テキストボックスにフォーカスがある時に、矢印キーの上下を押下すること
でテキストボックスの値を増減させます。
● 準備 ●
フォーム:【フォーム1】
(1) フォームイベントの「キーボードイベントを取得」プロパティを「はい」
に設定する
(2) フォーム上にテキストボックス[テキスト1]を配置し、規定値プロパティに
「=0」を設定し、書式を「数値」にする
(3) フォーム上にテキストボックス[テキスト2]を配置し、規定値プロパティに
「=Date()」を設定し、書式を「日付(S)」にする
● サンプル ●
2つのテキストボックスのKeyDown/キークリック時イベントに、以下のプロシー
ジャを記述する。
Private Sub テキスト1_KeyDown(KeyCode As Integer, Shift As Integer)
'キーコードによる条件分岐
Select Case KeyCode
Case vbKeyDown
Me.テキスト1 = Me.テキスト1 - 1
KeyCode = 0
Case vbKeyUp
Me.テキスト1 = Me.テキスト1 + 1
KeyCode = 0
End Select
End Sub
Private Sub テキスト2_KeyDown(KeyCode As Integer, Shift As Integer)
'キーコードによる条件分岐
Select Case KeyCode
Case vbKeyDown
Me.テキスト2 = DateAdd("d", -1, Me.テキスト2)
Case vbKeyUp
Me.テキスト2 = DateAdd("d", 1, Me.テキスト2)
End Select
End Sub
● 動作確認 ●
フォームを開き、各テキストボックスにフォーカスがある状態で矢印キーの
上下を押下すると、[テキスト1]では数値、[テキスト2]では日付が増減します。
サンプルでは非連結のフォームを使用しましたが、連結フォームでも問題な
く使用することが出来ます。
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