クエリーをテーブルに変換2(DAO)
 DoCmd.TransferDatabaseを使用する以外にもSELECT INTO句でも同様のこと
が可能です(サンプルコード1)。
SELECT INTO句を使用した場合、DoCmd.TransferDatabase が全フィールドを
変換するのに対してSELECT句に必要なフィールド名を指定することでテーブル
に変換したいフィールドを選択することが可能です
(サンプル2参照)。

● サンプル1 ●

Public Sub FileExport2()
    CurrentDb.Execute "SELECT * INTO カタログT IN _
                      'D:\Northwind.mdb' FROM カタログ"
End Sub


● サンプル2 ●

Public Sub FileExport2()
    CurrentDb.Execute "SELECT 区分名,説明 INTO カタログT2 IN _
                      'D:\Northwind.mdb' FROM カタログ" 
End Sub


● 動作確認 ●

テーブルに「カタログT1」および「カタログT2」が作成されていることを
確認してください。また、「カタログT2」についてはフィールドが「区分名」
と「説明」のみになっています。


● 補足説明 ●

(1)ここで使用しているDATABASEオブジェクトのExecuteメソッドは、
  アクションクエリーに対してのみ有効であり、またアクションクエリー
  ではレコードが返されないため、Executeメソッドを実行してもRecordset
  は返されません。

(2)ここで使用しているCurrentDb関数はAccessウィンドウで現在開かれて
  いるデータベース(Databaseオブジェクト)のオブジェクト変数を返します。

Access97/2000



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