Ruby Starr


DISCOGRAPHY (1971 - 1977)



1

Ruby Jones

1971

★★★
 どういうわけかつい最近(2023年)突然この方のことを思い出しまして,英語版の Wikipedia を参照して,オークションサイトでレコ探して買いあさっています.このレコードも今回初めてその存在を知ったのですが,バンド Ruby Jones のデビュー・アルバムで,このバンドに参加する際に Ruby Starr という芸名を名乗るようになったらしいです.ジャケット裏に彼女のアップが掲載されていますが,後のイメージとは全く違っていて,垢抜けない田舎娘(失礼!)といった感じの写真でちょっとがっかりしました.しかしながら,そのソウルフルなヴォーカル・スタイルはすでに完成されていた感じです.

2

Ruby Starr and GRAY GHOST

1975

★★★★
 実はこの方に関してはほとんどなんにも知らないのですが,高校生の頃雑誌でグラビア写真を拝見して関心を持ち,レコード屋さんでリリースされたばかりの "SMOKY PLACES"(4)を見つけて早速購入,一聴したところ期待していた通りの歌声にすっかり気に入ってしまいました.しかしながらその後,日本で新作がリリースされることもなく,忘れ去られた存在だったのですが,最近オークションサイトでそれ以前の2枚の作品を入手することができました.本格的な実力派シンガーだったのですが,日本では全く知られていなかったのが残念です.

3

SCENE STEALER

1976

★★★★

 上記(1)と同時期にオークションサイトで入手しましたが,ジャケットがボロボロでした(笑). Paul McCartney さんの "Maybe I'm Amazed" のカヴァーがいいです.

4

SMOKY PLACES

1977

★★★★★

 というわけで,このレコードを入手したのはもう50年近く前になるのですが,当時高校生で Rock を一通り体験した後で女性シンガーの作品を聴きまくっていた頃,この作品に当たって,その歌唱力にすっかり圧倒されてしまいました.正直言ってリアルタイムで経験したことのない Janis Joplin さんよりも迫力を感じました.そして,このアルバムのトップに収録されている Danny Lane さん作の "Time To Hide",隠れた名曲だと思います.