★競馬の考え方★

 

誰もが考える「競馬で勝てるようになるには」ですが、
まずは「競馬を好きになる」ことだと思います。
好きになれば、 自分で研究し、悩んで「時間をかけて予想をする」わけです。
予想するのが面倒くさいという人は競馬をやらないほうがいいでしょう。
競馬新聞の印を頼りに、馬券を買って勝てるほど甘いものではありません。
自分なりに頭をフル回転させ、外したレースを振り返り、予想をすることです。
それが結果に結びつく。これが競馬の醍醐味ではないでしょうか。

他人の意見で馬券を買っても面白くもなんともありません。
よく必勝法みたいな記事や本がありますが
そんなもの信用してる(頼る)ようでは勝てないでしょう。
普通に考えてください。「絶対当たる!」と自信のある馬券を他人に教えますか?
あの手の予想屋というのは、自分の予想に自信がないので
他人の金で競馬を楽しんでいるのです。
簡単にもうけようなんて、そんなうまい話はありません。

 


★自分で予想をする★

 

先にも書きましたが自分で予想をするには情報が必要です。
やはり「競馬は情報の勝負」だと思います。
したがって「スポーツ新聞」よりも、情報の多い「競馬新聞」をお勧めします。
どの新聞がいいかは使ってみた感じで決めればいいでしょう。

競馬新聞を使ううえで最も注意することは
「人のコメントは信用するな!」です。
たいていの新聞に調教師やトラックマンのコメントがありますが
そういうコメントには、その人の思い入れが入っているので悪く書くわけがないのです。
では、なにを信用する(見る)かと言えば「数字」を見るのです。
競馬新聞にある数字は、誤りがない限り本当の情報です。
馬体重、斤量、走破時計、調教時計・・・といろいろな 数字が載っています。
これらの情報から予想をします。

競馬新聞の予想家の印もほとんど見ないで結構です。
見るとしても、自分の予想が終わり次第に比較したり
自分の予想が当たった時にどの人と同じだったか見るぐらいの方が
いいでしょう。あくまで自分の予想に影響ない程度、というわけです。

 

★馬券になるレース★

 

先にも述べましたが、競馬は情報の勝負です。
従って「情報が多いレース」というのが「最も当てやすいレース 」になるわけです。
また、出走頭数の少ないレースも当てやすいレースになります。

例えば「古馬のレース」を考えてみます。古馬ということは何戦かしているでしょう。
それによってその馬自身の能力の情報がわかります。
また、対戦相手がいるわけですから、対戦成績などから
他の馬との能力を比較することが出来ます。
と、いうように数多く走っていればいるほど
「その馬自身の情報と対戦相手の情報が多い」という事です。

逆に「2歳の新馬戦」ではというと、
その馬自身の能力は調教でしか判断できません。(あとは血統ぐらいです)
他馬との比較もできませんし、その馬が調教では走るけど
レースになると・・・なんてこともよくあります。
こういうレースはどんなプロでも100発100中なんて できるわけがありません。
従って「プロならこういうレースでは勝負しない」でしょう。

つまり、何が言いたいかと言えば
「当てやすいレースと当て難いレースがある」という事を理解することです。
ま、逆を言えば当て難いレースというのは波乱の要素が多い
ということなので、穴狙いが好きな人はこういうレースを
狙うのがいいのかもしれませんが・・・リスクは大きいです。
つまり「レースを選ぶことが、当たることへの第一歩になる」という事です。

と、言いつつも馬券を持たずにレースを見るのは寂しいので
どうしても多くのレースで馬券を買っては、応援したくなってしまうんですがね・・・(^^;

 

★予想のファクター★

 

予想をするうえで重要な要素として
「展開>馬の能力>騎手」こんな感じだと私は考えています。
どうして展開が最も重要な要素かと言えば、
例えるなら、「サッカーで1人のスター選手がいたとしても
3人にマークされ続けたらなにもできない。」という感じです。
競馬も1頭が他の何頭かにマークされたらかなり厳しいです。
また展開は時に不利をもたらします。
追い込み馬が馬群に飲まれるケース、人気薄の逃げ残り(ノーマーク)
なんてことはよくあります。
このように「どんなに強い馬でも展開が向かないと厳しい」のです。

次に、やはり馬の能力です。こちらは先ほどとは逆に、
「 どんなに展開が向いても最低限の能力がなければ上位にくることは難しい」
ということです。
1200Mをかかりぎみに行ってしまう馬が2000Mをこなせるわけがありません。
また、ダート適性、重馬場適性など様々な能力を分析する必要があります。

最後に騎手です。こちらは長距離になればなるほど
騎手の上手い下手がはっきりします。
騎手の能力は、どれだけ「頭が良い」か、「追える 」かにかかってます。
レースの展開を逸早く察知し、自分の馬の能力で勝つには
どんなレースをすればよいか、すぐに考えられる騎手が良い騎手です。
騎手の能力は「過去の成績」を見ればだいたいわかります。
(上手い騎手でもなかなか騎乗馬に恵まれない若手もいますが。。。)

と、ここまででざっと書きましたが、少しは競馬のやり方がわかってもらえたのでは
ないでしょうか。
予想が終わったら、いよいよ投資になるわけですが。。。。。
競馬の予想をすることと、その馬券を実際に買うことは全然違うものです。
予想しただけで馬券にせずにレースを見て、「予想が当たった」などとは
考えてはいけません。それほど馬券にするということは身を切るということなのです。

 

★投票方法や馬券の意味★

 

まずは「単勝」ですが、単勝は勝ち馬を確実に仕留める買い方です。
1着馬を当てるということで、1頭能力が抜けていると思う場合はこの買い方でも
いいのですが、デメリットとして他の馬券よりもオッズが低い、2着になると外れになる
という、リスキーな面を持っています。 最近は「馬単」という馬券もできたため、単勝を狙うのであれば、馬単を 狙うほうが馬券的な妙味がある。

続いて「複勝」です。この馬券は、3着までに入れば的中という馬券なことから
最も当てやすい馬券であることに間違い無いです。 しかし、その分オッズがとても低く高額投資をしないとメリットが少ないのが デメリットと言えます。

次に「馬連」は、順不同で1、2着を当てる馬券です。正式には馬番連勝複式と言います。 この馬券は2着までに入る馬をビシッと当てなくてはいけないことから 上記の馬券よりも難易度が上がります。 しかしその分オッズは高くなります。

次に「馬単」はより高度な馬券になります。1着2着を正確に当てなければなりません。 その分馬連よりも大抵オッズは高くなります。馬単の表と裏を同時に買うことで
馬連と同じ性質を持つことになりますが、馬単の場合どちらかのオッズが以上に高い
もしくは低いなどがあるので馬連を普通に買うよりは妙味がある場合もあります。

つぎに「ワイド」ですが、この馬券は1〜3着までに選んだ2頭が入れば的中となる
比較的当てやすい馬券です。もちろん、馬単や馬連よりはオッズは低いのですが
複勝よりはオッズがつきます(2頭予想しているのですから当然ですが。。。)
この馬券はワイドの1点買いという買い方よりは、馬単>馬連>ワイド というような買い方をして最高で全部的中、悪くてもワイドで元返し のような買い方をお勧めします。

最後に「3連複」ですが、この馬券は1〜3着までに入る馬をすべて予想しなければなりません。 したがって難易度は非常に高いです。しかし、その分破壊力があります。
なぜ、難易度が高くなるかといえば、競馬を行っているジョッキーや厩舎からみて
3着を狙うことはあまり考えないからである、と私は考えます。
重賞レースで考えても、2着までには本賞金が加算されますが3着は加算されません。
したがってトライアルのような3着に大きな意味のあるレースであるとか
GTレースのような3着の賞金自体が高額なレースの場合は、本気の競馬になるので
買うほうとしては、予想をしやすくはなります。
しかし、未勝利戦などでは「1着じゃなければなん着でも一緒」みたいな性格のレースでは 競馬自体もそういう競馬になるため、本命馬が惨敗なんてこともありえます。
したがって、この馬券はレースの種類によっても買い方に注意が必要だと考えます。

あと、「枠連」という馬券がありますが、当方この馬券はほとんど買ったことが無いため そのメリットやデメリットがよくわかりません。
しいて言うなら、馬連と枠連が同じ目でも、枠連のほうのオッズが高くつくことがある、
ということぐらいでしょうか。。。

 

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