●データベースにアクセスするための準備その2です。
1.エクセルのVBEから参照設定:VBEの"ツール"-"参照設定"から
"Microsoft ActiveX Data Objects 2.1 Library"をチェックしてOK。
2.標準モジュールの宣言セクションに次のようにタイプしてください。
Dim MyCon as ADODB.Connection
Dim MyRs as ADODB.Recordset
コネクションというのは"接続"、レコードセットというのは、エクセルの表
にオートフィルターを設定したようなものです。つまり、データの抽出なん
かができるということです。
3.Connectionは"接続"ということでしたが、その"接続"を確立します。
その前に、宣言セクションにMDBファイルのパスを定数として入れておきます。
Const MyPath = "C:\My Documents\データベース.mdb"
(プロシージャの作成 - MDBへの接続に必要な骨格部分)
Sub AccessDatabase()
'オブジェクト参照
Set MyCon = New ADODB.Connection
'MDBへの接続情報を指定
MyCon.ConnectionString = "Provider=Microsoft.Jet.OLEDB.4.0;" _
& "Data Source=" & MyPath
MyCon.Open '接続を開く <=
'ここでいろいろ処理をする(データの抽出など)
MyCon.Close '接続を終了する <=
Set MyCon = Nothing
End Sub
以上が、データベースに接続する際の骨格となります。
なお、ヘルプの参照はエクセルからも可能です。VBEのヘルプから
Microsoft ActiveX Data Objects(ADO)を参照してください。
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