DISCOGRAPHY Part 1 (1968 - 2002) |
1 |
ジャックスの世界 |
1968 |
★★★★★ |
当時の日本のロック・シーンというと,内田裕也さんやフラワー・トラベリン・バンドの英語派とはっぴいえんどやジャックスの日本語派が対立(?)していたらしいです.個人的な見解としては,やはり日本語による ROCK がこの時期に確立されたというのは,喜ばしいことだったと思うのです.で,はっぴいえんどとの比較になりますが,妙に明るいはっぴえんどの ROCK よりかは,ジャックスの暗さの方が好みではありました.今聴くと演奏も歌もけっしてうまいとは思えませんが,やはり,『時計をとめて』,『からっぽの世界』,名曲だと思います. |
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2 |
ジャックスの奇蹟 |
1969 |
★★★ |
リード・ギターの水橋春夫氏が脱退した後,ドラムスにつのだ☆ひろ(当時は角田ひろ)氏が加入,木田高介氏はドラムスをはずれ,フルート&ビブラフォンに回って製作された2作目ですが,このアルバムのレコーディング中に解散してしまったため,前作の没テイクやそれ以前の音源が収録されているらしいです.全11曲中の4曲(しかもアナログではすべてA面!)のヴォーカルをつのだ氏がとっているためか,前作にくらべて早川氏の存在が希薄に感じられますが,やはり作品全体を聴いた限りではつのだ氏中心のA面よりも,早川氏が全曲リード・ヴォーカルをとっているB面の方が,ジャックスならではの雰囲気を出していて好きです.個人的には,名作(?)と言われている『ロール・オーヴァー・ゆらの助』もいいですが,ラストの『敵は遠くに』が何といっても Best なのです. |
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3 |
からっぽの世界/ジャックスのすべて |
1972 |
- |
上記2アルバムからセレクトされた初のコンピレーション LP.全11曲収録. |
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4 |
JACKS LIVE 68.7.24 |
1973 |
★★★ |
お茶の水の日仏会館ホールで行われた第2回ジャックス・ショウの音源を収録し,ファン・クラブの会員だけに400枚限定で通信販売されたプライベート盤で,『おまえはひな菊』が唯一収録されている『幻の名盤』扱いされておりましたが, 2003 年になって,やはり限定盤としてリリースされました.確かに歴史的名盤かもしれませんが,残念ながら音が悪すぎ. |
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5 |
JACKS Legend |
1985 |
- |
コンピレーション.全11曲収録. | |||
6 |
JACKS Echoes In The Radio |
1986 |
★★★ |
1966年から数回にわたって出演していたニッポン放送『バイタリス・フォーク・ビレッジ』用のレコーディング・テイク集.全7曲中,高橋末広氏とのデュエット時代のテイクが2曲収録されています.残りの5曲は水橋春夫氏在籍時の4人によるもので,とりあえずは歴史的価値のある1枚であるとは言えますが,果たして早川氏はこの作品のリリース('86年)にどの程度まで賛成だったのか...? 素朴な疑問です. |
7 |
JACKS CD BOX |
1989 |
- |
最初の CD Box.6CD + 1CDS Bonus. |
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8 |
Big Artist Best Collection |
1995 |
- |
コンピレーション. 全16曲収録. | |||
9 |
ニューロックの夜明け URC編 |
1998 |
- |
JACKS『ラブ・ゼネレーション』,高石友也&JACKS『殺し屋のブルース』,『明日なき世界』,収録. | |||
10 |
ニューロックの夜明け 番外編 |
1998 |
- |
高石友也&JACKS『明日なき世界』,JACKS『ロール・オーヴァー・ゆらの助』収録. | |||
11 |
JACKS 7inch Box |
2000 |
- |
7インチ・シングル6枚組復刻盤. |
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12 |
JACKS GOLDEN★BEST |
2002 |
- |
ソニー・ミュージック/東芝 EMI 共同企画『ゴールデン★ベスト』シリーズの1枚. |