データを入力する際に、例えばテキスト型のデータの場合、
「時田」を「 時田」「時田 」「 時田 」と、スペースが付いたデータが
入力されてしまうことが考えられます。
このスペースを削除するには、LTrim関数・RTrim関数・Trim関数が利用できます。
指定した文字列から先頭(左端)のスペースを削除するにはLTrim関数、
末尾(右端)のスペースを削除するにはRTrim関数、先頭と末尾の両方のスペースを
削除するにはTrim関数を使用します。
サンプルプロシージャは、「住所録テーブル」の「氏名」フィールドのデータの
先頭と末尾のスペースをTrim関数を使って削除しています。
● サンプル ●
Sub Sample()
Dim rs As Recordset
Set rs = CurrentDb.OpenRecordset("住所録テーブル")
rs.MoveFirst
Do Until rs.EOF
rs.Edit
rs("氏名") = Trim(rs("氏名"))
rs.Update
rs.MoveNext
Loop
DoCmd.OpenTable "動物テーブル"
MsgBox "文字列から先頭と末尾の両方のスペースを削除しました"
End Sub
● 補足説明 ●
DAOを使用していますので、[ツール(T)]メニューの[参照設定(R)]をクリック
すると表示される[参照設定]ダイアログボックスで、「Microsoft DAO 3.6
Object Library」をチェックしてください。
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