Replace関数を使うと、指定された文字列の一部を、別の文字列で指定された
回数分で置換した文字列を取得する事ができます。
サンプルプロシージャでは、
Microsoft-Office-Users-Group
を
Microsoft*Office*Users*Group
に置換しています(“-”→“*”)。
● サンプル ●
Sub Sample1()
MsgBox Replace("Microsoft-Office-Users-Group", "-", "*")
End Sub
● 詳細 ●
Replace関数の構文は次のとおりです。
<構文>
Replace(expression, find, replace[, start[, count[, compare]]])
expression:置換する文字列を含む文字列式 を指定します。
find :検索する文字列を指定します。
replace :置換する文字列を指定します。
start :省略可能です。引数expression内の内部文字列の検索開始位置を指定します。
この引数を省略すると、1 が使用されます。
count :省略可能です。置換する文字列数を指定します。
この引数を省略すると、既定値の -1 が使用され、すべての候補が置換され
ます。
compare :省略可能です。文字列式を評価するときに使用する文字列比較のモードを
表す数値を指定します。設定する値については、次の「設定値」を参照して
ください。
引数compareの設定値は次のとおりです。
定数 値 説明
vbUseCompareOption -1 Option Compareステートメントの設定を
使用して比較を行います。
vbBinaryCompare 0 バイナリモードで比較を行います。
vbTextCompare 1 テキストモードで比較を行います。
vbDatabaseCompare 2 Microsoft Access の場合のみ有効。
データベースに格納されている設定に基
づいて比較を行います。
● サンプル2 ●
次のサンプルプロシージャでは、
ひつじが1匹ひつじが2匹ひつじが3匹ひつじが4匹
を
おおかみが1匹おおかみが2匹ひつじが3匹ひつじが4匹
に置換しています。
Sub Sample2()
MsgBox Replace("ひつじが1匹ひつじが2匹ひつじが3匹ひつじが4匹", _
"ひつじ", "おおかみ", , 2, vbTextCompare)
End Sub
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