VBAでは、ほとんどのワークシート関数を使用することができます。
ワークシート関数を使用するときは、関数の前に、
「Application.WorksheetFunction.」を付けます。
もちろん自分で同じ処理を作成してもいいのですが、たいていの場合は、
あらかじめExcelに用意されていた関数をVBあ内で使用したほうが、高速に
処理を行うことができます。
次のサンプルは、名前が「検査セル」と付けられたセル範囲の最小値を、
Minワークシート関数を使用して取得しています。
Sub Sample()
Dim myRange As Range
Dim muAns As Variant
Set myRange = Worksheets("Sheet1").Range("検査セル")
muAns = Application.WorksheetFunction.Min(myRange)
MsgBox muAns
End Sub
ワークシート関数をVBA内で使用するときは、セル範囲の指定方法が
= Min ("A1:A5")
ではなくて、
= Min (Range("A1:A5"))
のように変更する必要があります。
セルの参照をするワークシート関数を使用する場合にはこの点を
注意して使用しましょう。
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