沼津市のごみ焼却
施設使用料について
沼津市との助役協議が27日おこなわれた。そこで清水町から今までの15億円の返還、関係改善に加え、新たにごみ、し尿処理について15億円の返還が無理なら、使用再開と使用料の協議を申し入れた。
沼津市のごみ焼却施設への委託料は、昨年度は1トン当たり28500円であった。これまで議会で、処理費に実際はどれだけかかっているのか議会でも取り上げられたが、昨年の5月議会の時には、27053円だと答弁し、ことに1月の臨時議会では、約、2万1千円と答弁している。
いったいどうなっているのだろうか。こんないい加減な話はない。とう言うことで自分で調べてみた。
15年度で算出(最終処分の数字は14年度分で計算)(単位千円)
焼却部門の経費 450,434 @
処理量 57,657t
最終処分費用 177,063
焼却灰の処理量(ごみ焼却量の約11%)
6,342t・・・最終処分量の約半分
処理費用 約85,000(注1 A
管理費 286,655
焼却部門の管理費 98,723 B
管理費×(焼却+最終の約半分)/(収集+焼却 +最終+リサイクル部門の経費)
処理費用トン当たり
(@+A+B)/57,657=10,998円
なんと約1万1千円となっていしまいました。さてどれが正しい数字なのでしょうか。
処理費用と委託料は同じでなくていいと考えますが、原価がわからないようでは、どうしようもないでしょう。
長野県が医療費が
低い理由
長野県は1990年から老人医療費が現在まで連続して全国最下位になっています。額は一人当たり61万円(清水町は73万円)。その理由を調べてみました。
@入院の在院日数が全国1少ない。
A高齢者の就業率が全国1高い。
B地区の公民館数が全国1高い。
清水町の割合にすると約30箇所の公民館があり、そこで様々な取り組みが されている。
C保健師数が全国4位
人口10万人あたり51人
[清水町は25人(当局はこれを少なくないといった。こんな認識では医療費は下がらない)]
さらに保健指導員が数十世帯に1人の割合でいる。
D一人暮らしの高齢者が低い。全国13位
清水町でも来年度は、管理栄養士を1名増やすと言うことだが、上の数字を見ると、もっと増やす必要がある。もちろん経費(人件費)はかかるが、それで長野県なみになれば、老人医療費は2億7千万円も減る。
今、公務員を減らせばいいという世論が大きいが、どんな仕事をしているのか、どう私たちの生活に役立っているのか、それを住民が理解の上で議論する必要がある。小泉首相は、数値目標を上げて、中身の問題は触れていない。公務員の腐敗の根源は、その多くは政治家、企業との癒着である。そこにメスを入れなければ、国民の望む改革はできない。