Excelでは、特定の操作を実行した時に、さまざまな確認あるいは警告のメッセージ
が表示されます。
　シートを削除する際も、「選択したシートを削除します。一度削除すると元に戻す
ことはできません。」といった注意メッセージが表示されます。
　サンプルマクロでは、シートを削除する際にこのメッセージが表示されないように
しています。

●準備●

　標準モジュールに次のマクロを作成してください。

●サンプル●

Sub Sample()

    Application.DisplayAlerts = False
        
    MsgBox "シート「Dummy」を追加します"
    
    Worksheets.Add.Name = "Dummy"
    
    MsgBox "追加したシート「Dummy」を削除します"
    
    Worksheets("Dummy").Delete
    
    Application.DisplayAlerts = True
    
End Sub

●補足説明●

　DisplayAlertsプロパティにFalseを代入すると、確認あるいは警告のメッセージが
非表示になります。
　確認あるいは警告のメッセージを非表示にする場合は、十分に処理への影響を調査
して、慎重に行ってください。