THE 仲井戸麗市 BOOK

　古井戸解散以来，待ちに待った Chabo 氏のソロ・ファースト・アルバム．早速レコード屋さんに行って買って聴きました（この当時RCは全く聴いてませんでした）．当然といえば当然なのですが古井戸時代の Chabo 氏とは別人みたいになっていたので，はっきり言ってとまどいました．１曲目の『別人』で，脳ミソ壊されたよ〜な気分になりました...ね...？　プロデュースは春日博文氏と Chabo 氏自身．

絵

　このアルバムが発売されたころにはRCのアルバムも何枚か聴いていたもんで，前作の時のよ〜なショックはなかったです．前作同様１曲１曲はよくできていて衝撃もそれなりにあるのですが，惜しむらくはアルバムとしてのまとまりが欠けているよ〜な気がする点か？　でもそれはそれで良いのかもしれません．あとこの人の作詞のセンスって古井戸時代から独特なものがあって好きです．前作同様プロデュースは春日博文氏と Chabo 氏自身．

DADA

　『麗蘭』の活動と並行して発表されたソロ第三弾．プロデュ−スは Chabo 氏自身と藤井丈司氏（２曲のみ Chabo 氏自身と土屋公平氏）のこのアルバム，前２作に比べてかなり構成がまとまっているよ〜な気がします．個人的にはラストの『Dreams To Remember』，Chabo 氏の久々の名曲だと思いました．

Merry X'mas Baby / 真冬の熱帯夜 / 年の瀬 '93
／仲井戸麗市 with HEART of SOUL BAND

　この年ソロ第３作『DADA』，『麗蘭』の第２作『宴』に続いて突然『仲井戸麗市 with HEART of SOUL BAND』の名義で発表された３曲入りマキシ・シングル．メンバーは，村上"PONTA"秀一（Ds）・早川岳晴（B）・KYON（G・Key）の各氏．古井戸時代の名曲のセルフ・カバー『年の瀬 '93』では「暮れるんです」を「暮れるんだ」とか「暮れるんだな」にするなど，歌詞の一部を変更して歌っています．プロデュースは仲井戸麗市 with HEART of SOUL BAND 自身．

Glad All Over
／Kiyoshiro Imawano & Reichi Nakaido

　1994年8月13日の日比谷野外音楽堂コンサートの模様を完全収録したCD３枚組．RC時代の曲を中心に，清志郎氏のヴォーカルと Chabo 氏のギターがフィーチュアされておりますが，『麗蘭』のレパートリー『夏の色調』も取り上げられています．「何が『麗蘭』だよなぁ？　ラーメン屋みたいな名前つけやがって...」という清志郎氏のセリフが笑えました．

Present #1

　４曲入りミニ・アルバム第１弾．プロデュースは『DADA』同様，Chabo 氏自身と藤井丈司氏．HEART of SOUL BAND の面々がバックに参加してますが，あくまでソロ名義．

Present #2

　４曲入りミニ・アルバム第２弾．プロデュースは今回は藤井丈司氏のみ．私，子供嫌いなので星ふたつ．

Present #3

　４曲入りミニ・アルバム第３弾．プロデュースは藤井丈司氏．今回は『麗蘭』の土屋公平氏がギターで参加しています．

Great Spilit

　1985・90・93年にソロ・アルバムを発表，91年以降は土屋公平とのプロジェクト『麗蘭』による作品と４枚のミニ・アルバムを発表してきたチャボ氏のソロ活動における集大成的な意味あいを持つアルバムだと思います．ソロ名義ですが，実質上は Chabo Band のデビュー・アルバムで，メンバーは早川岳晴（B） ・河村“カースケ”智康（Ds）・たつのすけ（Key）の各氏．プロデュースは１曲が藤井丈司氏による他は，Chabo 氏自身が単独でおこなっています．

対決〜復讐するは我にあり〜
／泉谷しげる・Chabo Band

　1997年2月24日澁谷公会堂での，エレック時代の盟友・泉谷しげる氏とのジョイント・ライブ・アルバム．Chabo Band として，当日演奏された７曲のうち『ムーンライト・ドライブ』・『遥かな手紙（ニジェールから）』・『打破』の３曲が収録されています．

Chabo Band Soul to Soul Live at Hibiya Yaon

　1997年8月24日日比谷野外音楽堂でのライブ・アルバム．当日演奏された全18曲のうち11曲が収録されております．ビデオ（関連映像の項参照）も発売されておりますが，収録曲目に若干違いが見られます．

Present #4／Chabo Band

　４曲入りミニ・アルバム『Present』シリーズ完結編．今回は Chabo Band 名義ですが，プロデューサーは誰なんでしょう？