DISCOGRAPHY Part 3 (1977 - 1985) |
25 |
Foot Loose and Fancy Free |
1977 |
★★★★ |
Billy Peek (G) ・ Jim Creegan (G) ・ Gary Grainger (G) ・ Phil Chen (B) ・ John Jarvis (Kbd) ・ Carmine Appice (Ds) というラインナップの The Faces に替わるバック・バンド Rod Stewart Band を擁しての第1弾アルバム.このアルバムに収録された R&R ナンバー "Hot Legs" とバラード "You're in My Heart" は, Rod さんのキャリアの中でも,個人的にはベスト・テイクかも.蛇足ですが, LP には16ページのイラスト・ブックレットがついていて,それも楽しかったです. |
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26 |
Blondes have more fun |
1978 |
★★★ |
Rod さんご乱心.丁度この頃のディスコ・ブームにも乗っかって,日本でもバカバカしい程のヒットを記録した "Do Ya Think I'm Sexy ?" を擁するアルバムで,『スーパースターはブロンドがお好き?』という悪ノリの邦題がそのジャケットにミョ〜にマッチしていたりして,ある意味 Rock ファン以外に Rod さんの音楽が広く受け入れられるキッカケとなった作品でもあります.私自身 "Do Ya Think I'm Sexy ?" という曲自体それ程好きでも嫌いでもありませんが,この曲の持つインパクトが良きにつけ悪きにつけ強すぎる感じで,アルバム全体の作品としての印象を希薄なモノにしてしまっている感はあります. |
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27 |
OH! NO NOT MY BABY |
1978 |
- |
Mercury 時代のコンピレーション.内訳は, "Gasoline Alley" から1曲, "Every Picture Tells a Story" から3曲, "Never a Dull Moment" から4曲, "Smiler" から1曲,アルバム未収録のタイトル曲の計10曲. |
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28 |
ROD STEWART GREATEST HITS |
1979 |
- |
Warner Bros. からの初のベスト・アルバム.日本では『ベスト・オブ・ロッド・スチュアート Vol.2 』というタイトルがつけられていましたが,これは Mercury 時代の "Sing it again, Rod" (13)をベスト・アルバム第1作と見ての事らしいです. |
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29 |
FOOLISH BEHAVIOUR |
1980 |
★★★★ |
Rod さん軌道修正? Mercury 時代の一連の作品で Rock Vocalist として世界のトップに君臨し,また Warner bros. 移籍後は良い意味での Rock Vocalist からの発展的脱却(?)を試みた Rod さんでしたが,この作品では The Rolling Stones を髣髴させるサウンドで,再びロックンローラーとして暴れまくっている感じです. |
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30 |
Tonight I'm Yours |
1981 |
★★★★ |
個人的には Rod さん最後の傑作アルバム.この作品以降,リリースされる作品がいまひとつという感じになってしまったような気がします.このアルバムのタイトル・ナンバー "Tonight I'm Yours (Don't Hurt Me)" が, Rod さんの放った最後の輝きだったように感じてしまうのは私だけではないと思います. |
31 |
VERY BEST OF ROD STEWART |
1981 |
- |
Mercury 時代のベスト・アルバムですが,日本編集のコンピレーションで,1970〜75年にビルボード誌にチャート・インした全11曲を収録したたモノらしいです. |
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32 |
Absolutely Live |
1982 |
★★★★ |
Rod さん絶頂期にリリースされた2枚組ライヴ・アルバム. Warner Bros. 移籍後の数々のヒット・ナンバーに加え, Jeff Beck Group 時代の "Rock My Primsoul" や The Faces 時代の "Stay with Me" , Mercury 時代の "Gasoline Alley" や "Maggie May" といったナンバーが収録されているのが嬉しいですが,これも一つの区切りだったのかも.... 以後の Rod さんの作品からは,以前のような Rock のアルバムとして強い印象を与えられるモノがなくなっていってしまい,とても残念でした. |
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33 |
BODY WISHES |
1983 |
★★★ |
全曲オリジナルでまとめている,極めてオーソドックスなロック・アルバムで,世間では評価の高い作品ですが,今一つ印象の希薄な感じがするのです.この頃から,私の Rod 離れが始まっていったような気がします.ジャケットは Elvis Presley の "Elvis's Golden Records, vol 2" のパロディー. |
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34 |
CAMOUFRAGE |
1984 |
★★★ |
"Infatuation" ・ "Can We Still Be Friends" ・ "Bad for You" の3曲に何とスペシャル・ゲストとして,あの Jeff Beck 氏が参加.第1期 Jeff beck Group 以来15年ぶりの共演で, Rod さんはお返しに翌年 Beck 氏のアルバム "Flash" の中の1曲 "People Get Ready" に, Vocalist として参加します.話題性には事欠かないアルバムでしたが,出来は凡庸.あまり印象に残らない作品でした. |
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35 |
FLASH / Jeff Beck |
1985 |
★★★ |
BB&A の消滅以来,ギター中心のインストゥルメンタルに一貫して終始し続けてきた Beck さんが本当に久しぶりにヴォーカリスト(Jimmy Hall 氏)を起用して制作したアルバムで,しかも Cartis Mayfield 作の "People Get Ready" では何と第1期 Jeff Beck Group 以来,約15年ぶりに Rod Stewart さんをヴォーカルに迎えております.結局 Beck さんにとって Rod さんを超えるヴォーカリストって存在しなかったわけで, Rod さんも衰えたとはいえこの曲の出来は素晴らしいと思います. |
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36 |
THE BEST OF Jeff Beck (1967-69) |
1985 |
- |
いわゆる第1期 Jeff Beck Group 時代のベスト・アルバム. |