Olivia Newton-John

Discography Part 2(1974 - 1980)



13
Long Live Love
1974
★★★
 MCA / EMI からリリースされた 5th.日本でも,この作品から東芝 EMI によってオリジナル・アルバムがリリースされるようになりました.前作 "If You Love Me, Let Me Know" の流れを汲むカントリー色の強い作品ですが,ど〜ゆ〜わけか(多分 EMI が権利を取得した関係),何曲かダブって収録されていたりして,わけわかんないです.
14
Have You Never Been Mellow
1975
★★★★
 日本で Olivia Newton-John の名前を,決定的にメジャーにした作品.大ヒットした "Have You Never Been Mellow" (邦題:『そよ風の誘惑』 - このタイトル,ど〜ゆ〜つもりでつけたんだろね?)を始め,彼女のキャラを活かした曲が勢ぞろいしていますが,それが彼女の長所・短所双方を際立たせている感じのアルバムです.また,今回は "Goodbye Again" ・ "Follow Me" と, John Denver 氏の作品が2曲収録されているのが目をひきます(ちなみに,後者は日本では "Please Mr. Please" に替わってシングル・カットされました).ラストには,何故かまた "I Honestly Love You" が収録されています(笑).個人的な事を書きますと, Rock を聴き始めて,グラム・ハード・プログレ・アメリカンと一通り聴き進めて来て,そろそろ疲れたなって思っていた頃,出逢ったのがこのアルバムで,一種の清涼剤でした.
15
Clearly Love
1975
★★★★★
 日本で大ヒットした "Have You Never Been Mellow" と "Jolene" (日本のみでのシングル・カット)を含む "Come on Over" の間に挟まれて目立たない印象を与えるアルバムですが,個人的には多分彼女の最高傑作だと思います.前作 "Have You Never Been Mellow" は,確かに彼女のキャラクターを100%活かした作品だと思いますが,それと同時に,彼女の持つ欠点(歌唱力・声量等)を露呈した作品だったとも言えるのに対し,今回の作品におけるバラエティーに富んだ選曲は,見事にその弱点をカバーしていると思います.トップには,彼女の持ち味を活かした "Something Better to Do" ,そしてアナログB面には,アップテンポの Let It Shine" ・ "Summertime Blues" ,じっくり聴かせる "Clearly Love" ・ "He Ain't Heavy ... He's My Brother" (この曲,彼女のベスト・トラックだと思います)がうま〜く配置されています.ただ,約30分と収録時間が短いのが残念でした.
16
 *Music from the Original Motion Picture Soundtrack
  "A Window to the Sky"
1975
★★★
 同名映画(邦題:『あの空に太陽が』)サウンドトラック. Olivia さんが初めて映画の主題歌を歌ったという事で話題になりました.
17
Come on Over
1976
★★★★
 日本でビッグ・ヒットを記録した "Jolene" (Dolly Parton 作)を含むアルバムで,それだけに日本で評判の高かった作品です. "Pony Ride" や "Greensleeves", Bee Gees の "Come on Over" や Beatles の "The Long and Winding Road" 等,親しみ易い選曲はこの時期の彼女のイメージそのものでした.唯一 "Jolene" だけが浮いていて,少々違和感を感じたものでしたが,何とそれが大ヒットしてしまいました.作品的には,前作の方が選曲・構成共に優れていたと思います.
18
 *Crystal Lady
1976
★★★
 日本で "Take Me Home, Country Road" がヒットした頃,東芝 EMI から "Golden Double 32" シリーズの1点としてリリースされた,初期作品集2枚組.ベスト・アルバム "Let Me Be There" (12)同様,Pye ・ MCA 両レーベルからリリースされた1〜4枚目のアルバムから収録されています.



19

Don't Stop Believin'

1976

★★★★★

 人気もピークを迎え,ある意味で彼女のキャラクター(やはり,この人の場合は主として,アーティストとしてよりも,アイドル的な要素が大きかった事は否定できないと思います)が決定づけられたのが,この時期('75〜'77年)だったと思います.このアルバムに関して言えば,前作 "Come on Over" で,特に日本においてはアイドル No.1 の座を獲得した彼女が,そのスタイルを確立したのが,この作品だったと思います. "Don't Stop Believin'" ・ "New Born Babe" ・ "Sam" と,まさに彼女ならではの雰囲気を大切にした選曲だと思いますし,また,この時期を通じて飛躍的に歌唱力がついてきた事を証明した作品でもあると思います. 

20

Making a Good Thing Better

1977

★★★★

 基本的には前作までの延長線上にある作品で,彼女のアイドルとしての魅力は, "Have You Never Been Mellow" からこの作品までの5枚に集約されていると言っていいと思います.ただ,このアルバムから,楽曲のアレンジ等に以前に聴かれなかった斬新さが感じられ(要は,そろそろワン・パターンからの脱却が要求されていたということだと思います), '78年以降のイメージ・チェンジへの伏線となっていたと思うのです.

21

 *Olivia Newton-John's Greatest Hits

1977

★★★

 公式ベスト・アルバム.内訳は,"Have You Never Been Mellow" ・ "Clearly Love" ・ Come on Over" ・ "Don't Stop Believin" から各2曲ずつと,初期作品から6曲の計14曲.選曲に関しては,納得いかない部分もありますが,グレイテスト・ヒッツという事で,まあ仕方がないでしょ.

22

Totally Hot

1978

★★★★

 世界的アイドル・スターの頂点に立った(っていうのも変だけどね....) Olivia さんが,そのイメージからの脱却を図った問題作.単なるアイドルから『大人の歌手』への転身を図っていますが,半ば成功していると思います.プロデューサー John Farrar 作の "Totally Hot" や "A Little More Love" などの曲も,そのへんを念頭に置いて作られている感じでした.これ以降,(これは成功したと言えるかどうか疑問ですが)映画への出演等,その活動の幅を広げて行きますが,ブームは沈静化していくのでした.

23

 *Grease

1978

★★

 第1作主演映画のサウンドトラック.映画は TV で一部しか見ていません(笑).

24

 *Xanadu

1980

★★★

 第3作主演映画のサウンドトラック.映画は観たけど,酔っぱらって観ていたもんであまり印象に残っていません(爆).でも, "Xanadu" ・ "Magic" の2曲は彼女の作品の中でもベスト・トラックに数えられると思うし,アルバムもよくできたサウンドトラック盤だと思います.