Eric Clapton

Discography Part 4

1975 - 1985



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E.C. Was Here

1975

★★★★

 高校1年の時, Clapton 氏の2度目の来日公演で何と静岡公演があって聴きに行ったのが実はコンサート初体験だったのですが(実はこの後コンサートってあまり行ったことないです.他に Suzi Quatro ・泉谷しげる・夏本番コンサート....いずれも高校生の頃静岡で,東京に移ってからは全然行きませんでした.あとは吉田拓郎 '88年つま恋くらい.... 実は私,人の大勢集まる所って苦手なもんで....),その会場で買った記念すべきレコードです.というわけで,演奏そのものはそれほどいい出来だとは思いませんが,結構気にいっている作品ではあります.私にとっての Clapton 氏はやはりこの頃がピークだったように思います.他のアーティスト同様,1975年以降は急速につまらなくなっていったような気がします.これはこのサイトで何度も書いたように, ROCK という音楽全般について言えることなのですが....

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No Reason to Cry

1976

★★★

 他のページにも書いた通り,1975年頃を境に ROCK という音楽は急速にその輝きを失っていきました.これは,それまで商業的には成功しないと見られていた ROCK が急速にコマーシャリズムに接近し,得てはならなかった市民権を獲得してしまったせいもあり,そのような状況の中パンクやニューウェイヴの台頭も見られましたが,それは ROCK そのものの持つ破壊性・急進性が消えてしまった事の証明に他なりませんでした.『レイド・バック』してしまった Clapton 氏あたり,その戦犯に他ならないというわけで,パンク・ニューウェイヴ勢の格好の標的であったわけですが,彼自身の作品もこの頃から良く言えば落ち着き,悪く言えばかつての輝きを失い低迷期に入ってしまったと言えそうです.というわけで,私自身,この作品以降,1992年の "Unplagged" をリリースするまでの Clapton 氏の作品については,悪く言えば惰性で聴いていたような部分もあって,あまり詳しくコメントすることはできませんの.この作品に関して言えば,プロデューサー・録音場所を変えての心機一転の意欲作ということになるらしいですが,それほどの出来だとは思えませんでした....

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Slowhand

1977

★★★

 タイトル・ジャケットとは裏腹に, AOR 化してしまった Clapton 氏.確かに私 Cream 時代の Clapton 氏が最高だったなどと言う気はさらさらありませんが(どちらかと言うと,好きくない....),この路線に入ってしまった Clapton 氏もどうも.... だがしかし,この傾向は1991年頃まで続いてしまい,私にとっての Clapton 低迷期を確実なモノにしてしまうのでした.... そんな私の想いとは裏腹にこの作品,やはり一般受けしたみたいで,予想外のビッグ・ヒットを記録したらしいです.

40

Backless

1978

★★★

 基本的に前作の延長線上にある作品で,私ほとんどコメントすることないです....  ただ Bob Dylan 氏が Clapton 氏のために書き下ろした新曲2曲("Walk Out in the Rain" ・ "If I Don't Be There by Norning")のせいもあって, Dylan 色が強くなっている点が,前作にはない特色かも....

41

 *Very Best of Eric Clapton

1978

★★★

 Brind Faith 及びソロ作品からセレクトされた変則的ベスト・アルバムですが,意識的にシングル・ヒットの収録を避けたかのような渋い選曲が特徴となっています.

42

Just One Night

1980

★★★★

 1979年の4度目の日本公演の模様を収録したライヴ・アルバム.オールド・ファンとしてはやはり "After Midnight" ・ "Blues Power" の収録,あとオープニングにおける Leon Russell の "A Song for You" や Dominos 時代の "Have You Ever Loved a Woman?" の引用が嬉しかったです.



43

Another Ticket

1981

★★★★

 '80年代に入っての第1作.久々にブルージーで渋い雰囲気を持った作品で,個人的には,この時期の Clapton 氏の作品の中ではわりと気にいっている1枚です.実はこの時期くらいまで Clapton 氏,慢性のアルコール性内臓疾患に悩まされていたそうですが.... 変に納得(笑).

44

 *Time Pieces - Best of Eric Clapton

1982

★★★

 Derek & The Dominos 時代の "Layla" と Solo 10曲からなるベスト・アルバム.全11曲の収録局のうち, "461 Ocean Boulevard" と "Slowhand" からの選曲が各3曲ずつと少々偏っているような気もしますが,仕方ないのかも....

45

 *Time Pieces Vol.II - Live in the Seventies

1983

★★★★

 上記ベスト・アルバムの続編の形をとっていますが,こちらはサブ・タイトル通り, '70年代に収録されたライヴから,ベスト・トラックを収録したもの.個人的には, "Presence of the Lord" ・ "Can't Find My Way Home" ・ "Smile" の3曲の収録が嬉しかったです.

46

Money and Cigarettes

1983

★★★

 アルコール及び長年所属していた RSO レーベルと決別し,ワーナー・ブラザースへ移籍,自らのレーベル Duck からの第1弾で,またしても心機一転の作品(爆).充実した作風であるとは思いますが,いまひとつ面白さに欠けるような気がするのは何故でしょう....? 結局この人少しアブナイくらいの状況にいた方がいいのかも....?

47

Behind the Sun

1985

★★★

 Genesis の Phil Collins プロデュースでレコーディングされたものの,ワーナー ・ブラザーズ側の意向により,内容が改竄され( Ted Templeman ・ Lenny Waranker プロデュースによる3曲が追加収録された),また,そのポップさやデジタル指向の音作りなどから,ファンの間では評判の悪い作品らしいです.私はと言えば,この '85年から '88年にかけての時期,健康を害して入退院を繰り返しておりましたので,はっきり言って Clapton 氏どころの騒ぎではありませんでした.というわけで,あまり聴いてませんごめんなさい.

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 *Backtrackin'

1985

★★★

 Cream ・ Blind Faith ・ Derek & the Dominos ・ Solo の各時代の代表曲を収録,ポリドールからリリースされた2CDベスト・アルバム.