既存のクエリのSQLステートメントは、クエリをデザインビューで開いて、
[表示(V)]メニューの[SQLビュー(Q)]で表示することができます。
例えば、テーブル「顧客マスタ」からフィールド「顧客番号」が「1000」の
レコードを抽出する選択クエリをSQLビューで表示すると、次のような
SQLステートメントが表示されます。
【例】
SELECT 顧客マスタ.顧客番号, 顧客マスタ.氏名
FROM 顧客マスタ
WHERE (((顧客マスタ.顧客番号)=1000));
この手順で、全てのクエリのSQLステートメントを取得する事ができます。
但し、このSQLステートメントをそのままプロパティやVBAで使うとエラーが
発生する場合があります。
例えば、改行されている部分には半角のスペースを入れて1文にしなくては
なりませんし、文字列式の中の文字列はクォーテーションを使って記述し直す
必要があります。
SQLビューで表示されたステートメントには、必要の無い括弧やオブジェクト名も
丁寧に付けられます。
例えば、【例】は次のように記述しても同じです。
SELECT 顧客番号, 氏名 FROM 顧客マスタ WHERE 顧客番号=1000;
テーブルを複数使用しているクエリなどは、注意してください。
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