これからも続く負担増
住民税が上がると国保税も・・・


 今年の住民税納付通知を見て、「去年まで非課税だったのに今年は課税されている。」「課税額が大幅に増えている」とびっくりされた方も多いのではないでしょうか。
特にお年よりの場合、去年からの老年者控除の廃止・公的年金控除の縮小に続き、今年は非課税限度額が引き下げられ定率減税の半減と4つの負担増が次々とおそいかかって大幅な住民税負担増となってしまっています。
清水町では、非課税から課税になった方が637人います。また、昨年非課税で今年から非課税限度額の引き下げで課税となったのに、激変緩和措置(本来の課税額の1/3を課税)からもれてしまう人が288人います。
非課税だった人は、もともと税金を払うだけの所得がない層なのに、課税されるようになり、その上、急激な負担増をさけるための緩和措置も適応されないのは、税制の欠陥ともいえるものです。

10月には国民健康保険税も

住民税が上がると、それを基に算出される国民健康保険税も上がります。介護保険料も同様です。
住民税は来年も再来年も増えるので、お年よりの生活がいっそう困難を増してきます。

議員定数 
   三島市の場合は

 市民の声とねじれた結論を出した市議会
(共産党下山三島市議ホームページから)       
 三島市は、先の6月議会で26人だった議員定数を24人に減らしました。
 三島市議会主催で、5月7日に「市民の声を聞く会」が行われ、約35人が参加しましたが、参加した市民の意見の多くが定数削減に否定的でした。
「聞く会」での発言
○ 定数は26で良い。年1回は議会活動を市民に報告すべき。特に行政視察は報告されたい。
○ 削減に反対。定数の36に戻すべき。市民の生活を守るのが議員だ。まず数ありきの論議はだめだ。
○ 教育関係団体:削減の必要があるのか。市議会議員は地域の代表でもあるので増やしてもいいのではないか。
○ 商工団体代表:減らす必要はない。まだまだやるべき事は多い。
○ 女性団体代表:議員は必要なので減らさないでがんばってほしい。
○ 社会が複雑になってさまざまな問題があるのでいろいろな議員がいてしかるべき。人口3万の時に30人、11万で26人は少ない。