「Worksheets.Add」で新規にシートを追加すると、アクティブシートの直前に
新しいワークシートが追加されます。
これを右端に追加するようにするには、次のサンプルマクロのように
既存のシート数をカウントして、追加する位置を指定します。
Sub Sample()
Dim i As Integer
i = Worksheets.Count 'シートの数を数えています
Worksheets.Add after:=Worksheets(i)
End Sub
Addメソッド(Worksheetsコレクション)の構文は次のとおりです。
<構文> expression.Add(Before, After, Count, Type)
expression:必ず指定します。対象となるWorksheetsコレクションを表す
オブジェクト式を指定します。
Before :省略可能です。オブジェクトで指定したシートの直前に新しい
ワークシートが追加されます。
After :省略可能です。オブジェクトで指定したシートの直後に新しい
ワークシートが追加されます。
Count :省略可能です。追加するシートの数を指定します。既定値は1です。
Type :省略可能です。ワークシートの種類を指定します。
使用できる定数は、XlSheetTypeクラスのxlWorksheet、
xlExcel4MacroSheet、xlExcel4IntlMacroSheetのいずれかです。
既定値はxlWorksheetです。
引数Beforeと引数Afterをともに省略すると、アクティブシートの直前に
新しいワークシートが追加されます。
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