DoCmd.TransferDatabaseを使用する以外にもSELECT INTO句でも同様のこと
が可能です(サンプルコード1)。
SELECT INTO句を使用した場合、DoCmd.TransferDatabase が全フィールドを
変換するのに対してSELECT句に必要なフィールド名を指定することでテーブル
に変換したいフィールドを選択することが可能です
(サンプル2参照)。
● サンプル1 ●
Public Sub FileExport2()
CurrentDb.Execute "SELECT * INTO カタログT IN _
'D:\Northwind.mdb' FROM カタログ"
End Sub
● サンプル2 ●
Public Sub FileExport2()
CurrentDb.Execute "SELECT 区分名,説明 INTO カタログT2 IN _
'D:\Northwind.mdb' FROM カタログ"
End Sub
● 動作確認 ●
テーブルに「カタログT1」および「カタログT2」が作成されていることを
確認してください。また、「カタログT2」についてはフィールドが「区分名」
と「説明」のみになっています。
● 補足説明 ●
(1)ここで使用しているDATABASEオブジェクトのExecuteメソッドは、
アクションクエリーに対してのみ有効であり、またアクションクエリー
ではレコードが返されないため、Executeメソッドを実行してもRecordset
は返されません。
(2)ここで使用しているCurrentDb関数はAccessウィンドウで現在開かれて
いるデータベース(Databaseオブジェクト)のオブジェクト変数を返します。
|