A.住民の懸念増・専門家冷静な行動呼びかけ
東北地の太平洋側では2ヶ月前に震度6弱の三陸南地震が起きた。
この地震は日本列島を載せた北米プレート (岩盤)の下に沈み込むプレート内部で発生。
今回の地震は北米プレート地殻の浅い場所で断層が壊れた直下型で、プレート境界で起きる 宮城県沖地震とはメカニズムが異なる。
宮城県沖では今後30年間に99%の確率で 「M7〜M8」前後の地震が発生すると予測している。
今回の地震が引き金になる可能性についてT委員は「直接の影響はほとんどない」とのみ方を示した。
T委員は宮城県沖地震が確実に迫っているとの認識をあらためて強調した。
O委員も「次の宮城県沖地震に向け、周辺の地震活動が活発になっており、その状況の中で起きた」と見る。
静岡新聞、7月27日朝刊より、
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