ラベルやテキストボックスの立体表示の設定は、"SpecialEffect/立体表示"
プロパティを使います。
　サンプルプロシージャでは、作成したフォームにラベルを配置して、
ラベルの立体表示を「くぼみ」にしています。

● サンプル　●

Sub Sample()
    Dim myForm   As Form
    Dim myLabel  As Control
    
    Set myForm = CreateForm
    myForm.Section(0).Height = 2000
    
    Set myLabel = CreateControl(myForm.Name, acLabel, , "", _
                   "くぼみ", 200, 100)
    
    myLabel.SpecialEffect = acEffectSunken
    
    DoCmd.Restore
    DoCmd.OpenForm myForm.Name
    DoCmd.MoveSize , , 2000, 2000
    
End Sub

　"SpecialEffect/立体表示" プロパティの状態を指定する場合は、
次の定数が使用できます。

acEffectNormal（立体表示しない
acEffectRaised（浮き出し）
acEffectSunken（くぼみ）
acEffectEtched（枠囲み）
acEffectShadow（影付き）
acEffectChisel（下線付き）

　"SpecialEffect/立体表示"プロパティは、"BorderStyle/境界線スタイル"、
"BorderColor/境界線色"、および "BorderWidth/境界線幅"プロパティに影響を
与えます。

　たとえば、"SpecialEffect/立体表示"プロパティに[Raised/浮き出し]が設定
されている場合、"BorderStyle/境界線スタイル"、"BorderColor/境界線色"、
および"BorderWidth/境界線幅"プロパティの設定は無視されます。また、
"BorderStyle/境界線スタイル"、"BorderColor/境界線色"、および
"BorderWidth/境界線幅"プロパティを変更または設定すると、"SpecialEffect/
立体表示"プロパティの設定値が[しない]に変更されることもあります。

　テキストボックスの"SpecialEffect/立体表示"プロパティに[影付き]を設定すると、
テキスト表示領域の垂直のサイズが小さくなります。テキストボックスの"Height/高さ"
プロパティを調整して、テキスト表示領域のサイズを大きくすることができます。