Black Sabbath


DISCOGRAPHY (1970-1975)



1

BLACK SABBATH

1970

★★★★

 昔,まだ『ヘヴィ・メタル』というジャンルが存在していなかった頃,『ハード・ロック四天王』として Led Zeppelin, Deep Purple. Uriah Heep と並び称されていたのがこの Black Sabbath で,後に『ヘヴィ・メタルの開祖』と称されるようになるのですが,当時でらちゃんは他の3グループほどには魅力を感じていなくて,レコードも次の "PARANOID"(2) しか持っていませんでした.ず〜っと後になってこの 1st Album を聴いて,サウンドは個性的だと思ったのですが,曲として印象に残ったのは1曲目の "Black Sabbath" と4曲目の "N.I.B" だけでした.

2

PARANOID

1970

★★★★★

 というわけでど〜いうわけかこのアルバムだけは早々に入手して愛調していました.現在になって一連のアルバムを聴き直してみても,この作品だけが傑出した出来だと思います. "War Pigs", "Paranoid", "Iron Man" と超個性的な曲が勢ぞろいしており,未だにでらちゃんにとっては Black Sabbath というバンドの代名詞的な作品なのであります.

3

MASTER OF REALITY

1971

★★★

 このバンドに関しては,あまり関心がなかったせいかほとんどが後追いで,しかも1枚目の "Black Sabbath"(1)とこのアルバムに関しては,実は21世紀になってから CD を入手して初めて聴きました.あまり感銘を受けなかったのは,聴いた時期のせいもあると思います.

4

Black Sabbath Vol. 4

1972

★★★

 ここから3枚のアルバムは,比較的早い時期のアナログ時代に LP を入手して聴いてました.特にこの作品は "Paranoid" (2)と並んで名盤であるとの評判が高かったので,廉価盤がリリースされた際に急いで入手して聴いたのですが,残念ながらちょっと期待外れでした.

5

Sabbath Bloody Sabbath

1973

★★★★
 このアルバムはジャケットとタイトルが印象的だったので,比較的早い時期に聴いてました.よくも悪くもバンド Black Sabbath のイメージを決定づけた作品ですが,個人的には気に入っています.バンドのサウンドに関しては, Tony Iommi さんのギターは大好きなのですが, Ozzy Ozbourne さんのヴォーカルはそれほど好きではなかったです.これは Uriah Heep の David Byron さんもそうだったのですが,声の質と雰囲気になんとなく共通したものを感じてました.あと,これはあとで知ったのですが,お二人ともかなりひどいアルコホリックだったらしく,後にバンドを解雇されています.

6

SABOTAGE

1975

★★★

 このアルバムは,ちょっと後になって中古盤 LP を入手して聴きました.この頃から『ヘヴィ・メタル』というジャンルが一般的になってきたと思うのですが,実はでらちゃんの記憶に残っているのは,最初 Heavy Metal Kids というバンドが表れて,以降それまで『ハード・ロック』と呼称されていた音楽が『ヘヴィ・メタル』と呼ばれるようになっていったという感じで,でらちゃん自身はこの頃はすでに『ハード・ロック』熱が冷めていたため,あまりハマりませんでした.というわけで,以降のこのバンドの作品もほとんど聴いていません.サボってました.



7

We Sold Our Soul For Rock 'N' Roll

(1975)

-

 初のコンピレーション.アナログでは2枚組でした.

8

Between Heaven and Hell 1970-1983

(1996)

-

 CD 時代になってから初めて入手したコンピレーション.バンドの歴史が俯瞰できます.