Linda Ronstadt

Discography Part 2(1976 - 1986)



13

 *Linda Ronstadt Greatest Hits

1976
★★★

 ベスト・アルバム.内訳は, Stone Poneys 時代の曲が1曲, "Silk Purse" から1曲, "Don't Cry Now" から3曲, "Heart Like a Wheel" から2曲, "Prisoner in Disguise" から3曲, "Hasten Down the Wind" から1曲と,例によって一部不満は残るものの,妥当な線でしょう.

14

 *A Retrospective

1977
★★★

 こちらは Capitol からリリースされた2枚組ベスト・アルバム.というわけで,内訳は, Stone Poney 時代の曲が4曲, "Hand Sown... Home Grown" から3曲, "Silk Purce" から4曲, "Linda Ronstadt" から6曲, "Heart Like a Wheel" から5曲の計22曲.

15

Simple Dreams

1977
★★★★★

 最高傑作.個人的には一番好きなアルバムです. "It's So Easy" - Linda さん自身は気にいってなかったが,プロデューサーの Peter Asher さんが気にいってアルバムに収録したというこの曲, Linda さんのキャラにぴったりの曲だと思います. "Simple Man, Simple Dream" - J. D. Souther のペンによるこの曲, "It's So Easy" とは逆の意味で,やはり Linda さんのキャラにぴっさんたり.この2曲に代表される二面性こそが,このアルバムひいてはシンガー Linda Ronstadt の一番大きな魅力だと思うのですよ.他にも, "Blue Bayou" ・ "Poor Poor Pitiful Me" そして "Tumblin' Dice" (そ〜言えば,当時 Mick Jaggar と付き合っていた Linda さんが,このステージでこの曲歌いながら泣き出した,な〜んて話もありました)等,歌手 Linda Ronstadt の魅力をあますことなく引き出した傑作です.

16

Living in the USA

1978
★★★★

 最も取っ付き易い作品かも....  Chuck Berry さんの "Back in the U.S.A." から, "Just One Look" に "Oh Baby Baby" ,ラストは Presley さんの "Love Me Tender" と,完全にあめりかしてます.かつての『カントリーの歌姫(狸姫?)』的イメージは,この頃には完全に払拭されたみたいです.

17

 *FM

1978
★★★

 同名映画オリジナル・サウンドトラック. "Tumblin' Dice" 収録.

18

Mad Love

1980
★★★★★

 Linda 嬢ご乱心? Elvis Costello ・ Mark Goldenberg 等の作品を取り上げ,パンク・ニューウェーヴ勢を意識した音作りが話題になった,楽しい Rock'n'Roll なアルバムです.この作品で,一流女性 Rock Vocalist としての地位を不動のモノにしたと言っても過言ではないと思います.



19

 *Linda Ronstadt Greatest Hits Volume Two

1980
★★★

 ベスト・アルバム.内訳は, "Hasten Down the Wind" から1曲, "Simple Dreams" から4曲, "Living in the USA" から3曲, "Mad Love" から3曲とシングル・ヒット中心の選曲で,やはり例によって一部不満は残るものの,妥当な線だとは思いますが,実はこんなに早く Vol.2 がリリースされるとは思いませんでした.当時の彼女の人気と,レコード会社の入れ込みようがよ〜くわかるような気がします.

20

 *Pirates of Penzance

1980
-

 Peter Asher 氏プロデュースによる, Broadway Cast Album.ミュージカルなので, Linda さんのアルバムとして評価する事は難しいです.未入手でしたが, 2003. 6. 2. このサイトを御覧になった S. Y. さまの御好意により,譲っていただくことができました.本当にありがとうございました.

21

Get Closer

1982
★★★★

 前作で『ロックンロール・クィーン』としての地位を確立した Linda さんが,2年半のブランクを経てリリースした新作は,全く前作とは趣の違ったアルバムでした.結局 '70年代後半に Rock していた Linda さんが '80年代に入って軌道修正したという事なんでしょうが,少々残念な気もしました.実際, Jazz のスタンダード集を収録したアルバムもほとんど完成していたらしいですが, Carly Simon さんに先を超されたために陽の目を見なかったらしいです.また, '78年頃には, Dolly Parton ・ Emmylow Harris とのジョイント・アルバムもスケジューリングされていたものの,結局リリースされず,その中の1曲 "My Blue Tears" がこのアルバムのラストを飾ってたりもしてます.いずれにせよ,これ以降, Linda さんが Coutry や Rock といったジャンルから,さらに音楽的な指向性を広げていった事は確かでした.

22

What's New

1983
★★★

 Jazz のスタンダード集をほぼ完成していたにも関わらず, Carly Simon さんの "Torch" に先を超されてしまったため,リリースを断念した(というより,本人がその出来に満足していなかったという説もあります) Linda さんが, Nelson Riddle 氏をアレンジャーに迎え, Nelson Riddle & His Orchestra をバックに,再度挑戦したスタンダード集.確かに素晴らしい出来で,好セールスを記録したらしいですが,一方彼女がこの方向に進んでしまった事は残念だった事も確かです.

23

Rush Life

1984
★★★

 Nelson Riddle & His Orchestra との共演による,スタンダード集第2弾.変型ジャケットが楽しかったのですが, CD ってこいう遊びが出来なくなったのは残念.

24

For Sentomental Reasons

1986
★★★

 Nelson Riddle & His Orchestra との共演による,スタンダード集第3弾.う〜ん,ず〜っとこの方向に走ってしまうのだろうか.... 少し淋しかったりもして....