レポートの項目の書式を、データの内容によって変え、より見やすくする
時などには、詳細のイベント「フォーマット時」のイベントプロシージャで
書式の設定をおこないます。
例えば、フォントサイズを変える、太字にするなど、強調するための手段は
いろいろありますが、サンプルプロシージャでは、境界線色と前景色をデータの
内容によって変えています。
サンプルに使うレポートは、テキストボックス「連続番号」の値が偶数の場合、
テキストボックス「動物名」の前景色を赤色に、奇数の場合は境界線色を黄色に
設定しています。
● サンプル ●
Private Sub 詳細_Format(Cancel As Integer, FormatCount As Integer)
If Me!連続番号 Mod 2 = 0 Then
'偶数
Me!動物名.ForeColor = RGB(255, 0, 0)
Me!動物名.BorderColor = RGB(0, 0, 0)
Else
'奇数
Me!動物名.ForeColor = RGB(0, 0, 0)
Me!動物名.BorderColor = RGB(255, 255, 0)
End If
End Sub
● 詳細 ●
(1)サンプルでは、RGB関数を使用し、テキストボックス「連続番号」の値に応じて、
"BorderColor/境界線色"、"ForeColor/前景色" プロパティを設定します。
QBColor関数を使ってこれらのプロパティを設定することもできます。
(2)Mod関数は、除算を行ったときの余りを取得する事ができます。
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