Peter Fonda




1 ワイルド・エンジェル
The Wild Angels
★★★★
1966年 アメリカ カラー 85 min
STAFF
監督:ロジャー・コーマン
脚本:チャールズ・B・グリフィス
制作:ロジャー・コーマン
音楽:マイク・カーブ
撮影:リチャード・ムーア
編集:モンテ・ヘルマン
助監督:ピーター・ボクダノヴィッチ
CAST
ピーター・フォンダ/ナンシー・シナトラ/ブルース・ダーン/ダイアン・ラッド/マイケル・J・ボラード
 ヘルス・エンジェルスが撮影に参加したことで有名なバイク映画のヒット作.実はピーターさんは準主役にキャスティングされていたところ,主演に予定されていたジョージ・チャキリスさんがバイクに乗れなかったため,急遽主役に抜擢されたという経緯があったらしいです.この作品の主演をきっかけに,後の『イージー☆ライダー』を製作・主演,いわゆる『ニュー・シネマ』の騎手となるわけですが,ブーム沈静後は低迷してしまうきっかけにもなった作品だったわけで,どちらにしてもその後のこの人の俳優生命を左右した作品と言えると思います.作品そのものは,意外とバイクによるアクション・シーンが少なかったような気がしました.

2 白昼の幻想
The Trip
★★★★
1967年 アメリカ カラー 79 min
STAFF
監督:ロジャー・コーマン
脚本:ジャック・ニコルソン
制作:ロジャー・コーマン
撮影:アーチ―・ダルゼル
編集:ロナルド・シンクレア
CAST
ピーター・フォンダ/スーザン・ストラスバーグ/ブルース・ダーン/デニス・ホッパー
 でらちゃんはLSDの経験はありませんが,アルコールの離脱症状による幻覚症状の経験はありますので,この映画のトリップシーンの描写はなかなか美しく,よくできているとは思いますが,映像作品で追体験できるのは視聴覚の分野に限られてしまうので,実際の幻覚は幻視・幻聴のみならず幻触・幻臭・幻味のすべての感覚に襲い掛かってくることを知っているため,こんなもんじゃ〜ございませんなどと思ってしまうのでした,でも,この作品におけるピーター・フォンダさんの眼の演技はすごいと思います.

3 世にも怪奇な物語
Histoires Extraordinaires
★★★
1968年 フランス カラー 116min
STAFF
製作:アルベルト・グリマルディ/レイモンド・イーガー
原作:エドガー・アラン・ポー
第1話 黒馬の哭く館 Metzengersteinn
監督:ロジェ・ヴァディム
脚本:ロジェ・ヴァディム/パスカル・カズン/ダニエル・ブーランジェ
音楽:ジャン・ブロドロミデス
撮影:クロード・ルノワール
CAST
ジェーン・フォンダ/ピーター・フォンダ
 3つのエピソードから成るオムニバス映画の第1話.実姉ジェーン・フォンダさんとの唯一の競演作ですが,馬を助けようとして焼け死んでしまう薄幸の男爵を演じてます.登場してわりとすぐに死んでしまうのですが,貴族的な姿がとても凛々しく,華麗な印象を残しました.

4 イージー☆ライダー
Easy Rider
★★★★★
1969年 アメリカ カラー 94 min
STAFF
監督:デニス・ホッパー
脚本:デニス・ホッパー/ピーター・フォンダ/テリー・サザーン
制作:ピーター・フォンダ
音楽:ザ・バーズ
撮影:ラズロ・コヴァックス
編集:ドン・キャンバーン
CAST
ピーター・フォンダ/デニス・ホッパー/ジャック・ニコルソン
 バイク・ムービー,そしてアメリカン・ニュー・シネマの最高峰であることに異論はありません.でらちゃん,この映画の公開当時はまだ小学生でしたが,とにかくこの映画のピーター・フォンダさんに憧れて,高校生になるとすぐにバイクの免許取りました.10代の頃,HONDA の CB250 で事故って以来ず〜っと乗っていなかったのですが,30歳過ぎてからまた乗り始め, KAWASAKI の GPZ400, GPZ900, Zepher1100 と乗り継いで,最後に乗った Varcan1500 はちょっと見,この映画のピーター・フォンダさん扮するキャプテン・アメリカのチョッパーに似ていました.この映画のテーマはやはり,若者の自由とそれに対する弾圧なんでしょうね? ジャック・ニコルソンさん扮する弁護士さんがデニス・ホッパーさん扮するビリーに,「君の髪に自由を見るのさ」,「自由のどこが悪い?」,「悪くはないが,金に動かされる者たちには自由がない」.でらちゃん,トランスが終わって仕事に就くことができなくなってから,この会話の意味がよくわかるようになりました.確かに働かなくなってからこそ真の自由をつかむことができたと思っています.ラスト,主人公2人に向けられた銃撃は,自由に対する弾圧であり,そのシンボルとして描かれている長髪に対する嫌悪こそが,不自由な者たちの自由に対する恐れだったわけですが,実はこれと似たようなことを20世紀末の日本でも体験しました.

5 さすらいのカウボーイ
The Hired Hand
★★★★
1971年 アメリカ カラー 91 min
STAFF
監督:ピーター・フォンダ
脚本:アラン・シャープ
製作:ウィリアム・ヘイワード
音楽:ブルース・ラングホーン
撮影:ウィルモス・ジグモンド
編集:フランク・マゾラ
美術:ローレンス・G・ポール
CAST
ピーター・フォンダ/ウォーレン・オーツ/ヴェルナ・ブルーム./スヴァーン・ダーデン
 ピーター・フォンダさん,『イージー☆ライダー』では製作でしたが,今回は監督やってます.イントロダクションのカメラワーク等いじりすぎのきらいはありますが,なかなか印象的な映像が見られるので,この方もっと監督やってみても良かったんじゃないかと思います.この作品はつい最近になってDVDで初めて観ることができたのですが,ウォーレン・オーツさんとの息のあった演技は『悪魔の追跡』以前からのものだったのね? 役の上では10歳年上の妻役のヴェルナ・ブルームさんは実はピーター・フォンダさんと同年齢.ちょっと可哀そうかも.ストーリーはちょっとわからない部分もあったのですが,いわゆる普通の西部劇ではないので,この日本語タイトルはNGだと思います.

6 ふたり
Two People
★★★★★
1972年 アメリカ カラー 101 min
STAFF
監督:ロバート・ワイズ
脚本:リチャード・デ・ロイ
製作:ロバート・ワイズ
音楽:デヴィッド・シャイア
撮影:アンリ・ドカエ
CAST
ピーター・フォンダ/リンゼイ・ワグナー/エステル・パーソンズ/アラン・ファッジ/フィリップ・マーチ/フランシス・スタンハーゲン/ブライアン・リマ/ジェフリー・ホーン
 この人にしては珍しい恋愛映画だと思って DVD を入手して初めて観たのですが,それ以上によくできた反戦映画でもあったと思います.相手役のリンゼイ・ワグナーさんは『バイオニック・ジェミー』の印象が強かったのですが,ここでは少々自堕落な『ダメな女』を上手に演じてます.バイ・プレイヤーではヒロインの友人役のエステル・パーソンズさんの好演が目を引きました.

7 ダーティ・メリー/クレイジー・ラリー
Dirty Mary, Crazy Larry
★★★★★
1974年 アメリカ カラー 93 min
STAFF
監督:ジョン・ハフ
脚本:リー・チャップマン/アントニオ・サンティーン
製作:ノーマン・T・ハーマン
製作総指揮:スーザン・ハート
音楽:ジミー・ハスケル
撮影:マイケル・D・マーグリーズ
編集:クリストファー・ホームズ
CAST
ピーター・フォンダ/スーザン・ジョージ/アダム・ローク/ヴィック・モロー/ロディ・マクドウォール(ノン・クレジット)
 この作品あたりからリアルタイムで観ていたこともあって,この頃のピーター・フォンダさんが一番好きです.っていうか,この1970年代前半という時代が,音楽も映画も一番面白く,またミュージシャンやアクター・アクトレスが『スター』として輝いていた最後の時代だったと思ってます.この映画でのフォンダさん,カースタントまったくなしで,ぜ〜んぶ自分で運転していたらしいです.当然フィルムは編集されているので,どこまで一緒に乗っていたかわかりませんが,スーザン・ジョージさんとアダム・ロークさん,いい迷惑だったと思います.また,ノン・クレジットでロディ・マクドウォールさんが出演していますが,この方も大好きな俳優さんだったので,ピーター・フォンダさんとのからみのシーンが唯一観られる大好きな作品です.

8
悪魔の追跡
Race with the Devil
★★★★★
1975年 アメリカ カラー 89 min
STAFF
監督:ジャック・スターレット
脚本:リー・フロスト/ウェズ・ビショップ
製作:ウェズ・ビショップ
製作総指揮:ポール・マスランスキー
音楽:レナード・ローゼンマン
撮影:ロバート・ジェサップ
編集:ジョン・F・リンク
CAST
ピーター・フォンダ/ウォーレン・オーツ/ロレッタ・スウィット/ララ・パーカー/R・G・アームストロング
 大好きな映画です.『アクション・ホラー』なんていうジャンルが本当にあるのかわかりませんが,この作品くらい全編89分全く無駄のない映画って本当に珍しいと思います.『アメリカン・ニューシネマ』のトップ・スターだったピーター・フォンダさんについて,ブーム終了後は他のスターとは異なりB級映画にその活動の場を移してしまったようによく書かれていますが,B級映画のどこが悪い? むしろ,大作・芸術作を避けたことが,他のアクターと違って没個性化を避けることができたことにつながっていて,この人の場合正解だったと思うのです.この作品のジャック・スターレットさんは,でらちゃんがやはり中学生の時に観たバイク映画で大好きな作品『殴り込みライダー部隊』の監督さんだったことを,最近になって知りました.



9
ダイヤモンドの犬たち
The Diamond Mercanries
★★★★
1976年 アイルランド・スイス・アメリカ カラー 102 min
STAFF
監督:ヴァル・ゲスト
脚本:ヴァル・ゲスト/マイケル・ウィンター/ジェラルド・サンドフォード
製作:ナット・ワックスバーガー/パトリック・ワックスバーガー
音楽:ジョルジュ・ガルヴァランツ
撮影:デイヴィッド・ミリン
編集:ビル・バトラー
CAST
テリー・サバラス/ピーター・フォンダ/クリストファー・リー/O・J・シンプソン/ヒュー・オブライアン/モード・アダムス/イアン・ユール/マイケル・メイヤー/ヴィクター・メレニー/リチャード・ローリング/スチュアート・ブラウン/マリナ・クリステリス
 この作品は観逃していて,今回DVDを購入して初めて観ました.トップ・クレジットこそテリー・サバラスさんですが,まごうかたなくピーター・フォンダさんの主演作で,わきをクリストファー・リー,O・J・シンプソン,ヒュー・オブライエンといった個性的な名優さんたちが固めてます.DVDには,劇場公開版とTV放映版の2種類のエンディングが収録されているのですが,予想していた結末はTV放映版の方で,劇場公開版のハッピー・エンドは少々意外でした.

10
未来世界
Delosworld
★★★★
1976年 アメリカ カラー 103 min
STAFF
監督:リチャード・T・へフロン
脚本:メイヨ・サイモン/ジョージ・シェンク
音楽:フレッド・カーリン
製作:ポール・N.ラザルスV世/ジェームズ・T・オーブリー/サミュエル・Z・アーコフ
撮影:ハワード・シュワルツ/ジーン・ポリト
CAST
ピーター・フォンダ/プライス・ダナー/アーサー・ヒル/ユル・ブリンナー/スチュアート・マーゴリン/ジョン・P・ライアン/ジム・アントニオ
 アミューズメントパーク『デロス』を舞台に繰り広げられる SF 『ウェストワールド』の続編で,前作の主演ユル・ブリンナーさんも同じ役で特別出演しています.あと, TV 『ロックフォードの事件メモ』のセミレギュラー・”エンジェル”役のステュワート・マーゴリンさんがわりと重要な役柄で出演していますが,この方確かチャールトン・へストンさんの『ソイレント・グリーン』でも同じような役柄で出演していたような気がするのですが? クライマックスはピーター・フォンダさん演じるチャックの自己のクローンとの戦いですが,こちらのラストは『ダイヤモンドの犬』とは逆で,全く意外性を感じさせない順当なハッピーエンドでした.

11
怒りの山河
Fighting Mad
★★★★
1977年 アメリカ カラー 90 min
STAFF
監督:ジョナサン・デミ
脚本:ジョナサン・デミ
製作:ロジャー・コーマン
音楽:ブルース・ラングホーン
撮影:マイケル・W・ワトキンス
編集:アンソニー・マグロ―
CAST
ピーター・フォンダ/ジーノ・フランコ/ハリー・ノーサップ/フィリップ・キャリー/ノーブル・ウィンガム/ジョン・ドゥーセット/スコット・グレン/ロン・ローリイ/キャスリーン・ミラー/テッド・マークランド
 ニューシネマ・ブーム衰退後のピーター・フォンダさんは,活動の場をB級映画に移したと揶揄されておりますが,この作品を制作したロジャー・コーマンさんという方も『B級映画の帝王』だそ〜です.でも,『B級映画』って私好きなんですけど.特に,この時期のピーター・フォンダさんの主演作は,全く外れのないところがすごいと思います.この作品については,いわゆる復讐もので,「これでもかっ」って痛めつけられた主人公が,最後に怒りに燃えて恨みをはらす,勝目梓さんの一連の小説にも似たカタルシスを得られるわけですが,それにしてはクライマックスがわりとあっさりしていたのが少々物足りなかったかな? ちなみに,監督のジョナサン・デミさんは,後にミステリー映画の傑作『羊たちの沈黙』を創り出しました.

12
アウトロー・ブルース
Outlaw Blues
★★★★
1977年 アメリカ カラー 101 min
STAFF
監督:リチャード・T・へフロン
脚本:B・W・L・ノートン
音楽:チャールズ・バーンスタイン
CAST
ピーター・フォンダ/スーザン・セント・ジェームズ/ジョン・クロフォード
 ム所あがりのC&W シンガーソングライターってジョニー・キャッシュさんみたいですが,ピーター・フォンダさんの意外と歌がお上手なのにはびっくり.でもしっかりバイクによるアクション・シーンも魅せてくれます.

13
キャノンボール
The Canonball Run
★★★
1981年 アメリカ・香港 カラー 95 min
STAFF
監督:ハル・ニーダム
脚本:ブロック・イェーツ
製作:アルバート・S・ラディ
製作総指揮:レイモンド・チョウ/アンドレ・モーガン
音楽:アル・キャップス
撮影:マイケル・C・バトラー
編集:ドン・キャンバーン/ウィリアム・D・ゴーディーン
CAST
バート・レイノルズ/ロジャー・ムーア/ファラ・フォーセット/トム・デルイーズ/ディーン・マーチン/サミー・デイヴィス Jr./ジャック・イーラム/テリー・ブラッドショー/ジャッキー・チェン/バート・コンヴィー/ジェイミー・ファー/ピーター・フォンダ/ジョージ・ファース/マイケル・ホイ/ビアンカ・ジャガー/モリー・ピーコン/ジミー・スナイダー/メル・ティリス/リック・アヴィルス/ウォレン・ベーリンガー/タラ・バックマン/エイドリアン・バーボー/アルフィー・ワイズ
 この作品,オール・スター・キャストの娯楽大作だったのですが,公開当時,特に日本においてはメチャクチャ評判悪かったです.ピーター・フォンダさんは,物語の終盤近くで足止めされたキャノンボーラーたちに絡むチーフ・バイカー役で登場,バート・コンヴィーさんならびにジャッキー・チェンさんとのからみのシーンが観られますが,この映画ではヘア・スタイルのせいもあって,もともと広い額がかなり目立っていたような印象が残っています.

14
スプリット・イメージ(人格分離)
Split Image
★★★★
1982年 アメリカ カラー 111 min
STAFF
監督:テッド・コットチェフ
CAST
マイケル・オキーフ/カレン・アレン/ピーター・フォンダ/ジェームズ・ウッズ/エリザベス・アシュレー
 この作品は日本では DVD がリリースされていないようですが, VHS を入手して観ました.主演作ではありませんが,ピーター・フォンダさんの新興宗教の教祖様役,ハマってました.

15
だいじょうぶ マイフレンド ★★★
1983年 日本 カラー 120 min
STAFF
監督:村上 龍
脚本:村上 龍
原作:村上 龍
製作:キティフィルム
音楽監督:加藤 和彦
音楽作曲:加藤 和彦/清水 信之/来生 たかお/桑田 佳祐/坂本 龍一/高中 正義
音楽作詞:安井 かずみ/来生 えつこ/クリス・モスデル/村上 龍/桑田 佳祐
撮影監督:岡崎 宏造
撮影:大岡 新一
編集:山崎 早智子
美術:山口 修
録音:西崎 英雄
照明:下村 一夫
CAST
広田 玲央名(現・広田 レオナ)/渡辺 裕之/乃生 佳之/ピーター・フォンダ/小松 政夫/青池 公美/リチャード・ライト/三遊亭 円丈/刈谷 俊介/団 次朗(現・団 時朗)/辻畑 鉄也/CHOSEI/岸部 一徳/タモリ 一義/研 ナオコ/武田 鉄矢/根津 甚八
 村上龍さん原作・脚本・監督.余分なシーンが多く,やはり素人映画の域を出ていない感じがしましたが,その割にはわりと面白く観ることができました.

16
テンペスト
Tempest
★★★★★
1998年 NBC カラー 89 min
STAFF
監督:ジャック・ベンダー
原作:ウィリアム・シェイクスピア
脚色:ジェイムズ・ヘナーソン
製作総指揮:ボニー・ラスキン/ジャック・ベンダー
CAST
ピーター・フォンダ/ジョン・グローヴァ―/ハロルド・ペリヌー・ジュニア/キャスリン・ヘイグル
 シェイクスピア原作のファンタジーを,アメリカ南北戦争に時代設定を変えて製作されたTV ムービー.この前年の『木漏れ日の中で』でアカデミー主演男優賞候補となり,ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞,見事カムバックを果たしたとのことで,そちらの方は残念ながらまだ観ておりませんが,この作品を観て納得.この方,若い頃も素敵でしたが,年齢とともにさらに磨きがかかりました.やはり名優と呼ばれるにふさわしい俳優さんだと思います.



17
ゴーストライダー
Ghost Rider
★★★
2007年 アメリカ カラー123 min
STAFF
監督:マーク・スティーブンソン・ジョンソン
脚本:マーク・スティーブンソン・ジョンソン
原案:マーク・スティーブンソン・ジョンソン
製作:アヴィ・アラッド/マイケル・デ・ルカ/ゲイリー・フォスター/スティーヴン・ポール
製作総指揮:スタンー・リー/ノーマン・ゴライトリー/デヴィッド・S.ゴイヤー/E・ベネット・ウォルシュ/アリ・アラッド/リンウッド・スピンクス
音楽:クリストファー・ヤング
撮影:ラッセル・ボイド
編集:リチャード・フランシス・ブルース
CAST
マイケル・C・ホール/クリス・メッシーナ/ブリー・ラーソン/ピーター・フォンダ/ルーシー・リュー
 ライダー映画ならではの起用かと思いきや,今回のピーター・フォンダさんはライダーではなくメフィストでした.というわけで,アクション・シーンには全く登場しません.コミックスの映画化にしてはわりと面白い作品だっただけに,残念でした.

18
ダメ男がモテる本当の理由
The Trouble with Bliss
★★★
2011年 アメリカ カラー 97 min
STAFF
監督:マイケル・ノウルズ
脚本:マイケル・ノウルズ
CAST
ニコラス・ケイジ/エヴァ・メンデス/ピーター・フォンダ/ウェス・ベントリー/サム・エリオット/マット・ロング/ラクエル・アレッシ/ブレット・カレン/ドナル・ローグ/ローレンス・ブレラス/ダニエル・フレデリクソン/マシュー・ウィルキンソン
 この人にしては珍しいコメディへの出演.主人公の父親役ですが,ラストで物語を締める重要なキャラクターを見事に演じてきっています.