クエリを開く、もしくはデザインビューで表示すると、[クエリデザイン]
ツールバーにクエリをビュー表示する際の方法を指定するボタンが表示されます。
その中には、[デザインビュー][データシートビュー][SQLビュー]の3種類の
ビュー表示方法があるので、[SQLビュー]をクリックします。
[SQLビュー]には、クエリの元となっているSQLステートメントが表示されるので、
すべてコピーしてプロシージャに貼り付けする事ができます。
例えば、選択クエリ「クエリ1」が、商品管理テーブルの商品番号「1000」の
レコードを抽出して商品番号と商品名を表示するクエリとします。
[SQLビュー]でクエリ1を表示すると、次のようなSQLステートメントになります。
SELECT 商品管理.商品番号, 商品管理.商品名
FROM 商品管理
WHERE (((商品管理.商品番号)=1000));
このSQLステートメントは、次のように省略することもできます。
SELECT 商品番号, 商品名
FROM 商品管理
WHERE 商品番号=1000;
ただし、このままプロシージャに貼り付けると、改行があるのでエラーになります。
改行されている部分にはスペースを入れて、次のようにして利用します。
● サンプル ●
Sub Sample()
Dim db As Database
Dim rs As Recordset
Dim mySQL As String
Set db = CurrentDb
mySQL = "SELECT 商品番号, 商品名 FROM 商品管理 WHERE 商品番号=1000;"
Set rs = db.OpenRecordset(mySQL)
MsgBox rs!商品名
rs.Close
db.Close
End Sub
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