コントロールの色を変更するテクニックは、入力ミスを防ぐ方法の
ひとつとして有効です。
ここでは、QBColor関数を使って、テキストボックスの背景色を
変更します。
サンプルでは、フォームに下記のコントロールが配置されています。
テキストボックス:テキスト0
コマンドボタン:コマンド1
テキストボックス「テキスト0」に"A"を入力してから、コマンドボタン
「コマンド1」をクリックすると、テキストボックスの背景色は青になり、
"A"以外を入力してコマンドボタンをクリックすると背景色は緑に
なります。
● サンプル ●
コマンドボタン「コマンド1」のクリック時のイベントプロシージャ
に次のように記述します。
Private Sub コマンド1_Click()
If テキスト0 = "A" Then
テキスト0.BackColor = QBColor(1)
Else
テキスト0.BackColor = QBColor(2)
End If
End Sub
● 詳細 ●
QBColor関数は、指定した色番号に対応するRGBコードを表す
長整数型(Long)の値を返す関数です。
構文は、
QBColor(color)
で、引数colorには、0〜15の範囲の整数を指定します。
設定値は次のとおりです。
番号 色
------------------------------
0 黒
1 青
2 緑
3 シアン
4 赤
5 マゼンタ
6 黄
7 白
8 灰色
9 明るい青
10 明るい緑
11 明るいシアン
12 明るい赤
13 明るいマゼンタ
14 明るい黄
15 明るい白
|