麗蘭

　活動停止してしまったRCに代わって，Chabo 氏は活動の場をソロとこの土屋公平氏とのプロジェクト『麗蘭』に移しました...といっても，やはりプロジェクトはプロジェクトでしかなかったようで，これが唯一のスタジオ・アルバムとなってしまったようです（1999年現在，他に全曲アルバム未収録のシングルCD『マンボのボーイフレンド／Blues イン 回転木馬（Bootleg Version）／風の車（Special MIX Version）』―1993年発売―が出ています）．

宴／麗蘭

　1993年4月20・21日の大阪メルパルク・ホールで収録されたライブ・アルバムですが，これって完全限定盤だったんですね？　忘れてました...　５曲がファ−スト・アルバム収録曲，残り５曲が未発表曲でした．

SOSが鳴ってる／麗蘭

　土屋公平氏とのプロジェクト・ユニット『麗蘭』としては，13年ぶりのスタジオ・フル・アルバム．結局このユニットって，仲井戸・土屋の両氏がそれぞれのソロ活動と並行して，気が向いた時にやってる感じなんですが，個人的にはやはり仲井戸氏の個性が強烈なため，やはり仲井戸氏主体のバンドのような感じがしてしまうし，やはり仲井戸氏の作品の方に関心が傾いてしまうのです．すんません...　ところで， DVD - Video "TIME 2001-2003" に収録されていた PPM の名曲『悲惨な戦争』の仲井戸氏の訳詞（多分）に，新たに土屋氏が曲をつけて，『悲惨な争い』として収録されていますが，これっていろんな意味でやめた方が良かったような気がしてしまったのです．再び，ごめんなさい...

磔磔2005盤 【泣いてたまるか】／麗蘭

　2005年末，麗蘭2005 TOUR のライヴを収録．久しぶりの麗蘭ライヴってこともあって，ギターの音が凄く新鮮に聴くことができました．『時代は変る '05』はある意味衝撃的だったりするのですが，これ１回でやめておけばよかったのにね....

磔磔2006盤 【明日のために，今日もある．】／麗蘭

　2006年末，麗蘭2006 TOUR のライヴを収録．はっきり言って，２年続けて出さんでも良い． Chabo 版『ゆく年くる年』，３度目やるなよ．　

1+1／麗蘭

　『アコースティック・ミニ・アルバム』との事ですが，厳密にはアコースティックではありません．やはりお二方のテクニックが光るインストの『One plus One』と， Chabo 氏の『曖昧模糊』という歌詞に古井戸時代以来のとぼけた味を感じさせてくれる『おいしい水』がいいです．