Pink Floyd


DISCOGRAPHY Part 3 (2000 - )



25

IS THERE ANYBODY OUT THERE?
THE WALL LIVE PINK FLOYD 1980 - 81

2000

★★★

 やはりこのアルバムがリリースされるというニュースを聞いたときは「なんで今さら?」と思ってしまいました.大体において,私は "THE WALL"(15) ってゆー作品はあまり高く評価できないのですが,わりと良く出来たライヴ・アルバムで,スタジオ作よりは結構楽しく聴くことができました.でも CD 2枚はやっぱり長過ぎ.... この作品(原作の方ね!),2枚組を1枚に凝縮することができたら,もっと凄い作品になっていたはず....と思うのは私だけではないと思うのですが....

26

ECHOES
THE BEST OF PINK FLOYD

2001

-

 Capitol Record が作った資料によれば,「メンバーが積極的に関与した,最初でかつ唯一のコンピレーション」ということらしいです. "MEDDLE"(8) に収録されていた大作で,オリジナルは24分近い "Echoes" が約15分にエディットされていますが,ついでに "Atom Heart Mother" のエディット・バージョンも収録して欲しかったと思うのは,私だけじゃないハズ....

27

THE DARK SIDE OF THE MOON

2003

-

 30年前にビッグ・セールスを記録した代表作アルバムのデジタル・リマスタリング.

28

Oh By The Way

2007

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 "Shine On"(21)以来,15年ぶりにリリースされた2度目の Box Set.今回は "THE PIPER AT THE GATES OF DAWN"(1)から "THE DIVISION BELL"(22)までのスタジオ・アルバム全14作16枚を収録しているため,日本では2008年に『スタジオ・ワークス』とおいうタイトルでリリースされましたが,厳密に言うと Disc 4 の "UMMAGUMMA"(4) の1枚目はライヴであってスタジオではないのです.

29

A FOOT IN THE DOOR
THE BEST OF PINK FLOYD

2011

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 "Echoes"(26)以来,10年ぶりにリリースされたベスト・アルバム.内訳は " THE DARK SIDE OF THE MOON"(11)から5曲, "WISH YOU WERE HERE"(13)から4曲, "THE WALL"(15)から3曲, "final cut"(17)・ "A Momentary Lapse of Reason"(19)・ "THE DIVISION BELL"(22)から各1曲とシングル "See Emily Play" という偏向した内容.

30

The Endless River

2014

★★★★

 2008年の Richard Wright さんの没後,6年の歳月を経てリリースされた事実上のラスト・アルバム.相変わらずのサウンドで,特に目新しいことはやっていませんが,これはこれで良いのです.