Officeアシスタントを表示するには、Assistantオブジェクトの
Visibleプロパティを使用します。
サンプルプロシージャでは、OnプロパティでOfficeアシスタントを有効にしてから、
イルカの『カイル』君を表示しています。
● サンプル ●
Sub Sample()
Assistant.On = True
With Assistant
.Visible = True
.Sounds = True
.MoveWhenInTheWay = True
.FileName = "Dolphin.acs"
End With
MsgBox "アシスタントを表示しました"
End Sub
● 詳細 ●
SoundsプロパティでOffice アシスタントのアニメーションに対応した音を
鳴らし、MoveWhenInTheWayプロパティでOfficeアシスタントウィンドウが
ユーザーの作業領域と重なりそうになったとき、自動的に邪魔にならない位置
に移動するように設定しています。
FileNameプロパティには、Officeアシスタントのパスおよびファイル名を設定
しますが、その種類とファイル名は次のとおりです。
アシスタントの種類 ファイル名
クリッパー Clippit.acs
ミミー OffCat.acs
ロッキー Rocky.acs
Officeロゴ Logo.acs
カイル Dolphin.acs
冴子先生 Saeko.acs
F1 F1.acs
この他にも、Officeアシスタントに効率的なマウス操作の紹介が表示される
ようになる「MouseTipsプロパティ」、Officeアプリケーションを起動したとき
に日替わりのワンポイントヒントが表示される「TipOfDayプロパティ」などの
プロパティが用意されています。
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