未入力チェックをする(IsNull関数)
 必須入力項目が入力されているかどうかをチェックするために、
IsNull関数を使う方法があります。

 サンプルプロシージャは、コマンドボタンがクリックされると、
必須入力項目である「社員名」が入力されているかチェックをして、
未入力の場合はメッセージボックスを表示して、フォーカスを「社員名」に
移しています。

● サンプル ●

Private Sub コマンド0_Click()
    If IsNull(Me.社員名) Then
        MsgBox "社員名が未入力です"
        Me.社員名.SetFocus
    End If
End Sub

● 詳細 ●

 IsNull関数は、式にNull値が含まれているかどうかを調べ、結果をブール型
(Boolean)で返します。
 IsNull関数の構文は次のとおりです。

<構文> IsNull(expression)

 引数expressionは必ず指定します。引数expressionには、数式または文字列式
を含むバリアント型(Variant)の式を指定します。
 IsNull関数は、引数expressionの値がNull値である場合は、真(True)を返します。
それ以外は偽(False)を返します。引数expressionが複数の変数で構成されている場合、
変数が1つでもNull値のときには式全体がNull値となり、真(True)が返されます。

Access2000



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