David Bowie


DISCOGRAPHY Part 05 (1983 - 1988)



1

LET'S DANCE

1983

★★★

 1983年1月に長年在籍した RCA から離れ EMI と契約した Bowie さんが,同年4月に発表した移籍第1作.このアルバム及びシングルの大ヒットによって,世界的なビッグ・ネームと地位を確立したということになっていますが,それはアーティストとしての堕落以外の何ものでもなかったと私は思います(ごめんなさい).内容的には,これが Bowie さんじゃなかったら,良く出来た作品だと思うのですが... 良くできているけど面白くない作品だと思います.

3 SERIOUS MOONLIGHT (LIVE '83)

(2018)

-

 VIDEO・DVD が先行リリースされていた 1983年 "Serious Moonlight" ツアー・ライヴ音源を収録した 2CD.Box Set "LOVING THE ALIEN [1983-1988](49)に収録.
5 OLYMPIC STADIUM MONTREAL 1983
SERIOUS MOONLIGHT TOUR

(2020)

-

 2CD.



7

TONIGHT

1984

★★★

 移籍第2弾.1曲目の "Loving the Alien" にかつての Bowie さんらしさの片鱗を感じることができますが,あとは Beach Boys のカヴァー "God Only Knows" にしても, Tina Turner さんとデュエットの "Tonight" にしても, Iggy Pop さんとの "Dancing with the Big Boys" にしてもなんか迷走している感がして,前作同様個人的にはあまり高く評価できません.

9

Dancing in the Street
David Bowie/Mick Jaggar

1985

★★★

 "LIVE AID" で実現した Mick Jagger さんとの共演.12inch シングル.映像で見るべき.

10

Absolute Beginners

1986

★★★

 Bowie さんが初の悪役を演じた映画「ビギナーズ」のテーマ・ソング.12inch シングル.

12

FROM THE ORIGINAL SOUNDTRACK OF THE MOTION FILM
Labyrinth

1986

★★★

 ジョージ・ルーカス制作・総指揮の映画「ラビリンス(魔王の迷宮)」のオリジナル・サウンドトラック. Bowie さんの最新録音5曲を収録.この映画の Bowie さんは『妖怪知っとるけ』?




13

NEVER LET ME DOWN

1987

★★★

 移籍第3弾.どうも移籍後の Bowie さんはつまらない....とず〜っと思っていたのですが,その原因は良く言えばタイトな,悪く言えば単調なリズムにあったような気がしています.マーキュリー〜 RCA 初期の Gram Years の Bowie さんのサウンドって,一癖も二癖もある個性的なリズムの展開があったような感じで,それがすご〜く魅力的だったように思えます.

14

NEVER LET ME DOWN
2018

1987

-

 上記(13)の新装盤.Box Set "LOVING THE ALIEN [1983-1988](49)に収録.

16 GLASS SPIDER (LIVE MONTREAL '87)
(2018)

★★★

 同じく VIDEO・DVD が先行リリースされていた 1987年 "Glass Spider" ツアー・ライヴ音源を収録した 2CD.Box Set "LOVING THE ALIEN [1983-1988](49)に収録.
18 DANCE
(2018)

-

 Oliginal Mix Collection.Box Set "LOVING THE ALIEN [1983-1988](49)に収録.



19

SOUND + VISION

(1989)

-

 Eric Clapton さんの "Crossroads" と共にその後の CD Box ブームをひき起こしたと言われている CD 3枚組+CD-ROM 1枚の Box Set ですが,残念ながら当時日本ではリリースされませんでした.

21

CHANGESBOWIE

(1990)

-

 RCA 時代のベスト・アルバム "CHANGESONEBOWIE" ・ "CHANGESTWOBOWIE" からのセレクトに,移籍後の "Let's Dance" ・ "Tonight" からの4曲を加えたコンピレーション CD. "Fame" のみリミックス・バージョンで収録されております.

23

BOWIE SINGLES COLLECTION

(1996)

-

 1969年の "Space Oddity" から 1987年の "NEVER LET ME DOWN" までの時代のシングル曲によるコンピレーション.Queen との共演 "Under Pressure" や,12inch シングルの "Dancing In The Street" (9) と "Absolute Beginners" (10) も収録されています.




25

THE PLATINUM COLLECTION

(2005)

-

 1997年リリースの "THE BEST OF DAVID BOWIE 1969 - 1974"(26)と1998年リリースの "THE BEST OF DAVID BOWIE 1974 - 1979"(27)の2枚に,新たに "THE BEST OF DAVID BOWIE 1980 - 1987"(28)を加えた CD 3枚組 Box Set.それぞれの時代の Bowie さんのサウンドの集大成ともいえるコンピレーションですが,やはり時代を追うごとにつまらなくなって行くのは当然? グラム時代の Bowie さんをリアルタイムで聴いていた私にとっては,やはり "Let's Dance" 以降の作品はど〜もしっくりこないっていうか.... 年齢かね?

26

THE BEST OF DAVID BOWIE 1969 - 1974

(1997)

-

 1969年の "Space Oddity" から,1974年の "DIAMOND DOGS" までの最もクリエイティブな時代のベスト.

27

THE BEST OF DAVID BOWIE 1975 - 1979

(1998)

-
 1975年の "YOUNG AMERICANS" から,1979年の "LODGER" までのベスト・アルバムですが,区切りとしてやはり1980年の "SCARY MONSTERS" まで収録して欲しかったです.
28

THE BEST OF DAVID BOWIE 1980 - 1987

(2007)

-

 2005年リリースの Box Set "THE PLATINUM COLLECTION"(25)に, 1997年リリースの "THE BEST OF DAVID BOWIE 1969 - 1974"(26)と1998年リリースの "THE BEST OF DAVID BOWIE 1974 - 1979"(27)と共に収録されていた年代別コンピレーションの第3部.何故かこの1枚だけ Box Set の後から単独で, CD + DVD のセットでリリースされました.




49

LOVING THE ALIEN [1983-1988]

2018

-

 "FIVE YEARS 1969-1973","WHO CAN I BE NOW? [1974-1976]","A NEW CAREER IN A NEW TOWN [1977-1982]" に続く6年間の軌跡を収録した CD 11枚組 Box Set.
上記 1,3,7,13,14,16,18,下記 50 を収録.
50

RE:CALL 4

2018

-

 上記 Box Set "LOVING THE ALIEN [1983-1988](49)に収録.