レコードソースにテーブルを設定している場合に、まったく同じフォーマットの
テーブルを複数管理することができます。
例えば、京都名所データと大阪名所データというフォーマットがまったく同じ
テーブルがあるとします。フォーマットが同じなので、管理するためのフォームも
まったく同じ内容なので、フォームをいくつも定義したくない、といった場合に、
レコードソースを設定し直す事で、1つのフォームで2つのテーブルを管理することが
できます。
フォームには、テーブルを切り替えるためのコマンドボタンを配置して、
クリック時のイベントにレコードソースを設定し直す処理を用意します。
● サンプル ●
Private Sub コマンド0_Click()
If Me.RecordSource = "京都名所データ" Then
Me.RecordSource = "大阪名所データ"
Else
Me.RecordSource = "京都名所データ"
End If
End Sub
コマンドボタンがクリックされると、RecordSourceプロパティの値を確認して、
テーブル名を設定し直しています。
コマンドボタンを複数用意して、RecordSourceプロパティに別々のテーブル名を
設定するようにすれば、複数のテーブルの管理も可能になります。
クエリも、フォーマットが同じであれば、同様に複数の管理ができます。
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