The Velvet Underground

Discography Part 1(The Velvet Underground 1967-1990)

 Andy Warhol プロデュースの1作目で衝撃のデビューを果たした Velvets ですが,2作目発表後 John Cale,3作目発表後 Maureen Tucker が脱退.Lou Reed・Starling Morrison も4作目発表後に脱退してしまいますが,グループは存続,したがって5作目の "Squeeze"(5) にはオリジナル・メンバーは一人も参加していません.70年代に未発表ライブが2作,80年代に未発表音源が2作発表され伝説のグループ扱いされていましたが,90年代に再結成ツアーを行い話題を呼びました.




1

The Velvet Underground and Nico

1967

★★★★★

 Rock 史上に残る Andy Warhol プロデュースによるVelvets のファースト・アルバム,メンバーは Lou Reed (G, Vo) ・ John Cale (Viola, B, Kbd, Vo) ・ Maureen "Moe" Tucker (Ds), Starling Morrison (G, B) の最強オリジナル・メンバーで, Nico (Vo) との共演盤です.もちろん全作 Lou Reed さんの作品(うち2曲はメンバーとの共作)で,"Sunday Morning" ・ "I'm Waiting for My Man" ・ "I'll Be Your Mirror" ・ "Venus in Furs" ・ "All Tomorrow's Parties" と名曲揃いのアルバムですが,やはり圧巻は "Heroin" の音の洪水.

2

White Light/White Heat

1968

★★★★

 以前から仲があまり良くなかったらしい Lou Reed さんと John Cale さんの確執がこのセカンド・アルバム発表後に表面化して,John Cale さんは脱退してしまいます.とゆ〜ことはこのアルバムがオリジナル・メンバー(Nico さんはあくまでゲスト扱い)だけで作った唯一のアルバムとゆ〜ことになりますが,その過激さという面からも最も VU の本質が現れている作品だと思います.後に David Bowie さんも取り上げたタイトル曲の "White Light/White Heat" (名曲です)と,17分に及ぶ大作 "Sister Ray" を収録.

3

The Velvet Underground

1969

★★★★

 '68年9月に Lou Reed さんとの確執により John Cale さんが脱退,Doug Yule (B, Vo) が加入,レコード会社も Verve から MGM へ移籍.また,このアルバム制作のために送った機材がまるごと空港で盗難にあうといったアクシデントがあり,最悪のシチュエーションの中で制作されたサード・アルバム.そのためか前2作に比べておとなしめの作りになっていますが... やっぱりよいです.しかし,この後 Maureen Tucker さんが妊娠による長期休暇のためグループを離れてしまいます.

4

Loaded

1970

★★★

 MGM から Atlantic へ移籍,アルバム・クレジットには Maureen Tucker さんの名前が見られますが,実際には参加していなくて,Doug Yule さんの弟 Billy Yule さんがタイコをたたいてます.このアルバム発表後 Lou Reed さんが,翌年 Starling Morrison さんがあいついで脱退したため,オリジナル・メンバーがいなくなり,事実上のラスト・アルバムになってしまいました.名曲 "Sweet Jane" 収録.

5

Squeeze

1972

-

 伝説のグループ Velvet Underground のラスト・アルバムとゆ〜ことで一応掲載いたしましたが,先述したとおり Lou Reed さんを始めとしてオリジナル・メンバーは1人もこのアルバムには参加しておりません.しかし Deep Purple の Ian Paice さんがドラムスやってるっていうのは,ちょっと意外でした.

6

Live at Max's Kansas City

1972

★★★

 1970年 "Loaded" 発表後に収録されたライブで,パーソネルは Lou Reed ・ Starling Morrison ・ Doug Yule ・ Billy Yule .かなりパンクです.




7

1969 Velvet Underground Live

1974

★★★

 サード・アルバム発表時のライブで,アナログ盤では2枚組の大作でした.やはりかなりパンクです.何故か CD では2枚が1枚ずつ別々にリリースされました.

8

 *V.U.

1985

★★★

 詳しくは判らないのですが,どうも Verve 時代に "White Light/White Heat"(2)の後の3作目として制作が進められていたのに結局ボツになった『幻のサード・アルバム』とゆ〜のがあったらしくて,そのとき録音されていた音源を復活させたものらしいです.結局当時はおクラ入りになっていて,その後 John Cale さんが脱退し, Doug Yule さんを迎えて制作され, MGM からリリースされた "The Velvet Underground"(3)がサード・アルバムになりました.

9

 *Another View

1986

★★★

 "V.U." 同様,『幻のサード・アルバム』を中心に Verve 時代 '67 〜 '69 年に録音された未発表テイク集第2弾.

10

 *1969 Velvet Underground Live Vol.1
1988
★★★
 上記7が CD 化の際に二分割されてリリースされた Volume.1.

11

 *1969 Velvet Underground Live Vol.2 1988
★★★
 上記7が CD 化の際に二分割されてリリースされた Volume.2.

12

 *The Best of The Velvet Underground

1989

★★★★

 "Words And Music Of Lou Reed" とサブ・タイトルがつけられたコンピレーションで, "And Nico" ・ "White Light/White Heat" ・ "The Velvet Underground" ・ " Loaded"(1)〜(4) の4枚のオリジナル・アルバム及び "VU"(8) からの代表曲15曲で構成されてます.