The Velvet Underground

Discography Part 3(John Cale)

【おことわり】John Cale 氏の Solo Album について,かなりの抜粋となります.



1

Vintage Violence

1969

★★★★

 "Velvet Underground & Nico" ・ "White Light/White Heat" の2枚の作品を残して Lou Reed さんとの確執がもとで脱退してしまった, John Cale 氏の 1st Solo Album.一聴して,ジャケットにも反して, Velvets 時代と全く趣の異なる,暖かくソフトな曲が揃っていることにちょっと唖然とさせられました.どもやはりこの人のイメージって, Velvets 時代の曲における,気狂い地味た Viola の連続音だったりするので,そこはかとなく不満を感じました.健康的すぎます!....と思って聴いていたら,ラストはお約束の音の洪水,納得しました.

2

Church of Anthrax / John Cale & Terry Riley

1971

★★★

 Terry Riley さんとゆ〜方については全く知らなかったのですが,ミニマル・ミュージックの代表的な作曲家らしいです.

3

The Academy in Peril

1972

★★★

 Andy Warhol さんの "Heat" の音楽を担当していた頃で,ところどころ聞き覚えのあるメロディーが出て来て,何故か嬉しかったのです.

4

Paris 1919

1973

★★★

 ちょっと時代が飛んで,4年後にリリースされた 4th Solo Album.元タイガースの加橋かつみ氏に似たよ〜なタイトルの作品がありましたが,この作品に触発されたのでしょ〜か.やっぱりちょっとおとなしめの作風に不満を感じてしまうのですが....

5

Faer

1974

★★★★

 「恐れは人類の最良の友,募れば募るほどおまえはダメになる」って歌詞もすごいけど, Eno と Phil Manzanera という Roxy 一派を迎えたサウンドもすさまじく,分裂してます.

6

June 1, 1974 / Kevin Ayers - John Cale - Eno - Nico

1974

★★★★★

 元 Soft Machine,Roxy Music,Velvet Undergrounnd という3大変態バンドの脱退組が4人も集まったことから,『悪魔の申し子たち』なんて邦題がつけられ,そのタイトルだけが何故か一人立ちしてしまったという希有な例.このアルバムのことな〜んにも知らない人でも,『悪魔の申し子たち』ってタイトルもしくはフレーズはどこかで聞いたって人が多いと思います.アナログ・ディスクのΑ面には, Eno 2曲, Cale 1曲, Nico 1曲がバランス良く配置され,おどろおどろしい世界を構築しているのに対し,Β面は Ayers 一色.結局は Ayer 氏のイベントにゲスト出演した感じですが, Rock 史に残る名盤であることは間違いないです.



7

Helen of Troy

1975

★★★

 今回はギターに Chris Spedding 氏を迎えているのが,ちょっと意外な気がしたのですが, Cale さんと Eno さんのコンビは不健全に健在で,やはりしっかり分裂しています.

8

Songs for Drella / Loe Reed & John Cale

1990

★★★★★

 亡くなった Andy Warhol へのトリビュート・アルバムとして,Velvets 時代の旧友 Lou Reed と作った作品.この二人犬猿の仲だと言われていたのですが...(実は Lou Reed は Andy Warhol ともそう言われてた時期がある... 性格悪いのかもしんない).内容はすごくいいです.

9

Waking on Locusts

1996

★★★

 実は Della は,中学生の時に Velvets 聴き始めて, Lou Reed さんと Nico さんにはすご〜く関心があってほとんどの作品を集めて聴いてました.でも何故か可哀想にこの人にはあまり関心がなくて, Warhol 氏の映画とかの音楽以外は, "June 1, 1974" なんかも,他のアーティスト中心に聴いていたんですが,やはり "Songs for Drella" の『犬猿の仲』と言われていた Lou Reed 氏との見事なコンビレーション(?)を聴いてビデオを見てから,「やはりすごい人だったんだな〜」と思いました.で,初めてこの人の『新譜』を初めて買ったのがこの作品で,その後 '70年代の作品を遡って聴いたのですが,やはりどうしても '70年代の分裂気味の音の洪水の方が聴いてて心地よかったりしたのでした.

10

Dancing Music

1998

★★★

 他の作品と同列に語るのはちょっと不可能な『現代音楽家』John Cale の大作.1988年にスペイン・イピサ島で亡くなった Nico さんの没後10年,彼女の音楽と詩にインスピレーションを受けた Ed Wubbe 氏の振り付けに Cale 氏が音楽をつけたバレー・ミュージックで,『舞踏曲「ニコ」』という邦題がつけられていました.もっとも,この手の音楽に拒否反応示す方にはおススメできません.....

11

 *La Bataclan '72 / Lou Reed, John Cale & Nico

2003

★★★★★

 1972年1月29日,パリのクラブで行われた Velvets 出身の3人による伝説のライヴ.ちなみにこの年 Velvet Underground 名義の "Soueeze" というアルバムがリリースされておりますが,これにはオリジナル・メンバーは誰一人参加していないため, Velvets フリークはほとんど相手にしていないのが現実です(笑).また, John Cale 氏の Velvets 脱退の原因が Lou Reed 氏との確執にあったため,2度と同じステージに立つ事はないだろうと思われていたという事で,実は私もこの2人の解散後の共演は Angy Walhol 氏没後の "Songs for Dollera" が最初だと思っておりましたが,こんなのがあったんですね? 不勉強でした(恥).