沢田 研二

Discography A1(Albums The Tigers・PYG)



1

ザ・タイガース・オン・ステージ/ザ・タイガース

1967

★★★

 デビュー・アルバムがライヴだったんですね? はっきり言って演奏下手です.でも当時の GS ブームを知る世代にとっては懐かしいの一言.録音状態の悪さも Stones の 1st Live みたいでいいです.

2

世界はボクらを待っている/ザ・タイガース

1668

★★★

 同名映画のサウンドトラック盤.曲の合間に映画のシーンが一部収録されていますが,当然ながら演技はライヴの演奏以上に下手.そんな中で岸部修三(現・一徳)さんだけこの頃から俳優しています.

3

ヒューマン・ルネッサンス/ザ・タイガース

1968

★★★★

 実はこの時期に既に脱退を希望していたトッポこと加橋かつみ氏は,このアルバムの制作を条件にグループに残留していたらしいです.結局,このアルバムをリリース後,脱退してしまいましたが.... またAがライヴ・アルバム,Bがサウンドトラックだった事を考えると,これが実質的なスタジオ・デビュー・アルバムということになります. '60年代サイケデリック・ロックの影響大です.この頃でらちゃんは小学生でしたが,ジュリーよりトッポが好きで,特に『廃虚の鳩』が気に入ってたりしました.

4

ザ・タイガース・アゲイン/ザ・タイガース

1970

★★★

 脱退してしまったトッポに替わってサリーの弟シローを加えた後期タイガースのシングル6枚A・B面を収録したコンピレーションですが,何故か唯一『君を許す』がオミットされ,代わりに前期タイガース時代の『シー・シー・シ−』が収録されています.またラスト・シングルの『誓いの明日』・『真っ赤なジャケット』はこのアルバムの後にリリースされた(と思われる)ため,収録されていません.

5

自由と憧れと友情/ザ・タイガース

1970

★★

 結局,タイガースって,オリジナル・スタジオ・アルバムって2枚しか残していなかったんですね? 個人的には,トッポの脱退とシローの加入で,タイガースは実質的に終わっていたと思います.このアルバムに関しても,作曲陣に柳田ヒロ,クニ河内,チト河内,エディ藩,かまやつひろし等を迎えた意欲作なのですが,正直言ってシローの声だけ変に聞き苦しい感じがして,せっかくのサウンドをぶちこわしていると思います.こんな事書いてごめんなさい.

6

ザ・タイガース・サウンズ・イン・コロシアム/ザ・タイガース

1971

★★★

 LP 2枚組.1枚目がカヴァー曲,2枚目がオリジナル曲中心に収録されている,内容の充実したライヴ・アルバムですが,でらちゃんの後期タイガ−スに対する評価低いので,点数はこうなってしまいます.個人的には, GFR の "Heartbreaker" の収録は嬉しかったです. MC でジュリーがタローの歌った "Route 66" を「るーとろくじゅうろく」と言っているのがちょっとだけ笑えます.




7

ザ・タイガース・フィナーレ/ザ・タイガース

1971

★★★

 Julie も MC で言ってるように,ザ・タイガースのラスト・ステージを収録したライヴ・アルバム.アナログA面は各メンバーがヴォーカルをとってのカヴァー曲,B面が往年のヒット曲中心という構成になっております.

8

PYG! / PYG

1971

★★★★

 日本におけるスーパー・セッション・グループ(だったんでしょね?)Pyg の唯一のオリジナル・アルバム.メンバーはザ・タイガースから沢田研二(Vo)・岸部修三(B),ザ・スパイダースから井上尭之(G)・大野克之(Kbd),ザ・テンプターズから萩原健一(Vo)・大口ヒロシ(Ds).当時は何と言ってもジュリーとショーケンの共演が話題を喚んだのですが,残念ながらこのバンド,当のジュリーのソロやショーケンの俳優活動によって,簡単に分解してしまいました.しかし,井上・大野・岸部の3人は,井上尭之バンドとして,ジュリーのバックや TV 番組『太陽にほえろ』・『傷だらけの天使』・『悪魔のようなあいつ』等の音楽を担当し,良かったか悪かったかは疑問が残りますが,ある意味日本における Rock の一般化に貢献したことは確かです.

9

FREE with PYG / PYG

1971

★★★

 カヴァー曲中心の2枚組ライヴ・アルバムで,Rock の名曲がズラリと並んでおりますが,今聴くとかなり....です.特にショーケンが歌う "Bitch" とジュリーの "Speed King" は,かなりムチャクチャというか.... ショーケンは GS 時代の音源や映像が公開されるのを極度に嫌ってましたが,何となくうなずけるかも....

10

 *Best of the Tigers

1977

★★★

 当時は他にもいろいろコンピレーション出てたと思いますが,とりあえずこれ1枚だけ買ってありました(笑).シングル曲を中心に12曲が年代順に収録されています.

11

1982 / The Tigers

1982

★★★★

 解散から11年後.競演はこれが初めてとなる前期タイガースの加橋かつみ氏と後期タイガースの岸部シロー氏に,沢田研二,森本太郎,岸部一徳の5名による The Tigers 同窓会によるスタジオ・アルバム.解散時に引退を表明した瞳みのる氏はこの頃学校の先生をしていて不参加.永久にオリジナル・メンバーでの再結成はありえないと思われていましたが,それはさらに31年後に実現したみたいです.このアルバムですが,作曲を沢田氏が6曲,加橋氏と森本氏がそれぞれ3曲を担当しており,岸部兄弟の影がちょっと薄いです.編曲は伊藤銀次氏とタイガース・サウンド産みの親のすぎやまこういち氏.

12

A-LIVE / The Tigers

1982

★★★★★

 The Tigers 同窓会によるアナログ3枚組ライヴ・アルバム. GS としてより Rock Band としての The Tigers の実力が十分発揮されていて,聴き応えあるアルバムだと思います.