The Doobie Brothers


DISCOGRAPHY Part 2 (1988 - 2007)



13

CYCLES

1989

★★★

 再結成第1弾.メンバーは, Tom Johnston (G ・ Vo) ・ Pat Simmons (G ・ Vo) ・ Tyran Porter (B ・ Vo) ・ John Hartman (Ds ・ Vo) ・ Michael Hossack (Ds ・ Vo) のツイン・リード/ツイン・ドラムスの黄金期の5人に, "Farewell Tour" に参加していた Bobby LaKind (Perc ・ Vo) 氏の計6名.また, Michael McDonald ・ John McFee ・ Keith Knudsen といった元メンバー達が,ソングライターとして参加しています.『Doobies の復活=Tom Johnston 氏の復活』といった図式そのままに,前期 Doobies の最盛期を髣髴とさせるプレイを聴かせてくれてはいますが,いかんせん時の流れを感じさせられるのは仕方ないかも....

14

Brotherhood

1991

★★★

  Bobby LaKind 氏が退き, "Toulouse Street" ・ "The Captain and Me" 時の『最強 Doobies』による(これに関しては, "Stampede" 時のトリプル・リード/ツイン・ドラムスの頃こそ最強!という意見もありますが,元 Steely Dan メンバーの影響を受ける以前のオリジナル Doobies という意味からも,やはりこのメンバーが最強でしょう),再結成第2弾. Tom Johnston ・ Pat Simmons 両氏のソング ・ライティングも健在で,'70年代を思い起こさせるサウンドも良いです.やはり Rock は '70年代,とゆ〜訳のわからんノスタルジアを感じてしまうのでした.

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listen tot the music
the very best of the DOOBIE BROTHERS

1993

-

 解散前にリリースされたオフィシャル・ベスト・アルバム2枚のうち, "Vol.1" だけが CD 化され, "Vol.2" が未 CD 化だったため(Doobies と Mike McDonald 氏の不仲が原因とも伝えられていたそ〜ですが,再結成 Doobies がその CD 化を認めなかったというのが通説),リリースされたドイツ編集によるベスト CD. "Vol.1" の11曲に, McDonald 時代の6曲,及び "Long Train Runnin'" の Remix Version を追加収録した内容です.

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Doobie's Remixies

1994

-

 初期 Doobies の代表的ヒット曲, "Long Train Runnin'" と "Listen to the Music" の Oliginal Version と Remix Version 各2テイク,計6テイクを収録したリミックス・アルバム.

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ROCKIN' DOWN THE HIGHWAY
THE WILDLIFE CONCERT

1996

★★★★

 1996年5月,ニューヨーク/ナッシュビルにおいて収録された, "Wildlife Concert" のライヴ・アルバムで,1985年に『ニューヨーク動物協会』として発足した『野生生物保護教会』に関連しているらしいですが,そんなことはこの際ど〜でもいいです(笑).メンバーは,大きく変動し, Tom Johnston (G ・ Vo) ・ Pat Simmons (G ・ Vo) ・ Michael McDonald (Kbd ・ Vo) ・ Keith Knudsen (Ds ・ Vo) ・ Michael Hossack (Ds) ・ John McFee (G ・ Vo) ・ Skylark (B) ・ Dare Ockerman (Kbd ・ G ・ Vo) ・ Danny Hull (Kbd ・ Sax ・ Harmonica ・ Vo) の面々. Johnston ・ Simmons ・ McDonald の初めてと言ってもいい本格的な共演で,収録曲も, "Toulouse Street" から3曲, "The Captain and Me" から6曲, "What Once Were Vices Are Now Habits" から3曲, "Stampede" から3曲, "Takin' it to the Street" から1曲, "Minute by Minute" から3曲, "Cycles" から1曲, "Brotherhood" から2曲,新曲が2曲(うち1曲は Pat Simmons 氏のソロ・アルバム収録曲)と,新旧 Doobies の代表曲がバランス良く収録されています.一時期不仲の噂が流れていた Doobies と McDonald 氏ですが,ここではそんな気配は感じられず,力強い Vocal (特に "Takin' It to the Street" での Vocal はスタジオ録音のモノに比べて,ライヴならではの迫力があり,特筆モノ)を聴かせてくれてますし, Tom Johnston 氏・ Pat Simmons 氏も,それぞれの味を活かしきったプレイをのびのび行っている感じで,良いです. LD / Video も発売されましたが(Videography 参照),収録曲/順序に若干の違いが見られます.

18

BEST OF THE DOOBIES /
BEST OF THE DOOBIES VOLUME II

1999

★★★

 日本独自の特別企画.再結成前にアナログ・ディスクにてリリースされたオフィシャル・ベスト・アルバム2枚のカップリング CD.




19

LONG TRAIN RUNNIN''
THE DOOBIE BROTHERS 1970 - 2000

1999

-

 結成30周年記念 CD 4枚組 Box Set. Disc1〜3は過去作品からのセレクトですが, "Nobody" ・ "Listen to the Music" ・ "Rockin' Down the Highway" ・ "Sweet Maxine" ・ "Wheels of Fortune" ・ "Here to Love You" の各シングル・バージョン,及び新曲 "Little Bitty Pretty One" が収録されています. Disc4はこの Box の目玉,未発表デモ・テイクや,各メンバーのソロ作品等が収録されているのです.

20

Best of THE DOOBIE BROTHERS LIVE

1999

★★★

 タイトル通り,Live Version のみで構成されたコンピレーション.当初日本ではリリースされませんでした.

21

SIBLING RIVALRY

2000

★★★

 スタジオ作としては約9年ぶりのニュー・アルバム. Michael McDonald の参加はツアーの間のみだった様子で,メンバーは, Tom Johnston (G ・ Vo) ・ Pat Simmons (G ・ Banjo ・ Vo) ・ John McFee (G ・ Vo ・ etc) ・ Michael Hossack (Ds ・ Perc) ・ Keith Knudsen (Ds ・ Perc ・ Vo) の5人.アコースティックを主体としたサウンドはずいぶんおとなしめで,良く言えば『大人のバンド』,悪く言えば『過去のバンド』を感じさせる音作り. '70年代は遠くなりましたが,考えてみれば結成から30年も経つのだから,歳取るのはあたりまえですか? 日本盤ボーナス・トラックとして, Box Set に収録されていた "Little Bitty Pretty One" が収録されています.

22

GREATEST HITS

2001

-

 「また....?」という感じのベスト・アルバム. The Eagles とこのバンド,コンピレーション出し過ぎって感じ.... 全20曲中, "Listen to th Music" ・ "Jesus is Just Alright" ・ "Nobody" ・ "It Keeps You Runnin'" ・ "Dependin' on You" の5曲のシングル・ヴァージョンが収録されているのは嬉しい事ですが....

23

Live AT WOLF TRAP

2004

★★★★

 2004.7.25. ヴァージニア州ウルフ・トラップでのライヴを収録.やはり往年の迫力は衰えているものの,選曲もいいし,かなり聴き応えある内容になっています.

24

 *The Very Best of The Doobie Brothers

2007

-

 CD 2枚組によるコンピレーション決定盤.収録曲の内訳は "The Doobie Brothers"(1) から1曲, "Toulouse Street"(2) ・ "The Captain and Me"(3) ・ "what were once vices are now habits"(4) ・ "STAMPEDE"(5) ・ "takin' it to the streets"(6) ・ "Livin' On The Fault Line"(8) ・ "ONE STEP CLOSER"(10) ・ "CYCLES"(13) から各3曲, "MINUTE BY MINUTE"(9) から4曲, "Brotherhood"(14) から2曲, "SIBLING RIVAR|LRY"(21) から1曲.オリジナル・アルバム未収録曲1曲という,バランス良すぎ(?)の内容です.