指定したシートを選択します。選択できるのは、アクティブブックの非表示になっ
ていないシートだけです。アクティブでないブックのシートを選択したい場合は、そ
のブックを先にアクティブにしてください。
シートの選択では、現在選択中のシートに追加して別のシートを選択し、複数シー
トで作業グループを作成することができます。
構文 Object.Select(Replace)
設定項目 内容
Object Worksheet, Chart,Worksheetsコレクション,Sheetsコレクション,
Chartsコレクションオブジェクト
Replace 現在選択しているシートに追加して選択(False)、
指定したシートだけを選択(True:規定値)[省略可能]
次のサンプルを見てください。
●サンプル1●
Sub SelectSamp1()
Sheets("Macro1").Select '---シート"Macro1"だけを選択
Sheets(5).Select False '---5番目のシートを追加して選択
Sheets(6).Select False '---6番目のシートを追加して選択
End Sub
複数のシートを選択する処理は、次のように書く方が一般的です。
●サンプル2●
Sub SelectSamp2()
Sheets(Array("Macro1", 5, 6)).Select '---複数のシートを選択
End Sub
●ポイント●
Array関数で複数シートの配列を作成して一度に参照する方法は、複数シート
を一括処理したい場合に必須となりますので、よく覚えておいてください。
Array関数の引数には、シート名と順番の両方が指定できます。
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