引数Stringで指定した文字列の長さを返します。Len関数は文字数を、LenB
関数はバイト数を返します。
構文 Len(String)
LenB(String)
設定項目 内容
String 長さを取得したい文字列式を指定 [省略不可]
次のサンプルは、ユーザーにある一定の文字数以上の文字列を入力させる際
の記述の一例です。
●サンプル●
Sub LenSamp1()
Dim myStr As String
'---行ラベル InputmyStr
InputmyStr:
myStr = InputBox("6文字以上の文字列を入力してください")
'---キャンセル時
If myStr = "" Then
Exit Sub
'---6文字より少ない場合
ElseIf Len(myStr) < 6 Then
MsgBox "6文字以上を入力してください", vbExclamation
'---行ラベル InputmyStrへ
GoTo InputmyStr
End If
Range("A1").Value = "入力された文字列は「" & myStr & "」です"
End Sub
Len関数で入力された文字列の文字数が6文字以下の場合には、GoTo
ステートメントを利用して、文字列を再入力させています。
●ポイント●
Len関数をMid関数などと組み合わせて使用する場合、文字数単位の関数とバイト
数単位の関数を同時に使用することは、あまりおすすめできません。どちらか一方
に統一した方がコードが読みやすくなり、記述のミスも少なくなります。
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