長い行にわたるコメント化に「#If 0 Then ...」を使う
 行頭にシングルクォーテーション(')をつけて、実行行を無効にする(コメント化する)
ことがあります。ただ、デバッグ等の際に何度も(')をつけたり外したりする場合、行数
が多いとかなり面倒です。

 そんな場合は、「#If...Then...#Else ディレクティブ」で代用できます。

 サンプルでは #If の後の式を 0(偽) としているので、#End If までの行はコンパイル
されず、実行対象外となります。逆に0以外、例えば #If 1 Then とすれば、コンパイル
され、実行対象となります。0→1、1→0と切り替えて、デバッグすると便利です。


● サンプル ●

#If 0 Then	' ← #If の後を0にすると無効、1にすると有効
    ' 現時点のレコードをテキストファイルに出力(デバッグ用)
    DoCmd.TransferText acExportDelim, , "q_CSV1", "c:\dump1.txt", False
    DoCmd.TransferText acExportDelim, , "q_CSV2", "c:\dump2.txt", False
    DoCmd.TransferText acExportDelim, , "q_CSV3", "c:\dump3.txt", False
    DoCmd.TransferText acExportDelim, , "q_CSV4", "c:\dump4.txt", False
    DoCmd.TransferText acExportDelim, , "q_CSV5", "c:\dump5.txt", False
#End If


Access97/2000



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