Della's Website 萩原健一 Discography Part 1

THE TEMPTERS

DISCOGRAPHY Part 1 (The Tempters)

1	THE TEMPTERS FIRST ALBUM ザ・テンプターズ・ファースト・アルバム	1968	★★★★
	円谷プロの特撮番組に夢中だった小学生のころ，音楽に関心を持つようになったきっかけが GS ブームで，中でもジュリーのザ・タイガースとショーケンのザ・テンプターズでした．但し TV の歌番組でしか聴くことがなかったので，一連のヒット曲しか知りませんでした．ちなみに初めて買ったシングル・レコード，いわゆる『ハジレコ』は，ザ・フォーク・クルセイダースの『帰ってきたヨッパライ』で，続く『悲しくてやりきれない』，ザ・ズートルビー名義の『水虫の唄』も購入していましたが，他のグループのレコードにまではお小遣いが回りませんでした．というわけで，実はこのテンプターズというバンドがショーケンではなくリーダーの松崎由治さん中心のバンドだったことを知ったのは，音楽にはまっていろいろなレコードを聴くようになった，かなり後になってからのことでした．で，このアルバムですが，リード・ヴォーカルを取っているのが，ショーケン５曲，松崎さん５曲，ショーケンと松崎さんのデュエット１曲，大口広司さん１曲と完全にバランスの取れた内容になっていますが，正直言って松崎さんのヴォーカルの方がかなり上手に聴こえます．しかしながら，ショーケンの持つ無敵の個性が松崎さんを圧倒していたのも間違いない事実だったと思います．初のヒット曲『神様お願い』収録．
2	5-1=0 ザ・テンプターズの世界	1969	★★★★
	というわけで，このアルバムに収録されているヒット曲『おかあさん』のヴォーカルもずっとショーケンだと思っていたのです．だって『傷だらけの天使』の中でも口ずさむシーンがあったんだも～ん．しっかりショーケンの歌うヒット曲『エメラルドの伝説』も収録されていますが，個人的にはテンプターズの中ではこの曲が一番お気に入りでした．
3	THE TEMPTERS ON STAGE ザ・テンプターズ・オン・ステージ	1969	★★★
	PYG の LIVE ALBUM 聴いた時にも思ったのですが，カヴァー曲のライヴにおけるショーケンの英語かなりメチャクチャで，聴いていてちょっと辛いモノがあるのです．ごめんなさい．
4	THE TEMPTERS IN MEMPHIS ザ・テンプターズ・イン・メンフィス	1669	★★★
	テネシー州メンフィスにて録音されたアルバムで，前作のライヴ盤あたりからからショーケンのヴォーカルの比率が大きくなっており，今回は『ザ・テンプターズ（唄）萩原健一』とクレジットされています．また松崎さん作の２曲に加えて，先輩バンド・スパイダースのかまやつひろしさん，井上孝之さん，大野克夫さんや，佐藤允彦さん，川口真さん，中村八大さん，筒美京平さん作曲の楽曲が収録されており，松崎さんのリーダーシップが徐々に損なわれていっていることが感じられて寂しいのです．
5	THE TEMPTERS GOLDEN ALBUM ザ・テンプターズ・ゴールデン・アルバム	1970	-
	グループ存続中にリリースされた唯一のオフィシャル・コンピレーション．
6	The Tempters Encole ザ・テンプターズ・アンコール	1971	★★★
	ラスト・アルバム．終焉を迎えた GS ブーム同様，急速に人気を失っていったバンドは解散し，ショーケンと大口広司さんは，この後すぐに PYG 結成に参加したのでした．

10	THE TEMPTERS 50th Anniversary COMPLETE CD-BOX	(2015)	-
	オリジナル・アルバム５枚に，ボーナス・ディスク２枚を収録した 7CD BOX SET． DISC 1 - THE TEMPTERS FIRST ALBUM (1) DISC 2 - 5-1=0 (2) DISC 3 - THE TEMPTERS ON STAGE (3) DISC 4 - THE TEMPTERS IN MEMPHIS (4) DISC 5 - The Tempters Encole (6) DISC 6 - RARE & ALTERNATE TRACKS (11) DISC 7 - KARAOKE DISC (12)