シートをコピーする(Copyメソッド)

 対象シートのコピーを作成します。引数Before、Afterの指定により、次のいずれか
のパターンでシートのコピーが作成できます。

(1)同ワークブック内の任意の場所にコピー
(2)別ワークブック内の任意の場所にコピー
(3)指定したシートだけで構成される新規ワークブック


  構文  Object.Copy(Before, After)


  設定項目         内容
  Object           Worksheet, Chart,Worksheetsコレクションオブジェクト,
                   Sheetsコレクションオブジェクト,Chartsコレクションオブジェクト
  Before           指定したシートの前にコピーしたシートを挿入  [省略可能]
  After            指定したシートの後にコピーしたシートを挿入  [省略可能]


 次のサンプルで、それぞれ指定の方法を覚えてください。


●サンプル●

Sub CopySamp1()

    Dim mySheet As Worksheet

    Set mySheet = ActiveWorkbook.Worksheets("商品別売上")
    mySheet.Copy after:=Worksheets("商品別売上")                   '---(1)
    MsgBox "@ 同ブックにシートをコピーしました"
    mySheet.Copy Before:=Workbooks("シート操作.xls").Worksheets(1) '---(2)
    MsgBox "A 別ブックにシートをコピーしました"
    mySheet.Copy                                                   '---(3)
    MsgBox "B 新規ブックにシートをコピーしました"

End Sub


 (1)では引数Afterにコピー元のシートを指定し、コピー元のシートの後にコピーした
シートを挿入しています。(2)では引数Beforeに別ブックのシートを指定し、そのシート
の前にコピーしたシートを挿入しています。なお、BeforeとAfterを同時に指定すること
はできません。(3)では両方の引数を省略し、新規ブックにシートをコピーしています。

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