入力するテキストボックスによってサブフォームを変更する(SourceObjectプロパティ)
 フォームにいくつかのテキストボックスが配置されている場合、
入力するテキストボックスによってサブフォームを変更する方法として、
SourceObjectプロパティを変更するサンプルを紹介します。

 SourceObjectプロパティは、フォームまたはレポートのサブフォームまたは
サブレポートのソースである、フォームまたはレポートを示します。

 各テキストボックスのGotFocusイベントに、次のステートメントを記述します。
GotFocusイベントは、フォーカスを受け取ったときに発生します。

● サンプル1 ●

    Me!サブフォーム名.SourceObject = フォームまたはレポート名

 たとえば、フォームに「テキスト1」と「テキスト2」というテキストボックスと
「埋め込み1」というサブフォームが配置されていたとします。
 次のイベントプロシージャでは、テキスト1がフォーカスを受け取ったら、
テーブル「住所録」を表示するように記述されています。

● サンプル2 ●

Private Sub テキスト1_GotFocus()
    Me!埋め込み1.SourceObject = "テーブル.住所録"
End Sub

 次のイベントプロシージャでは、テキスト2がフォーカスを受け取ったら、
テーブル「郵便番号簿」を表示するように記述されています。

● サンプル3 ●

Private Sub テキスト2_GotFocus()
    Me!埋め込み1.SourceObject = "テーブル.郵便番号簿"
End Sub

Access2000



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