベルジャン 編集:ルイス・ブニュエル |
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CAST ピエール・バチェフ/シモーヌ・マルイユ |
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シュールレアリズムの傑作と評されるアヴァンギャルド・ムービー.ブニュエル監督によれば「映画の機能を否定した映画」とのことですが,確かに難解でした.しかしながら,実は先端恐怖症なもんでこゆのダメなんですが,予想していたほどグロくはありませんでした.サルヴァドール・ダリさんに関しては,個人的にアンディ・ウォーホルさんと並んで最も好きな芸術家だったので,この映画にも以前から関心があったものの,やはりコワくてなかなか観る気になれなかったのですが,制作から約1世紀を経過してやっと初めて観ることができました. |
2 | フリークス Freaks |
★★★★ |
1937年 アメリカ モノクロ 64 min | ||
STAFF 監督:トッド・ブラウニング 脚色:ウォリス・ゴールドベック/レオン・ゴードン 原作:トッド・ロビン 台詞:エドガー・アレン・ウルフ/アル・ボースバーグ 製作:トッド・ブラウニング 撮影:メリット・B・ガースタッド 編集:バシル・ランゲル |
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CAST ウォーレス・フォード/リーラ・ハイアムス/オルガ・バクラノヴァ/ロスコ―・エイツ/ヘンリー・ヴィクター/ハリー・アールス/デイジー・アールス/ローズ・ディオン/デイジー&ヴァイオレット・ヒルトン/エドワード・ブロフィー/マット・マクヒュー/ピーター・ロビンソン/オルガ・ロデリック/ジョセフィーン・ジョセフ/クー・クー/エルヴァイラ・スノー/ジェニー・リー・スノー/シュリッツ/ジョニー・エック/フランシス・オコナー/プリンス・ランディアン/アンジェロ・ロシェット/エリザベス・グリーン |
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元祖カルト・ムービー.『異端の者たち』総出演による,『心温まるヒューマン・ストーリー』という謳い文句は大ウソの実は残酷な復讐劇で,現在では放映はもちろん制作も不可能だと思われます.監督のトッド・ブラウニングさんはこの作品の世間に与えた衝撃と道義的責任を問われ映画界から干されてしまったという,掟破りの超問題作. |
3 | 華氏451 Fahrenheit 451 |
★★★ |
1966年 イギリス カラー 112 min | ||
STAFF 監督:フランソワ・トリュフォー 脚本:フランソワ・トリュフォー/ジャン・ルイ・リシャ―ル 原作:レイ・ブラッドベリ 製作:ルイス・M・アレン 音楽:バーナード・ハーマン 撮影:ニコラス・ローグ 編集:トム・ノーブル |
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CAST オスカー・ウェルナー/ジュリー・クリスティ/シリル・キューザック/アントン・ディフリング/アレックス・スコット |
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『SF嫌い』のフランソワ・トリュフォー監督によるSF映画.中学生の頃 TV の深夜映画劇場で観てそこはかとなく記憶に残っていた作品で,今回50年ぶりに DVD を購入して観ることができました.ストーリー等は全く覚えていませんでしたが,『サルバドール・ダリ画集』を始めとする多数の書物が焼却されるシーンはかなりショッキングな印象を受けていたらしく記憶に残っています.また,それと対比して静かなイメージの,複数の『ブックマン』たちがそれぞれの本の文章を暗唱するラスト・シーンもおぼろげながら覚えていました.今回観て感心したのは,活字禁止社会を描いた映画であるため,オープニング・タイトルやクレジットが一切表示されず,ナレーションによって説明されている点で,徹底した映画作りが見事でした. |
4 | 欲望 Blowup |
★★★ |
1967年 イギリス・イタリア・アメリカ カラー 111 min | ||
STAFF 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ 脚本:ミケランジェロ・アントニオーニ/トニーノ・グエッラ/エドワード・ボンド 原作:ミケランジェロ・アントニオーニ 製作:カルロ・ポンティ 製作総指揮:ピエール・ルーヴ 音楽:ハービー・ハンコック 撮影:カルロ・ディ・パルマ 編集:フランク・クラーク |
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CAST ヴァネッサ・レッドグレイヴ/サラ・マイルズ/デヴィッド・ヘミングス/ジョン・キャッスル/ジェーン・バーキン/ジリアン・ヒルズ/ピーター・ボゥルズ/フェルシュカ/ザ・ヤードバーズ |
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ストーリーがあってないようなシュールな内容はともかくとして,ツイン・リード時代のザ・ヤードバーズの演奏シーンにおけるギターを破壊するジェフ・ベックさんの演技で有名なカルト・ムービー.当然こちらが目的で観たわけですが,ラストのエアー・テニスのシーンはかなり印象的でした.1960年代のポップ・カルチャーを窺うことのできる貴重な作品だと思います. |
5 | ワン・プラス・ワン One Plus One |
★★★ |
1968年 イギリス カラー 101 min | ||
STAFF 監督:ジャン・リュック・ゴダール 脚本:ジャン・リュック・ゴダール 製作総指揮:エレニ・コラード 音楽:ザ・ローリング・ストーンズ 撮影:アンソニー・B・リッチモンド 編集:ケン・ラウルス/アニエス・ギュモ |
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CAST ミック・ジャガー/ブライアン・ジョーンズ/キース・リチャード/チャーリー・ワッツ/ビル・ワイマン/アンヌ・ヴィアゼムスキー/イェーン・クォーリア/フランキー・ダイモン/ダニー・ダニエルズ/イラリオ・ペドロ/ロイ・スチュワート/リンバート・スペンサー/トミー・アンサー/トミー・アンサー/マイケル・マッケイ/ルディ・パターソン/マーク・マシュー/カール・ルイス/バーナード・ボストン/フランソワーズ・パスカル/ジョアンナ・デイヴィッド/モニカ・ウォルターズ/グレンナ・フォースター・ジョーンズ/エリザベス・ロング/ジャネット・ワイルド/ハリー・ダグラス/コリン・カニンガム/グラハム・ピート/マシュー・ノックス/バーブラ・コールリッジ ナレーター:ショーン・リンチ ノンクレジット:ジェイムズ・フォックス/ニッキー・ホプキンス/クリフトン・ジョーンズ |
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ストーンズの『悪魔を憐れむ歌』レコーディング風景のドキュメンタリーとゴダール監督の脚本によるフィクション部分が交錯する作りの映画で,タイトルの『ワン・プラス・ワン』を当時の映像と音楽の分野で最も最前線を走っていると評価されていた(と思われる)ゴダール監督とストーンズの共演(フィルム・セッション)を意味していると思われますが,果たしてこの組み合わせ,どれだけの意味があったのか,今となってはかなり?を感じてしまうのでした.個人的にはこのゴダール監督の映画って難解で苦手で,この映画のフィクション部分に関しても何がいいたいのかさっぱり解らなかったというのが正直な感想です.但し,ドキュメンタリー部分に関しては,もともとストーンズのメンバーの中ではブライアン・ジョーンズさんのファンでしたし,バンド自体もその作品もこの時期が一番好きだったので,かなり嬉しい映像作品でした.また今回エンド・クレジットを観ていて,この時期キースさんはまだ『リチャーズ』ではなく『リチャード』と名乗っていたことに気がつきました. |
6 | ロックンロール・サーカス The Rolling Stones Rock and Roll Circus |
★★★★ |
1968年 イギリス カラー 66 min | ||
STAFF 監督:マイケル・リンゼイ・ホッグ 製作:スタンフォード・ライパーソン 撮影:アンソニー・B・リッチモンド |
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CAST ジェスロ・タル/ザ・フー/タジ・マハ―ル/マリアンヌ・フェイスフル/ザ・ダーティ・マック/オノ・ヨーコ&イヴリー・ギトリス/ザ・ローリング・ストーンズ |
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製作から30年近く封印され,1996年になってようやく公開された伝説のカルト・ムービー.『ワン・プラス・ワン』(7)同様,ブライアン・ジョーンズさん在籍時の貴重な映像であるとともに,ザ・フーをはじめとする豪華なゲストが魅力的な作品ですが,なんといってもジョン・レノン,エリック・クラプトン,ミッチ・ミッチェル,キース・リチャーズ(当時はリチャード)の面々による『ダーティ・マック』の演奏が収録されている唯一の映像作品としての意義が大きいのです. |
7 | モア More |
★★★★ |
1969年 西ドイツ・フランス カラー 117 min | ||
STAFF 監督:バーベット・シュローダー 脚本:ポール・ジェゴフ/バーベット・シュローダー 製作:バーベット・シュローダー 音楽:ピンク・フロイド 撮影:ネストール・アルメンドロス 編集:デニス・デ・カサビアンカ/リタ・ローランド |
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CAST ミムジー・ファーマー/クラウス・グリュンバーグ/ハインツ・エンゲルマン/ミシェル・シャンデルリ/ヘンリー・ウルフ/ルイズ・ウィンク |
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中学生の頃観た『暗黒街のふたり』のアラン・ドロンさんの相手役が印象的だったミムジー・ファーマーさんが主演,ピンク・フロイドが音楽を担当しているということで,長い間観たい観たいと思っていながら実際に観ることはできたのは DVD を集め始めた21世紀に入ってからだったという映画の1本.また,この時代のドラッグ・カルチャーをモチーフにした名作でもあるのですが,既に依存症発症と回復を経験して現在ではアルコール,ニコチンを含む全てのドラッグと無縁になった身としては観るのが遅すぎたような感じがしています.依存症のまっただ中にあってこの作品を観てたら,もっと共感できて評価も高かったかもしれません.但し,自由を求めて自由を失う依存症という病気の本質を捕らえた佳作だと思います. |
8 | 砂丘 Zabriskie Point |
★★★ |
1970年 アメリカ カラー 112 min | ||
STAFF 監督:ミケランジェロ・アントニオーニ 脚本:サム・シェパード/フレッド・ガードナー/トニーノ・グエッラ 制作:カルロ・ポンティ 音楽:ピンク・フロイド/ジェリー・ガルシア 撮影:アルフィーオ・コンティーニ |
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CAST マーク・フレチェット/ダリア・ハルプリン/ロッド・テイラー/ポール・フィックス/G・D・スプラドリン/ビル・ギャラウェイ/キャスリーン・クリーバー |
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『欲望』(5)でロンドンのポップ・カルチャーを描いたアントニオーニ監督が,今回はアメリカに舞台を移して当時のヒッピー・カルチャーを描いた不条理映画.『モア』(8)同様ピンク・フロイドが音楽を担当しており,長い間観たいと思っていた映画でしたが,『モア』と同時期に DVD を購入して観ることができました.この3作品が制作・公開された当時はまだこどもだったのでリアルタイムで経験することは不可能だったのですが,あと10年早く生まれていたらこの時代を生で体験できたのにね.ちょっと残念ですが,もっと面白かった1970年代を10代で体験できたのでいいです. |
9 | ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター Gimme Shelter |
★★★★ |
1971年 アメリカ カラー 91 min | ||
STAFF 監督:デイヴィッド・メイスルズ/アルバート・メイスルズ/シャーロット・ツワーリン 制作総指揮:ロナルド・シュナイダー 録音:マイケル・ベッカー/ジョン・ブランボー/ハワード・チェスリー 撮影:デイヴィッド・メイスルズ/アルバート・メイスルズ 編集:エレン・ギファード/ジョアン・バーク/ロバート・ファレン/ケント・マッキニー |
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CAST ザ・ローリング・ストーンズ/アイク&ティナ・ターナー/ジェファーソン・エアプレイン |
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ザ・ローリング・ストーンズの1969年アメリカ・ツアーの最後の数週間を記録したドキュメンタリー.ミック・テイラーさん加入後の全盛期のストーンズの貴重な映像で,また有名な『オルタモントの悲劇』を捕らえた衝撃的な映像だと当時は思ったものでしたが,現在になって観るとそれほどのものではなく,ドキュメンタリーとしては編集の粗さが目についてしまいました. |
10 | 最後の晩餐 The Legend of HELL HOUSE |
★★★ |
1973年 フランス・イタリア カラー 130 min | ||
STAFF 監督:マルコ・フェレーリ 脚本:マルコ・フェレーリ/ラファエル・アスコナ 製作:ヴァンサン・マル 音楽:フィリップ・サルド 撮影:マリオ・ヴルピアーニ 編集:クローディーヌ・メルラン |
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CAST マルチェロ・マストロヤンニ/ウーゴ・トニャッツィ/ミシェル・ピッコリ/フィリップ・ノワレ/アンドレア・フェレオル |
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人生に絶望を感じた4人の美食家たちが,飽食・乱交を繰り返して行う『緩慢な自殺』を描いたブラック・コメディじみた異色作で,フランス・イタリア映画界の4人の名優が本人名で怪演しています.マルキ・ド・サド原作でパゾリーニ監督によって映画化された『ソドム120日』のパロディのような内容ですが,監督のマルコ・フェレーリさんはパゾリーニ監督作品『豚小屋』に俳優として出演していた方らしいです.カルト・ムービーとして高く評価されており,それなりに面白く観ることができたのですが,排泄・嘔吐・汚物の散乱といったシーンにはちょっとそういう趣味はないので,作品の評価はこのようになります.ネタばれになりますが,4人の男性が死んだ後アンドレア・フェレオルさんだけ生き残るラスト・シーンにはやはり女性性の強靭さをテーマに作品を撮り続けたというフェレーリ監督らしさを感じました.個人的には豊満な女性に魅力を感じるので,この女優さん気になって調べたところ,アラン・ドロンさんの『鷹』に出演されていました. |
11 | 愛の嵐 Il Portiere di notte |
★★★ |
1973年 イタリア カラー 117 min | ||
STAFF 監督:リリアーナ・カヴァーニ 脚本:リリアーナ・カヴァーニ/イタロ・モスカーティ 原作:リリアーナ・カヴァーニ/バルバラ・アルベルティ/アメディオ・パガーニ 製作:ロバート・ゴードン・エドワーズ 制作総指揮:ロバート・ゴードン・エドワーズ 音楽:ダニエレ・パリス 撮影:アルフィーオ・コンティーニ 編集:フランコ・アルカッリ |
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CAST ダーク・ボガード/シャーロット・ランプリング/フィリップ・ルロワ/ガブリエル・フェルゼッティ/マリノ・メッセ/ウーゴ・カルデア/イザ・ミランダ/カイ・ジークフリート・シーフィルド |
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性愛と狂気は紙一重とゆ~ことがよくわかるお話.日本にシャーロット・ランプリングさんの名を知らしめた作品で,以前から観たい観たいと思っていて観そびれていた映画の一本だったので,今回 DVD を入手してすご~く期待して観たのですが,ちょっと残念だった作品.主役のカップルの心の変遷がわかりづらく,ストーリーの展開が少々まだるっこしく,こ~ゆ~お話はこうなるしかないような意外性の全くないラスト,全体の雰囲気は良いのですが. |
12 | ファントム・オブ・パラダイス Phantom of the Paradise |
★★★★ |
1974年 アメリカ カラー 92 min | ||
STAFF 監督:ブライアン・デ・パルマ 脚本:ブライアン・デ・パルマ 製作:エドワード・R・プレスマン 製作総指揮:グスタフ・M・バーン 音楽:ポール・ウィリアムズ/ジョージ・アリソン・ティプトン 撮影:ラリー・バイザー 編集:ポール・ハーシュ |
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CAST ポール・ウィリアムズ/ウィリアム・フィンレイ/ジェシカ・ハーパー/ジョージ・メモリ/ゲリット・グレアム/ジェフリー・カマナー/アーチ―・ハーン/ピーター・エルブリング |
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『オペラ座の怪人』,『ファウスト』等の古典作品を元ネタにしたロック・ミュージカル.公開時は見逃していて,『ロッキー・ホラー・ショー』(16),『ヘアー』(22)同様,東京在住時に観ました.『ロッキー・ホラー・ショー』と共にロック・ミュージカル,カルト・ムービーの代表的古典作品とされていますが,1970年代にカーペンターズやスリー・ドッグ・ナイトのコンポーザーとして名前だけはよく知っていたポール・ウィリアムさんが主演,音楽を担当しており,初めてこの映画でそのお姿を拝見することができました.ちなみに,この映画でポール・ウィリアムさんが演じている『スワン』というキャラクターですが,後に『ルパン三世』映画版第一作のキャラクター『マモー』のモデルだったらしいです.ついでに劇中に出てくるバンド『ジューシー・フルーツ』も後に日本で同名のバンドが出現しました. |
13 | ガルシアの首 Bring Me the Head of Alfredo Garcia |
★★★★ |
1974年 アメリカ カラー 112 min | ||
STAFF 監督:サム・ペキンパー 脚本:サム・ペキンパー/ゴードン・ドーソン 原案:フランク・コワルスキー/サム・ペキンパー 製作:マーティン・バウム 製作総指揮:ヘルムート・ダンティン 音楽:ジェリー・フィールディング 撮影:アレックス・フィリップ・Jr. 編集:デニス・ドーラン/セルジオ・オルティガ/ロッブ・ロバーツ |
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CAST ウォーレン・オーツ/イセラ・ヴェガ/ロバート・ウェッバー/ギグ・ヤング/ヘルムート・ダンタイン/エミリオ・フェルナンデス/クリス・クリストファーソン |
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ペキンパー監督が親友だったウォーレン・オーツさんを主演に迎えて撮ったお得意のヴァイオレンス・ムービーですが,本国アメリカでは公開当時不評だったにも関わらず,日本ではやたらと評判の高かった作品で,この頃雑誌『ロード・ショー』を毎月購読していたのですが,その誌上でも評論家,制作者,監督,俳優の方々がべた褒めしていたような記憶があります.後にアメリカでも高評価を得るようになり,日本では現在でも知る人ぞ知る傑作カルト・ムービーの評価を受けている作品です.で,わりと早いうちに TV で視聴していて,今回 DVD を入手して再度観てみたのですが,確かにストーリーも面白くよく出来た作品だとは思いますが,最高傑作と呼べるほどのものであるのかは,この監督の他作品を全部観たわけではないので,保留させていただきます. |
14 | 未来惑星ザルドス ZARDOZ |
★★★ |
1974年 イギリス・アイルランド・アメリカ カラー 106 min | ||
STAFF 監督:ジョン・プアマン 脚本:ジョン・プアマン 製作:ジョン・プアマン 音楽:デイヴィッド・マンロウ 撮影:ジェフリー・アンスワース 編集:ジョン・メリット |
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CAST ショーン・コネリー/シャーロット・ランプリング/セーラ・ケステルマン/ジョン・アルダートン/サリー・アン・ニュートン/ボスコ・ホーガン/ナイオール・バギー/ベアブル・ダウリング/クリストファー・カソン/ジョン・プアマン/デイジー・プアマン/カトリーヌ・プアマン/テルシェ・プアマン/レジナルド・ジャーマン(声)/デヴィッド・デ・キーサー(声) |
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中学2年の夏休み,新宿の映画館でアンディ・ウォーホルさんの『悪魔のはらわた』を観た後,別の映画館ですぐに観ました.ロードショーのハシゴをしたのは,この時が唯一の体験です.この頃仲の良かったショーン・コネリーの大ファンの友達に勧められて観てみたのですが,ストーリーはほとんど覚えていなくて,今回 DVD を入手して50年ぶりに2度目の視聴をしてみたところ,そのあまりにシュールで難解な内容に唖然とさせられました.しかしながら,そこはかとなく感じられる『不老不死の否定』みたいなテーマは後の松本零士さんの『銀河鉄道999』に繋がっているような感じです. |
15 | ジャニス JANIS |
★★★★ |
1974年 イギリス・アイルランド・アメリカ カラー 97 min | ||
STAFF 監督:ハワード・アルク/シートン・フェンドレイ 製作総指揮:F・R・クローリー |
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CAST ジャニス・ジョプリン |
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『伝説のロック・クイーン』ジャニス・ジョプリンさんの生涯を描いたドキュメンタリー.かつて日本では「ビートルズ以外のロック・ムービーは当たらない」というのが定説となっていたため,この作品も1990年になるまで公開が見送られていたのですが,わりと早い時期に VHS ビデオを入手してしっかり観ておりました. |
16 | ロッキー・ホラー・ショー The Rocky Horror Picture Show |
★★★★★ |
1975年 イギリス/アメリカ カラー 99 min | ||
STAFF 監督:ジム・シャーマン 脚本:ジム・シャーマン/リチャード・オブライエン 製作:マイケル・ホワイト 製作総指揮:ルー・アドラー 音楽:リチャード・ハートリー 撮影:ピーター・シュシツキー 編集:グレイム・クリフォード |
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CAST ティム・カリー/スーザン・サランドン/バリー・ボストウィック/リチャード・オブライエン/パトリシア・クリン/ネル・キャンベル/ジョナサン・アダムス/ピーター・ハインウッド/ミートローフ/チャールズ・グレイ |
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キング・オブ・カルト・ムービー.音楽界的には GLAM ROCK 終焉期で ROCK MUSIC 転換期の1975年に公開され,自分史的には高校に入学した時期でとても関心があったのですが,当時住んでいた静岡では確か公開されず,大学に入って東京に移ってからすぐに観に行きました.以後『時計仕掛けのオレンジ』と並ぶマイ・フェヴァリット・ムービーで, VHS, LD-BOX, DVD,そしてもちろんサウンドトラック CD の全てを入手して繰り返し何度も視聴しています.ちなみに, ROCKY HORROR というのは作中に出てくる人造人間の名称で ROCK とも HORROR とも関係ないのですが,この他にも大好きなケーキを連想させる Dr. Frank Furter や異性装者を表す Transvestite 星人等,様々なネーミングのセンスが嬉しかったです.この頃のスーザン・サランドンさんは可憐でしたが,個人的にはパトリシア・クインさん,ネル・キャンベルさんのお二人の方が印象に残ったほか,やはりティム・カリーさん,リチャード・オブライエンさんのキャラクター設定が強烈でした. |
17 | トミー Tommy |
★★★★★ |
1975年 イギリス/アメリカ カラー 111 min | ||
STAFF 監督:ケン・ラッセル 脚本:ケン・ラッセル/ピート・タウンゼント 製作:ケン・ラッセル/ロバート・スティグウッド 音楽:ザ・フー 撮影:ディック・ブッシュ/ロニー・テイラー 編集:スチュアート・ベアード |
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CAST オリヴァー・リード/アン=マーグレット/ロジャー・ダルトリー/エルトン・ジョン/エリック・クラプトン/ジョン・エントウィッスル/キース・ムーン/ポール・ニコラス/ジャック・ニコルソン/ロバート・パウエル/ピート・タウンゼンド/ティナ・ターナー |
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やはり高校に入学した年に公開された ROCK OPERA の傑作映画で,こちらは静岡市でもロードショー公開されたので,当時同じ下宿にいた先輩と一緒に観に行きました.今回 DVD を入手して50年ぶりに観たわけですが, THE WHO のアルバムは愛聴盤なので,当然ストーリーもよく覚えているのも関わらず,それぞれのシーンの映像はほとんど忘れていました.当初は当然 The Who, Elton John, Eric Clapton, Tina Turner といったミュージシャンの方々目当てに観に行ったわけですが,やはりアン・マーグレットさん,オリバー・リードさん,ジャック・ニコルソンさんといった名優の方々の好演あっての作品だったと思います.以外だったのはロジャー・ダルトリ―さんが三重苦の主人公という難しい役柄をわりと上手に演じていたことでした. |
18 | レッド・ツェッぺリン 狂熱のライヴ The Song Remains the Same |
★★★★★ |
1976年 アメリカ カラー 136 min | ||
STAFF 監督:ピーター・クリフトン/ジョー・マソット 製作総指揮:ピーター・グラント 音楽:ジミー・ペイジ 撮影:アーニー・デイ 編集:ピーター・クリフトン |
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CAST ジョン・ボーナム/ジョン・ポール・ジョーンズ/ジミー・ペイジ/ロバート・プラント/ピーター・グラント/リチャード・コール/デレク・スキルトン/コリン・リグドン |
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セミ・ドキュメンタリー.高校生の頃,静岡市の映画館に封切後すぐに観に行きました.かつて日本ではビートルズ映画以外の ROCK MOVIE は当たらないというのが定説でしたが,この映画の大ヒットにより消滅しました. ROCK MOVIE の最高峰と言っていいと思います. |
19 | 1941 1941 |
★★★ |
1979年 アメリカ カラー 118 min | ||
STAFF 監督:スティーヴン・スピルバーグ 脚本:ロバート・ゼメキス/ボブ・ゲイル/ジョン・ミリアス 原案:ロバート・ゼメキス/ボブ・ゲイル 製作:バズ・フェイトシャンズ 製作総指揮:ジョン・ミリアス 音楽:ジョン・ウィリアムズ 撮影:ウィリアム・A・フレイカー 編集:マイケル・カーン |
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CAST ダン・エイクロイド/ネッド・ビーティ/ジョン・ベルーシ/ロレイン・ゲイリー/マーレイ・ハミルトン/クリストファー・リー/ティム・マシスン/トシロー・ミフネ/ウォーレン・オーツ/ロバート・スタック/トリート・ウィリアムズ/ナンシー・アレン/ルシール・ベンソン/ジョーダン・ブライアン/ジョン・キャシディ/エリシャ・クック/エディ・ディーゼン/ボビー・ディ・シッコ/ダイアン・ケイ/ペリー・ラング/パティ・ルポーン/J・パトリック・マクナマラ/フランク・マクレー/スティーヴン・モンド/スリム・ピケンズ/ウェンディ・ジョー・スパーハー/ライオネル・スタンダー/ダブ・テイラー/イグナチオ・ウルフィントン/クリスチャン・ジカ/ロニー・マクミラン/ジョセフ・P・フラエティ/デイビット・ランダー/マイケル・マッキーン/スーザン・マックリニー/サム・フラー/ジョン・ランディス/リチャード・ミラー/アキオ・ミタムラ/ミッキー・ローク/ドノヴァン・スコット/ヒロシ・シミズ/ジェームズ・カーン(ノンクレジット)/シドニー・ラシック(ノンクレジット) |
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スピルバーグさんが『ジョーズ』,『未知との遭遇』のヒット作に続いて監督したコメディ映画で,興行的に失敗してしまったため,以後コメディ映画の監督は自ら行わず制作という立場に徹するようになったらしいですが,それって正解だったと思います.封切時に東京の映画館で観たのですが,冒頭の『ジョーズ』のパロディとラストの家の崩壊シーンくらいしか記憶に残っておらず,今回 DVD を入手して45年ぶりに観た感想としても,確かに特撮場面は凄いのですが肝心のギャグがほとんど不発で,この人コメディ映画には向いていないような気がしました.『スター・ウォーズ』オビワン・ケノビ役のオファーを断ってしまった『世界の』三船敏郎さんはじめオールスターキャストによる『最もお金をかけたコメディ映画』との事ですが,それって無駄遣いでは? 今回ジョン・ベルーシさんが給油のため着陸したガス・ステーションが,『激突!』(9)でも使用されたものだったのを確認できたのが唯一の収穫でした. |
20 | ウォリアーズ The Worriors |
★★★ |
1979年 アメリカ カラー 93 min | ||
STAFF 監督:ウォルター・ヒル 脚本:デヴィッド・シェイバー/ウォルター・ヒル 原作:ソル・ユーリック 製作:ローレンス・ゴードン 製作総指揮:フランク・マーシャル 音楽:バリー・デ・ヴォーソン 撮影:アンドリュー・ラズロ 編集:フリーマン・ディヴィス・Jr./デヴィッド・ホールデン/スーザン・E・モース |
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CAST マイケル・ベック/ジェームズ・レマー/ドーシー・ライト/ブライアン・タイラー/デヴィッド・ハリス/トム・マッキターリック/マルセリーノ・サンチェス/テリー・マイコス/デボラ・ヴァン・フォルケンバーグ/ロジャー・ヒル/デヴィッド・パトリック・ケリー/リン・シグペン/ジニー・オルティス/マーセデス・ルール/ジョン・スナイダー/デニス・グレゴリー/エドワード・ソワー/ポール・グレコ/ジェリーヒューイット/スティーヴ・ジェームス/ビル・アナグノス/ケイト・クルーグマン/コンラッド・シーハン/クレイグ・R・バクスリー/アーウィン・キーズ/ソニー・ランダム/パメラ・ポワチエ/トーマス・G・ウェイツ(ノンクレジット) |
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現実ではありえないほとんどマンガのようなバカバカしいお話なのですが,何故か引き込まれるヘンな魅力を持ったまさにカルト・ムービーで,アメリカではこの映画のヒットがきっかけでたくさんの無名俳優さんたちがスターへの道を掴んでおり,翌年マイケル・ベックさんはオリヴィア・ニュートン=ジョンさんの『ザナドゥ』(21),ジェームズ・レマーさんはアル・パチーノさんの『クルージング』に共演しています.入手した DVD は字幕版だったので,富川激夫さん,伊武雅刀さん,樋浦勉さん等の吹替版を観たいのですが,入手不可能みたいです. |
21 | ザナドゥ Xanadu |
★★★ |
1979年 アメリカ カラー 96 min | ||
STAFF 監督:ロバート・グリーンウェルド 脚本:リチャード・クリスチャン・ダナス/マーク・リード・ルベル 製作:ローレンス・ゴードン/ジョエル・シルバー 製作総指揮:リー・クレイマー 音楽:ジョン・ファーラー/ジェフ・リン/バリー・デ・ヴォーゾン 撮影:ヴィクター・J・ケンバー 編集:デニス・ヴァークラー |
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CAST オリヴィア・ニュートン=ジョン/シーン・ケリー/マイケル・ベック/ジェームズ・スローヤン/ディミトラ・アーリス/キャティー・ハンリー/フレッド・マッカラン |
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大学在学中に吉祥寺の映画館に2度観に行ったにも関わらず,内容を前々覚えていないという映画です.というのは,2回ともビール飲みながら観ていて,すぐに寝てしまったという恥ずかしい理由によるのです.オリヴィアさんの大ファンではありましたが,映画に関してはミュージカルが苦手ということもあってほとんど観ていません.さてこの作品ですが,映画自体は大コケしたもののサウンドトラックは世界中で大ヒットを記録したという珍しい作品です.今回 DVD を購入して45年ぶりに初めてまともに全編を楽しく観ることができました.オリヴィアさんがミューズに扮するファンタジック・ミュージカルでよく出来たラブ・ロマンスですが, 1本の映画にいろんな要素を詰め込み過ぎたきらいがあって,散漫な印象を受ける作品です.あと特撮・アニメーション部分に関しては,やはり日本のものと比較して見劣りがしました. |
22 | ヘアー Hair |
★★★★ |
1979年 アメリカ カラー 121 min | ||
STAFF 監督:ミロス・フォアマン 脚本:マイケル・ウェラー 原作:ジェローム・ラグニ/ジェームズ・ラドー 製作:マイケル・バトラー/レスター・バースキー 音楽:ガルト・マクダーモット 撮影:ミロスラフ・オンドリチェク 編集:アラン・ハイム/スタンリー・カーノウ |
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CAST ジョン・サベージ/トリート・ウィリアムズ/ビヴァリー・ダンジェロ/アニー・ゴールデン/ドーシー・ライト/ドン・ダカス/ネル・カーター/シェリル・バーンズ/リチャード・ブライト/エレン・フォーリー/シャーロット・レエ/ローリー・ビーチマン/ニコラス・レイ/マイケル・ジェッター |
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アカデミー賞5部門受賞作『カッコーの巣の上で』のミロス・フォアマン監督によるロック・ミュージカル・ムービー.この映画も大学在学中,公開時に観に行っており,今回 DVD で45年ぶりに懐かしく観ることができました.こちらは全体のストーリーならびに『アクエリアス』,『ヘアー』,『レット・ザ・サンシャイン・イン』等のいくつかの印象的なシーンは覚えていたものの,やはり細かい部分はほとんど記憶から抜け落ちていました.ベトナム戦争が行われていた1960年代,ヒッピー・ムーブメント真只中 LOVE & PEACE の時代を描いた伝説のロック・ミュージカルの映画化ですが,ちょっと時期を外してしまった感は否めません. |
23 | マッドマックス MAD MAX |
★★★ |
1979年 オーストラリア カラー 93 min | ||
STAFF 監督:ジョージ・ミラー 脚本:ジェームズ・マッカウスランド/ジョージ・ミラー 製作:バイロン・ケネディ 音楽:ブライアン・メイ 撮影:デヴィッド・エグビー 編集:クリフ・ヘイズ/トニー・パターソン |
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CAST メル・ギブソン/ジョアン・サミュエル/ヒュー・キース・バーン/スティーヴ・ビズレー/ティム・バーンズ/ロジャー・ワード/スティーヴン・クラーク/ジョージ・ノヴァク/スティーヴ・ミリチャンプ/ジョン・リー/デイビッド・キャメロン/ジョナサン・ハーディ/ジョフ・バリー/ニック・ガッザーナ/バートランド・カダート/ポール・ジョンストン/デヴィッド・ブラックス/ハワード・エイノン/ヴィンス・ギル/ルル・ピンカス/ブレンダン・ヒース/シェイラ・フローランス/マックス・フェアチャイルド/ジェリー・デイ |
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近未来の荒廃したオーストラリアを舞台としたアクション・ムービー.実は大学生の頃,東京の映画館で『マッドマックス2』を先に観て面白かったので,後からこの第1作を観てちょっと期待外れでがっかりした記憶があります.理由としては近未来の設定でありながらあまりそれを感じられなかったのと,ストーリーもわりとよくありそうな復讐譚で凡庸な感じがしたことが挙げられますが,今回久しぶりに DVD で観て,一層その印象が強くなってしまった感じです.しかしながら公開当時はどういうわけか大ヒットを記録し,シリーズ化されたのでした. |
24 | マッドマックス2 THE ROAD WARRIOR |
★★★★ |
1981年 オーストラリア カラー 95 min | ||
STAFF 監督:ジョージ・ミラー 脚本:テリー・ヘイズ/ジョージ・ミラー 製作:バイロン・ケネディ 音楽:ブライアン・メイ 撮影:ディーン・セムラー 編集:マイケル・マルソン/デイヴィッド・スティーヴン/ティム・ウェルバーン |
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CAST メル・ギブソン/ブルース・スペンス/マイケル・プレストン/マックス・フィリップス/ヴァーノン・ウェルズ/ケル・ニルソン/エミル・ミンティ/バージニア・ヘイ/ウィリアム・ゼッパ/アーキー・J・ホワイトリー/スティーブ・J・スピアーズ/シド・ヘイレン/モイラ・クロー/デビッド・タウナー/デイビット・スリングスピ―/クリストファー・グリーブス/マックス・フェアチャイルド/タイラー・コッパン/キャスリーン・マッケイ/ジェリー・オサリバン/トニー・ディアリー/ガイ・ノリス/アン・ジョーンズ/ジェームズ・マッカ―デル |
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で,こちらの方を先に観たわけですが,こちらは文句なく面白かったです.前作の後大国間の戦争によって世界が滅亡の危機に瀕しているという設定はちょっと極端すぎるきらいがありますが,ほぼ現代(当時の)と同じような世界観の前作と比べてかなり SF 的な色合いが強くなっており,低予算映画だった前作とは異なり約10倍の費用をかけたといわれるだけあって,派手なアクション場面が満載の超絶エンターテインメント作品だったと思います.犬が殺されてしまったのは残念でしたが,視覚的な描写がなかったのは良かったのです. |
25 | ザ・ローリングストーンズ Let's Spend the Night Together |
★★★ |
1983年 アメリカ カラー 91 min | ||
STAFF 監督:ハル・アシュビー 製作:ロナルド・L・シュワリー 撮影:カレブ・デシャネル/ジェラルド・フェイル 編集:リサ・デイ |
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CAST ミック・ジャガー/キース・リチャーズ/チャーリー・ワッツ/ビル・ワイマン/ロン・ウッド/イアン・スチュワート/イアン・マクレガン/アーニー・ワッツ/ボビー・キーズ |
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ザ・ローリング・ストーンズの1981年アメリカ・ツアーの模様を記録したドキュメンタリー.東京在住時に映画館に観に行った唯一のストーンズの映画でしたが,バンド自体すでに下降線に入っており,またこのツアーの前年の1980年にはレッド・ツエッぺリンの解散とジョン・レノンさんの暗殺によって,ロックの時代の終焉を迎えていた感があったので,スクリーンに映し出されるチャーリー・ワッツさんの禿げた頭を観て物悲しい気持ちになった記憶があります.ストーンズの演奏に関してもこれ以降のビッグバンドによるステージがあまり好きではないのと,特にお気に入りの『悪魔を憐れむ歌』と『ギミー・シェルター』の2曲がセットリストになかったのが残念でしたし,映像に関しても過剰な編集が感心できませんでした. |
26 | SF エイリアン天国 Spaceship |
★★★ |
1983年 アメリカ カラー 88 min | ||
STAFF 監督:ブルース・キンメル 脚本:ブルース・キンメル 製作:マーク・ハガード 製作総指揮:マイケル・S・ランディス/アルバート・スチュワート 音楽:デヴィッド・スピア 撮影:ダニー・ラヴィル 編集:デヴィッド・ブラングステッド |
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CAST シンディ・ウィリアムズ/レスリー・ニールセン/グレット・グレアム/パトリック・マクニー/ブルース・キンメル/ロン・クロウスキー/ポール・ブリネガ―/ブロデリック・クロフォード(声) |
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別名『レスリー・ニールセンの裸の宇宙銃を持つ男(The Creature Wasn't Nice Naked Space)』.日本では劇場未公開.有名俳優5人による宇宙船ごっこ.バカバカしいけど面白いです.昔なんとなく購入した VHS ですが, DVD は流石にリリースされていないようです. |
27 | ゴーストバスターズ Ghostrusters |
★★★ |
1984年 アメリカ カラー 105 min | ||
STAFF 監督:アイヴァン・ライトマン 脚本:ダン・エイクロイド/ハロルド・ライミス 製作:アイヴァン・ライトマン 製作総指揮:バーニー・ブリルスタイン 音楽:エルマー・バーンステイン 撮影:ラズロ・コヴァックス 編集:シェルドン・カーン |
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CAST ビル・マーレイ/ダン・エイクロイド/シガニー・ウィーバー/ハロルド・ライミス/リック・モラニス/アニー・ポッツ/アーニー・ハドソン/ウィリアム・アザートン/デヴィッド・マーキュリーズ/トム・マクダーモット/ノーマン・マトロック/マイケル・エンサイン/スティ―ヴン・タッシュ/ジェニファー・ラニヨン/ジョン・ロスマン/アリス・ドラモンド/レジナルド・ヴェルジョンソン/ローダ・ジャミニャーニ/ジーン・カセム/ラリー・キング/スラピトザ・ジャパン/バディ・エドワーズ(声) |
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実はこの作品,コメディ,アクション,ホラーを融合させた映画として大ヒットを記録した当時は全く関心が持てなくて観ていませんでした.後に続編の方をロードショーで観る機会に恵まれたのですが,内容はほとんど覚えていません.それからかなり後になって,この1作目の VHS を観たのですが,やはりあまり印象に残っていません.それからまたかなり月日が流れて久しぶりに鑑賞したのですが,未だに何故そんなにヒットしたのかわかりません. |
28 | 悪魔の毒々モンスター The Toxic Avenger |
★★★ |
1984年 アメリカ カラー 92 min | ||
STAFF 監督:ロイド・カウフマン/マイケル・ハーツ 脚本:ジョー・リッター/マイケル・ハーツ 製作:ロイド・カウフマン/マイケル・ハーツ 音楽:マーク・カッツ 撮影:ジェームズ・ロンドン/ロイド・カウフマン 編集:リチャード・W・へインズ 特殊メイク:ジェニファー・アスピナル |
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CAST ミッチェル・コーエン/アンドリー・アマンダ/マーク・トーグル/ジェニファー・バプティスト/シンディ・マニオン/ゲイリー・シュナイダー |
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むか~し,オークションサイト黎明期に個人のサイトで『大馬鹿者映画』という謳い文句で出品されていた VHS ビデオを面白がって買った作品で,この度 DVD も入手してしまいました.ギャグ満載のコメディ・ホラーで,わりとこういうバカバカしいのスキなんですが,殺されてしまうイヌが可愛そうなのでこういう評価が下がってしまいました.動物が死ぬのって観たくないです.但し,この映画では子どもや動物の死体がネガ映像になるのが救いです. |
29 | 悪魔の毒々ハイスクール The Toxic Avenger |
★★★ |
1986年 アメリカ カラー 92 min | ||
STAFF 監督:リチャード・W・ヘインズ/サミュエル・ウェイル 脚本:リチャード・W・ヘインズ/マーク・ルドニツキー/ロイド・カウフマン/スチュアート・ストラディン 原案:リチャード・W・ヘインズ 製作ロイド・カウフマン/マイケル・ハーツ 製作総指揮:ジェームズ・トリードウェル: 音楽:マイケル・ラタンジィ 撮影:マイケル・マイヤーズ 編集:リチャード・W・へインズ 特殊効果:スコット・コールター/ブライアン・クイン |
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CAST ジャネリー・ブラディ/ギルバート・ブレントン/ロバート・プリチャード/R・J・ライアン/ジェームズ・ニュートン/ヴァーノン |
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トロマのおバカさんムービー第2弾.上記オークションサイトで前作の『毒々モンスター』(26)と一緒に VHS を購入.最近このページを作るため久~しぶりに観ましたが,やはりバカバカしいです.前作と比較してヴァイオレンス・シーン等ますます過激になってはいますが,その分ストーリー性が失われており,結局何が何だかわからない結末になだれ込んでいく感じです. DVD はかなり高価になっていますが,比較的安いのを見つけて購入しました. |
30 | リトル・ショップ・オブ・ホラーズ The Little Shop of Horrors |
★★★★ |
1986年 アメリカ カラー 94 min | ||
STAFF 監督:フランク・オズ 脚本:ハワード・アッシュマン 製作:デヴィッド・ゲフィン/ウィリアム・S・ギルモア 音楽:マイルズ・グッドマン 撮影:ロバート・ペインター 編集:ジョン・シンプソン |
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CAST リック・モラニス/エレン・グリーン/ヴィンセント・ガーディニア/スティーヴ・マーティン/リーヴァイ・スタップス/ジェームス・ベルーシ/ジョン・キャンディ/ビル・マーレイ/クリストファー・ゲスト/ミリアム・マーゴリーズ/ |
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1990年代に入ってから現在ではなくなってしまった某オークション・サイトで VHS を購入して観た映画で,今回新たに DVD を購入して観たお気に入りの作品です.調べたところ,1960年の同名ホラー映画が1982年にミュージカル化されたものを更に映画化したものらしいです.ストーリーのラストは一応ハッピーエンドのようですが,実はこの主人公2件の殺人を犯しているわけで,「これでいいのか?」という疑問が残ります.『ゴーストバスターズ』シリーズでは脇役だったリック・モラニスさんが主演,エレン・グリーンさんがかわいいです. |
31 | スペースボール Spaceballs |
★★★ |
1987年 アメリカ カラー 96 min | ||
STAFF 監督:メル・ブルックス 脚本:メル・ブルックス/トーマス・ミーハン/ロニー・グレアム 製作:メル・ブルックス 音楽:ジョン・モリス 撮影:コンラッド・バフ4世 |
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CAST メル・ブルックス/ジョン・キャンディ/リック・モラニス/ビル・ブルマン/ダフネ・ズニーガ/ディック・ヴァン・パタン/ジョージ・ワイナー/レスリー・ビーヴィス/マイケル・ウィンスロー/ルディ・デ・ルカ/ジョン・ハート/サル・ビスカソ/ロニー・グラハム/ジェフ・マクレガー/ジム・ジャックマン/マイケル・プニウスキー/ジョーン・リバーズ(声)/ドム・デルイーズ(声) |
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パロディ満載の96分ですが,中だるみか,中盤ちょっと退屈してしまいました. |
32 | ホンキートンク天国 Baja OKLAHOMA |
★★★ |
1988年 アメリカ カラー 97 min | ||
STAFF 監督:ボビー・ロス 脚本:ボビー・ロス 製作:マリケー・パウエル 製作総指揮:ハント・ローリー 音楽:ウィリー・ネルソン 撮影:マイケル・ボールハウス |
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CAST レスリー・アン・ウォーレン/ピーター・コヨーテ/ジュリア・ロバーツ/スージー・カーツ/ウィリアム・フォーサイス/ウィリー・ネルソン/エミルー・ハリス |
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カントリー界の大御所ウィリー・ネルソンさん,エミルー・ハリスさんが特別出演しているというので,先述のオークション・サイトで VHS を購入していました.今回久しぶりに観たのですが,当初バラバラに進行している感のあったいくつかのエピソードが最後に上手く結びついているのは,ちょっとご都合主義的な面もありますが,一応納得できました.ヒロインのレスリー・アン・ウォーレンさんとジュリア・ロバーツさんが,髪型を同じにしていたためか母子らしくよく似て見えたのにはちょっと驚きました. |
33 | バイブス秘宝の謎 VIVES |
★★★ |
1988年 アメリカ カラー 97 min | ||
STAFF 監督:ケン・クワピス 脚本:ローウェル・ガンツ/ババルー・マンデル 原案:デボラ・プラム/ローウェル・ガンツ/ババルー・マンデル 製作:デボラ・プラム/トニー・ガンズ 製作総指揮:ロン・ハワード 音楽:ジェームズ・ホーナー 撮影:ジョン・ベイリー 編集:キャロル・リトルトン |
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CAST シンディ・ローパー/ジェフ・ゴールドプラム/ジュリアン・サンズ/グーギー・グレス/ピーター・フォーク/ラモン・ピエリ/エリザベス・ペーニャ |
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同じくこちらはシンディ・ローパーさん目当てで同オークション・サイトで VHS を購入してありました.ストーリーは超能力者ごっこの宝さがしみたいな感じで,『インディ・ジョーンズ』シリーズを意識したようなB級アドべンチャー・ムービーですが,唯一オチが気に入っています. |
34 | ゴーストバスターズ2 Ghostrusters 2 |
★★★ |
1989年 アメリカ カラー 105 min | ||
STAFF 監督:アイヴァン・ライトマン 脚本:ダン・エイクロイド/ハロルド・ライミス 製作:アイヴァン・ライトマン 製作総指揮:バーニー・ブリルスタイン 音楽:エルマー・バーンステイン 撮影:ラズロ・コヴァックス 編集:シェルドン・カーン |
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CAST ビル・マーレイ/ダン・エイクロイド/シガニー・ウィーバー/ハロルド・ライミス/リック・モラニス/アニー・ポッツ/アーニー・ハドソン/ピーター・マクニコル/ハリス・ユーリン/ジャネット・マーゴリン/デヴィッド・マーギュリーズ/カート・フラー/ヴィルヘルム・フォン・ホンブルグ/マックス・フォン・シド―(声) |
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これ,ある事情があって珍しく有楽町の映画館でロードショー上映していたのを観た映画なのですが,当時このシリーズにほとんど関心がなく第1作も未見だったため,ほとんど印象に残っていない映画です.数年後に第1作の VHS を入手して観ており,今回は両作品の DVD を購入して観たわけですが,冒頭の乳母車暴走シーン以外,やっぱりしっかり忘れておりました.このシリーズ,なんであんなにヒットしたのかやはりまったくわかりません. |
35 | カフカ 迷宮の悪夢 KAFKA |
★★★ |
1991年 アメリカ カラー 98 min | ||
STAFF 監督:スティーヴン・ソダ―バーグ 脚本:レム・ドブス 製作:スチュアート・コーンフェルド/ハリー・ベン 製作総指揮:ポール・ロッサム/マーク・ジョンソン 音楽:クリフ・マルティネス 撮影:ウォルト・ロイド 編集:スティーヴン・ソダ―バーグ |
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CAST ジェレミー・アイアンズ/テレサ・ラッセル/ジョエル・グレイ/イアン・ホルム/ジェローン・クラッペ/アーミン・ミューラー=スタール/アレック・ギネス/ブライアン・グラヴァー/キース・アレン/サイモン・マクバーニー/ロバート・フレミング/マティロック・ギブズ/エミル・ウォーク/ジェローム・フリン/ペトル・ヤクル |
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『作家フランツ・カフカをモチーフにしたドイツ表現主義的 SF ホラー』ということですが,この手の映画にありがちな現実と小説の世界が入り乱れて描かれているので,すご~くわかりづらいです.これも以前 VHS を入手していたものの1本ですが,また DVD を入手して見直さなくてはならない作品が増えてしまいました. |
36 | ヘアスプレー Hairspray |
★★★ |
1992年 アメリカ カラー 107 min | ||
STAFF 監督:ジョン・ウォーターズ 脚本:ジョン・ウォーターズ 製作:ジョン・ウォーターズ/ロバート・シェイ/レイチェル・タラレイ 音楽:ケニー・ヴァンス 撮影:デイヴィッド・ボナー 編集:ジャニス・ハンプトン |
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CAST リッキー・レイク/ディヴァイン/デボラ・ハリー/ソニー・ボノ/ジェリー・スティラー/レスリー・アン・パワーズ/コリーン・フィッツパトリック/マイケル・セント・ジェラルド/クレイトン・プリンス/ルース・ブラウン/ショーン・トンプソン/ミンク・ストール/ジョアン・ハヴリラ/アラン・J・ウェンドル/トウサント・・マコール/ジョン・ウォーターズ カウンシル・メンバー:ジョシュ・チャールズ/ジェイソン・ダウンズ/ホルター・グラハム/ダン・グリフィス/レジーナ・ハモンド/ブリジット・キンジー/フランキー・モルデン/ブルック・ステイシー・ミルズ/ジョン・オロフィノ/キム・ウエブ/デブラ・ワース 特別出演:リック・オケイセック/ピア・ザドラ |
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『悪趣味映画の帝王』ジョン・ウォーターズ監督の初のメジャー系映画.興行成績はまずまずだったものの,ビデオ化されてからさらにヒットし,カルト.クラシックとなった作品.この監督の他の作品ほどの過激さはありませんが,それ故安心して観られる作風となってます. |
37 | ピンク・フラミンゴ《特別編》 Pink Flamingos |
★★★ |
1992年 アメリカ カラー 107 min | ||
STAFF 監督:ジョン・ウォーターズ 脚本:ジョン・ウォーターズ 製作:ジョン・ウォーターズ 共同制作・助監督:パット・モーラン 美術:ヴィンセント・ベラーニョ 撮影:ジョン・ウォーターズ/デヴィッド・インスレイ 編集:ジョン・ウォーターズ/ジャニス・ハンプトン |
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CAST ディヴァイン/デヴィッド・ローチャリー/メアリー・ヴィヴィアン・ピアース/ミンク・ストール/ダニー・ミルズ/エディス・マッセイ/チャニング・ウィルロイ/クッキー・マーラー/ポール・スウィフト/スーザン・ウォルシュ/リンダ・オルガーソン/エリザベス・コフィ/クッキー/ジョン・ウォーターズ(ナレーター) |
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1972年公開の”伝説の”カルト・コメディ(72分)に,25周年記念として17の未公開シーンと監督が語る裏話(15分)を加えた《特別編》.とんでもないお下劣映画で,前半は動物愛護協会からクレームのついた鶏姦シーンなどもあってあまり感心しないで観ていましたが,後半になって,コメディだとばかり思って安心(?)して観ていたストーリーが急激に過激な様相を呈してきて,思わず最後まで画面に引き付けられてしまいました.とても現代では作れないような映画ですが,半世紀前の1972年にこれが作られていたというのは,ある意味納得できるのです.この時期のアートって,音楽も映画も文学も最も過激で急進的でした.ドラァグクイーンについては,女性性のパロディであるという点で現在のトランスヴェスタイトとは一線を画す存在ですが,ちょうど音楽における現在のヴィジュアル系に対する過去のグラム・ロックみたいな存在だったと思われ,はるかにキッチュでパンクで過激でした. |
38 | フリージャック Freejack |
★★★★ |
1992年 アメリカ カラー 110 min | ||
STAFF 監督:ジェフ・マーフィー 脚本:ロナルド・シャセット/スティーヴン・プレスフィールド/タン・ギルロイ 製作:ロバート・シェクリイ 製作総指揮:グレイ・バーダー/デイヴィッド・ニックジー/ジェームズ・G・ロビンソン 音楽:トレヴァ―・ジョーンズ 撮影:アミール・モクリ 編集:デニス・ヴァークラ― |
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CAST エミリオ・エステべス/ミック・ジャガー/レネ・ルッソ/アンソニー・ホプキンス/ジョナサン・バンクス/デヴィッド・ヨハンセン/アマンダ・プラマー/グランド・L・ブッシュ/フランキー・フェイソン/ジョン・シェア/イーサイ・モラレス/ウィルバー・フィッツジェラルド/ジェリー・ホール |
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多分『フック』か何かと同時上映していた御殿場の映画館で観たんだと思いますが,ミック・ジャガーさんが出演していて,しかもかなりいい役を演じていたので驚きました.内容的にはよくありそうなお話ですが,追う者と追われる者との間に芽生える奇妙な友情みたいな前世紀的なテーマが印象に残る,やはり前時代の典型的な SF 映画の秀作という感じでした.悪役のアンソニー・ホプキンスさんは出演場面が場面が少なくて残念でしたが,ロック界からミックさんとデヴィッド・ヨハンセンさんがしっかり俳優さんしていたのがよろしかったです. |
39 | メランコリア Melancholia |
★★★★ |
2011年 デンマーク・スウェーデン・フランス・ドイツ カラー 135 min | ||
STAFF 監督:ラース・フォン・トリアー 脚本:ラース・フォン・トリアー 製作:ミタ・ルイーズ・フォルデイガー/ルイーズ・ヴェス 製作総指揮:ペーター・オルベク・イェンセン/ペーター・ガルデ 撮影:マヌエル・アルベルト・タラロ 編集:モリー・マーリーン・ステンスガード |
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CAST キルスティン・ダンスト/シャルロット・ゲンズブール/アレクサンダー・スカルスガルド/ブラディ・コーベット/シャーロット・ランプリング/イェスパー・クリステンセン/ジョン・ハート/ステラン・スカルスガルド/ウド・キア/キーファー・サザーランド |
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ランス・フォン・トリアー監督の『鬱三部作』の第2作目.ホラー・サスペンスの『アンチクライスト』から一変して,今回はSF? また息子を失った夫婦のみでストーリーが展開したどちらかというと地味な前作とは打って変わって,今回はシャルロット・ゲンズブールさんをはじめシャーロット・ランプリングさん,ジョン・ハートさん,ウド・キアさん,キーファー・サザーランドさんといった一癖も二癖もある俳優さんたちを迎えたオール・スター・キャストによる大作となっています.中でもウェディング・プランナーでありながら花嫁であるヒロインを嫌って,「見たくもない」と手を掲げて顔を合わせないようにしているるウド・キアさんの演技が笑えました.その精神を病んでいるヒロインには当初ペネロペ・クルスさんが予定されていましたが,結局キルスティン・ダンストさんが演じました.映画のアイディアは,鬱病に苦しんでいたトリアー監督自身が出席したセラピーから得たものらしいですが,依存症をはじめとする精神疾患は結構優れた芸術作品を生み出す原動力となることが多いのです. |
40 | SUSHI GIRL Sushi Girl |
★★★ |
2012年 アメリカ カラー 98 min | ||
STAFF 監督:カーン・サクストン 脚本:ディスティン・パフ/カーン・サクストン 製作:ディスティン・パフ/二―ル・フィッシャー/カーン・サクストン/スーレン・M・セロン 製作総指揮:トニー・トッド 音楽:フリッツ・マイヤーズ 撮影:アーロン・マイスター 編集:カーン・サクストン |
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CAST トニー・トッド/ノア・ハザウェイ/マーク・ハミル/ジェームズ・デュヴァル/アンディ・マッケンジー/ジェフ・フェイヒー/マイケル・ビーン/ダニー・トレホ/コートニー・パーム/サニー・チバ |
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これ, Amazon で偶然見つけて面白そうだったので早速購入して観ました.強盗犯人たちが女体盛りで同窓会を開くバカバカしい設定のD級ミステリーですが,結構面白く観ることができました.延々と繰り広げられる拷問・殺戮シーンはかなり凄まじいです.久しぶりにそのお姿を拝見したマーク・ハミルさんの変態演技が見事でしたが,寿司職人役の千葉真一さんは残念ながら顔見せ程度の出演でした. |