\演算子は、除算を行ったときの整数部分を取得する演算子です。
　サンプルマクロは、この\演算子を使って表に5行置きに罫線を
引きます。

●準備●

　新規ブックを用意して、標準モジュールに次のマクロを作成してください。

●サンプル●

Sub Sample()

    Dim myRange As Range
    Dim i       As Integer
    
    Worksheets(1).Activate
    For i = 1 To 12                                    '←(1)
        Range("A" & i).Value = i
    Next
    
    Set myRange = Range("A1").CurrentRegion            '←(2)
    
    With myRange
        For i = 1 To (.Rows.Count - 1) \ 5             '←(3)
            With .Rows(i * 5).Borders(xlEdgeBottom)
                 .LineStyle = xlContinuous
                 .Weight = xlThick
                 .Color = RGB(0, 0, 255)
            End With
        Next i
    End With

End Sub

(1)セルA1〜A12に、データを入力しています。

(2)CurrentRegionプロパティは、空白行と空白列で囲まれたセル範囲
  （アクティブセル領域 (Range オブジェクト)）を返します。
  
(3)CurrentRegionプロパティで取得したセル範囲の行数から1を引いた数
  （12-1=11）を5で除算した整数部を\演算子を使って取得して、取得した
  回数罫線を引く処理を行います。
  
　罫線は、セルの下側（xlEdgeBottom）に、青（RGB(0, 0, 255)）の
連続線（xlContinuous）を太く（xlThick）引きます。