Rod Stewart

Discography Part 4(1991 - 2000)



37

Vagabond Heart

1991

★★★

 Trevor Horn 氏はじめ何と5人のプロデューサーを起用, Tina Turner ・ The Temptations をゲストに迎えるなど贅沢なアルバム作りで話題を呼びましたが,内容的にそれほどの作品じゃないと思えるところが辛いところ.ブルジョワジーと化した Rod さんには,かつての Rock Spilit は感じられないのです.ごめんなさい.

38

 *The Mercury Anthology

1992

★★★

 これでもかってくらい幾度となくリリースされる Rod さんの Mercury 時代のコンピレーションの決定版2CD. "The Rod Stewart Album"(3) から4曲, "Gasoline Alley"(5) から6曲, "Every Picture Tells a Story"(7) から5曲, "Never a Dull Moment"(9) から6曲, "Smiler"(13) から5曲, "Rod Stewart / The Faces Live"(14) から3曲に,今回の目玉,アルバム未収録だった "What Made Milwaukee Famous (Has Made a Loser Out of Me)" ・ "Oh! No Not My Baby" ・ "Jodie" の3曲を加えた全32曲を収録.

39

 *The Best of Rod Stewart

1992

★★★

 同じく Mercury 時代のコンピレーションですが,こちらは CD 1枚に全16曲を収録.ラストのライヴ2曲が目玉かも....

40

 *Lead Vocalist

1993

★★★

 Rod さんのキャリア上,最も訳のワカらん作品.収録されているのが, Jeff Beck Group 時代の "I Ain't Superstitious" に The Faces の "Cindy Incidentally" ・ "Stay with Me" ・ "Sweet Lady Mary" , Mercury 時代の "Handbags & Gladrags" ・ "True Blue" に Warner 移籍後の "Hot Legs" ,そして新録5曲という変則コンピレーション. "Unplagged" とほとんど時を同じくしてリリースされたため, U.S.A. 等では発売が見送られたといういわくつきの作品でもあります.

41

Unplagged... and Seated

1993

★★★★

 Eric Clapton 氏によって火がつけられたアンプラグド・ブームでしたが,この作品も Clapton 氏の作品同様, MTV 番組出演時のスタジオ・ライヴ・アルバム.旧友 Ron Wood 氏をゲストに迎えての,かつての名曲の数々は懐かしい感じはいたしますが, Clapton 氏にせよこの人にせよ,こ〜ゆ〜形の作品が,同時期の他の作品を凌駕してしまっているというのは,これはこれでアブない事なのです.やはり Rock はもう過去の音楽になってしまったのでしょうか?

42

A Spanner in the Works

1995

★★★

 過去のロケンローラーも,歳を重ねるとこうなってしまう見本のよ〜なアルバム.ジャケットの姿もそうですが,ストリングス・コーラスの音の渦の中,朗々と歌い上げる姿は,故 Elvis を髣髴とさせるものがあったりして.... ゴージャスな作りとはうらはらに,そこはかとなく淋しさを感じさせる作品です. The Faces ・ Mercury 時代の Rod さんを知る世代としては,また1人 Rock Vocalist がいなくなった事を感じさせられるアルバムでした.... 日本盤のみ,ボーナス・トラックとして "Sailing" が収録されていましたが,これも意味のない追加収録だったと思います.




43

 *Lady Luck

1995

★★★

 "A Spanner in the Works" からシングル・カットされ大ヒットを記録した "Lady Lack" に,同アルバムに収録されていた "This" の Edit Version ,未発表曲 "The Groom's Still Waiting at the Alter" ,リバイバル・ヒット中だった "Tonight's the Night" ・ "Sailing" の全5曲を収録したミニ・アルバム.来日記念盤.

44

 *If We Fall in Love Tonight

1996

★★★

 邦題『ベスト・バラード・コレクション』. Warner Bros. 移籍後のバラード曲のコンピレーションですが,新曲を4曲収録.また, U.S.A. No. 1 ヒットの "All for Love" (Brian Adams, Rod Stewart & sting) も収録されており,単なるベスト・アルバムの域を越えた『作品』です. "Lead Vocalist" もそうでしたが,この人の場合,新録を含む変則的なものがあるので,コンピレーションと言えどもチェックを欠かす事ができないのです.日本盤のみ, "Your Song" 特別収録.

45

When We Were the New Boys

1998

★★★

 "Unplagged... and Seated"(41) を挟んで "Vagabond Heart"(37) ・ "A Spanner in the Works"(42) と,ある種ブルジョワ趣味的,ゴージャスなイメージのアルバムをリリースしてきた Rod さんの Rock'n'Roll への回帰.この人の場合,あまりにも早くに最高の Rock Vocalist としての地位を確立してしまったがために,その後そこからの意識的脱却を試みていながら,時として原点へ帰ろうとする習癖が身についてしまっているようです.というわけで Warner Bros. に移籍してからの "Foolish Behaviour"(24) ・ "Rod Stewart"(32) に次ぐ3度目の原点復帰アルバム.年齢を感じさせます....

46

 *Ooh La La

1998

★★★

 "When We Were the New Boys"(45) からの "Ooh La La" に,なぜか1986年の "Rod Stewart"(32) からの "A Night Like This" ・ "Ten Days of Rain" の3曲を収録したマキシ・シングル. "Ooh La La" は, The Faces 時代の Ron Wood / Ronnie Lane のペンによるナンバーで, Rod さん自身の25年ぶりのセルフ・カヴァー曲として話題になりました.

47

 *The Very Best of Rod Stewart

1998

★★★

 Mercury 時代のベスト.

48

 *Good Boys... When They're Asleep...
  / The Best of the Faces

1999

★★★

 1999年になって突如リリースされたベスト CD .内訳は, "First Step"(6) から3曲, "Long Player"(8) から3曲, "A nod Is as Good as a Wink to a Blind Horse"(10) から6曲, "Ooh La La"(12) から4曲を年代順に収録,さらに "Snakes and Ladders"(16) 収録の 2曲に "Open to Ideas" (未発表トラック)を加えた全19曲.