ファイルサイズが大きなブックを使用しているとXMSメモリが不足し「メモリ不足」
のメッセージが表示されるケースがあります。
このようなときは、ファイルサイズを最小限におさえることによりコンピュータの
メモリを効率よく使用することができます。
●数式●
数式は数値よりメモリを消費します。再計算する必要がない場合には、計算結果の
値のみを残して数式の情報を削除してください。
●表●
データを入力するときは必要最小限の長方形のセル範囲に入力するようにします。
表の形は、横(列)方向へ長いものより、下(行)方向へ長いものの方がメモリの消費が
少なく済みます。
●書式設定●
書式はできるだけ必要なセル範囲にのみ設定してください。
たとえば、30行までしかデータが入力されていないにも関わらず300行まで書式が設定
されているとその分不必要なメモリを使います。
●行列の間隔の調整●
作成した表の範囲内に不必要な空白行や空白列が存在しているとその分メモリが消費
されます。行や列の間隔を空けたい場合にはできるだけ空白行/列を使用せず、列幅や
行の高さを調節して体裁を整えると消費が少なく済みます。
●名前を使う●
[挿入]-[名前]-[定義]コマンドで、数式の入力されているセルに名前を定義すれば、
同じ数式を使う際に定義した名前を利用することができます。
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